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6.112020
Pixologic社から無償のデジタル彫刻入門ソフト ZBrushCoreMini 登場
Pixologic社は、ZBrushファミリの新しいメンバーである「ZBrushCoreMini」を発表致しました。
ZBrushCoreMiniは、世界中のデジタルアーティストが使用していて、アカデミー賞を受賞した「ZBrush」をシンプルにしたバージョンです。 ZBrushCoreMiniは、全年代のアーティスト向けに設計されており、迷いがないシンプルなインターフェースで、誰でもすぐにデジタル彫刻を始めることができます。
ZBrushCoreMiniは年齢や経験に関係なく誰でも簡単に学習できるように設計された、入門用デジタル彫刻アプリケーションです。それはまさに、ZBrushでの彫刻そのものです。そして誰でも無料で使用できます!
ZBrushCoreMini には以下の機能が含まれています:
- スカルプトリス・プロ機能 = ポリゴンの密度やトポロジを気にせずにスカルプトすることができます。
- 8つの基本ブラシ = Standard[スタンダード], ClayBuildup[クレイ], Inflate[膨張], Pinch[つまむ], Move[ひっぱる], SnakeHook[引き出す], Slash3[ひっかく], hPolish [磨く]、スムージング(Shiftキーに固定)
- 対象モデリング(シンメトリー)
- 2つの基本メッシュ = 球体と四角いブロック(岩模様)
- 8つのマテリアル = MatCap Gray, MatCap Red Wax, BasicMaterial, ToyPlastic, SkinShade4, Gold, FlatColor, SilverFoil
iMage3D [画像に3Dデータ埋め込み機能]
ZBrushCoreMiniでは、画像に3Dデータ埋め込む事ができるiMage3D形式(GIF/PNG)の出力をサポートしています。作品をiMage3D形式の.GIFまたは.PNGとして保存すると、出力したGIFやPIGをこれまで通りWebサイトやソーシャルメディアで画像として共有できます。しかし、ZBrushCoreMiniでこのGIF/PNGファイルをダウンロードして開くと、3Dモデルが画像データから抽出され復元されます。3Dモデルをあらゆる角度から表示したり、さらにスカルプティングしたりできます!
もちろん、3Dデータを含まない通常のイメージも出力する事もできます。
ビューワーモード
ZBrushCoreMiniは.ZPRファイルの入出力をサポートしており、ZBrushCoreMiniで作成された.ZPRファイルは、上位ZBrushCoreまたはZBrushで開くことができます。さらに加えて有償の「ZBrushCore」で作成された.ZPRファイルを ZBrushCoreMiniで開くことができます! ただしこの場合、モデルを回転させたり、さまざまなマテリアルを試したり、画像をエクスポートしたりできる特別なビューアモードで開かれます。ZBrushCoreからの.ZPRモデルをZBrushCoreMiniで彫刻することはできません。
3Dプリントにも対応
ZBrushCoreMiniには、モデルを自動的に最適化して.OBJファイルとしてエクスポートする「3Dプリント」ボタンが用意されており、3Dプリンターのスライスソフトウェアに読み込んで簡単に3Dプリントする事ができます。
ZBrushCoreMiniの詳細についてはこちらをご覧ください。無料で登録して、今すぐ彫刻を始めましょう!