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ZBrush 4 アナウンス]されました。
ZBrush 4.0 for Windows および Mac 版リリース開始!
特別な日がついに来ました!
ZBrushは、10年前にアーティストによるアーティストの為のツールとして始めてリリースされました。
Pixologic社のビジョンは、常に革新的な技術を開発・提供する事によってデジタルアートの境界線を押し広げる事にあります。
Pixologicでは丁度10周年となる今日、新しいブレイクスルーとなる「ZBrush 4.0 for Windows および Mac版」を提供開始した事を非常にワクワクしています。
新バージョン「ZBrush 4.0」 では、多くのユーザーのニーズおよびワークフローに応える事を目指した、刺激的な新機能が数多く実装されています。ZBrush 4.の新機能はこちらのページから参照いただけます。
http://www.pixologic.com/zbrush/features/zbrush4/overview/ [英語案内](日本語版準備中)
この新しい刺激的なバージョンが、ユーザーのクリエイティビティを拡張しアートワークの大きな躍進に繋がる事を期待しています。
PixologicはZBrush 4で作られた作品を楽しみにしています。ぜひ ZBrushCentral.com で作品を共有してください。
ZBrush 4 の開発に関わった全ての方に感謝します。
The Pixologic Team
ZBrush 4ベータテスターフォーラムも公開されています。ベータテスターの作品、Tips、ムービーが公開されていますので必見です。
また、質問を書き込む事もできます。
ZBrush 4 主な新機能
ZBrush 4 の主な新機能をリストします。
ZProjects (ZBrush プロジェクト・ファイル)
- 読み込んでいる全てのTool、ドキュメントサイズ、ライティング、マテリアル、タイムライン、レンダリング設定等を1クリックで保存し、再度同じ状態に復帰可能
- ZBrush 4には様々なサンプルプロジェクト・ファイルが収録。プリセットとしても利用できます。
ベスト・プレビューレンダー (BPR)
- 高度なアンチエイリアシング機能と共に、影 (Shadows), アンビエントオクルージョン(Ambient Occlusion), ファイバー(Fibers), サブサーフェススキャッタリング(SSS)、透過のレンダリングが可能
- マルチパスレンダリング機能: シャドウ, カラー, アンビエントオクルージョン, Alphaマスク, Z深度 を別パスとして出力可能
- 静止画とアニメーションのレンダリング機能
プロジェクトのプレゼンテーション
- タイムライン(Timeline)を使ってシンプルなアニメーションやターンテーブルムービーを作成する事ができます。
- キーフレームの管理: コピー、移動、等
- オーディオ・ファイルを読み込んでアニメーションと共に再生可能。タイムラインに色つきでビートマーカーを付ける事ができ、アニメーションと音の同期を助けてくれます。
- フェードイン・アウトおよびカット割りのキーを打つ事ができ、自然なトランシジョンが表現可能です。
- キーフレームのイーズイン・アウト
- MDDアニメーションフォーマットの読み・書きをサポート。ZBrushからアニメーションをMDDで書き出したり、読み込んだりできます。(※MDDは頂点アニメーションを記録した汎用フォーマットです)
- 3D Layer、Tool、ZSphere、背景などもアニメーションに対応
コンセプトの制作
- 自由な形状を作成する新しい"Shadow Box"機能
- ポリゴンの延びを起こさずに引っぱる事ができる"Move Elastic"ブラシ
- 再プロジェクション(Reproject)は、さらに良い結果を生成できるように改善されました。
- マネキン(Mannequin)オブジェクトを使って、シーンを素早くセットアップできます。
- 正確なサイズとプロポーション調整を助ける"TransPose units"機能
ハードスカルプト(人工的な曲面のモデリング)
- モデルを素早くスライスするクリップブラシ
- ブラシサイズに基づいて押し出し(By Radius)や、クリップに基づいてポリグループを作成する(Polygroups)などのクリップブラシ用モードオプション
- "Shadow Box"はradial symmetryと組み合わせて素早くベースの形状を作成できます。
- 新しいストローク・タイプの追加: Circle, Square, Curves
新しいブラシ
- 他の3Dモデル表面に完全一致するようにメッシュを変形する"MatchMaker"ブラシ
- ストロークに合わせてAlphaが回転(スピン)する"Deco"ブラシ - 模様の作成にぴったりです。
- 盛り付け、削りのラフなスカルプトを再現する"Clay Buildup"ブラシ
- トポロジーの"延び"や、構造的に分離した場所なのに一緒に引っぱられるのをあまり気にせず、引き延ばしたり変形させる"Move Elastic", "Move Topo", "Move Parts"ブラシ
新しいストローク
- 回転距離を設定できるように改善されたロールモード
- 新しいラッソ/範囲選択モード。円を使った選択や、カーブを使ったマスキングや選択が可能です。
- 範囲、ラッソ、円ストロークはシンメトリーモードでも機能します。これを使って複雑なマスキングやスライスが実行できます。
パイプラインおよび生産性
- GoZ の提供。Autodesk Maya (2008, 2009, 2010, 2011), Autodesk 3DSMax (2009, 2010, 2011), Luxology modo 401 (Sp2 to sp5), Cinema 4D R11 and R11.5 をサポートしています。
- GoZ SDKの公開。Pixologicが直接サポートしていない3DパッケージでもGoZでデータのやり取りが可能になります。(SDKの入手はPixologicに連絡する必要があります)
- パーツ(SubTool)を簡単に分解表示する "Xpose" 機能。驚く程簡単にパーツ分解アニメーションを作成できます。
- SubToolの複製、挿入、結合、ABC順リスト表示など大量のSubToolをより効率よく管理できます。
- 選択しているSubToolだけ表示して編集できる Solo モード
3D ペイントおよびマテリアル
- ポリペイントのレイヤー化は、3Dペイントにより一層の自由度を与えてくれます。
- SpotLightを使ってテクスチャーをオンザフライで加工し、プロジェクションペイントする事ができます。
- ポリペイントで、アンチエイリアスされた透過度を実現する"Gradient transparency"
- 新しいシェーダーの追加: "Fast Overlay" と "Fresnel Overlay" は、マテリアルにより素晴らしい外観を加えるのに重宝します。
- 新しく フレネルとSSS設定が追加されリアルな質感表現が可能です。
- より良い皮膚のスペキュラー感を出せる用に、デフォルトシェーダーにBlinnタイプのスペキュラーコントロールを追加
- マテリアルのブレンドモードに、Add, Subtract, difference, darken, 等多数のブレンドモードを追加
その他
- "Topology auto masking"を使うと、狭い場所の変形で接続していない部分を除外する事ができます。指や唇の変形にとても便利。
- ポリゴンを引き延ばさすに、モデルを変形させる弾性(Elasticity)をブラシに設定する事ができます。
- 方向の設定:スカルプト中にAlphaを回線する事ができます。
- モデリングやテクスチャー作成に便利に使える、Alphaのタイル設定
- 歪みの無い非正方形Alphaをサポートしました。
- SubToolのContact(接点)機能:ユーザーが定義した接触点を維持しながらSubToolsを変形する事ができます。
(変形しないオブジェクト向け。例えば腕を曲げた時に自動的に時計を元の手首の位置に移動させる事ができます)
- リラックス変形:できるだけ形状を変化させずにトポロジーをリラックスさせる事ができます。
- バルーン変形:空気を入れたようにオブジェクトを膨らませる事ができます。
- Deformationスライダーを動かしている間、リアルタイムにフィードバックを返すようになりました。
- 全てのコンテンツを管理する新しいファイルメニュー
プラグイン
- Decimation Masterの本体が64bitに対応しました。(Decimation Masterの本体はZBrushとはセパレートなプログラムです。ZBrush自体は32bit)
- 3D Print Exporterで出力する場合、オリジナルサイズで出力する事ができます。
- UVMasterで、SubToolを一度にアンラップする事ができます
- 新しい"Multi-map exporter"プラグインを使えば、全てのSubToolの法線、ディスプレイスメント、AO等を一度に出力する事ができます。
- SubTool MasterおよびTransPose Masterにも新機能が追加されています。
ZBrush 4 用プラグイン
ZBrush 4 のリリースに合わせてPixologic製プラグインも更新されました。
Pixologicのダウンロードセンターからダウンロードいただけます。(なお、一部プラグインは、ZBrush4 本体機能に集約された関係でZBrush4では提供されていません。)
新プラグイン!!! 「Multi-Map Exporter」は全てのSubToolのテクスチャー、ディスプレイスメント、法線マップを一括で出力する事を可能にする新しいユーティリティプラグインです。このプラグインでは、さらに複数のUV領域をサポートしています。
アップグレードに関するご案内
ZBrush 4 は全てのPCおよびMacユーザー様に無償のアップグレードです。ZBrushの登録ユーザーは無料でZBrush 4を受け取る事ができます。
ZBrush 4.0のアップグレード案内は、
Windows版ZBrush 3.5、Mac版ZBrush 3.12のシリアル取得時の情報を元に発送されます。>
なお、
PixologicからZBrush 4のアップグレード案内は2010年8月15日に全て発送完了しています。
従いまして、まだ無償アップグレードの案内が届いていない場合は、以下をご確認ください。
Pixologicからの電子メールは全て英語のHTMLメールです。以下の内容で届きます。
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差し出し人のアドレス(From): "Pixologic" <support@pixologic.com>
題名(Subject): ZBrush 4.0 Upgrade Info
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届かない場合、まずスパムフィルタやアンチウィイルスソフトで処理されていないかを確認してください。
まだPixologicからZBrush4の案内メールが届かない場合は、Pixologicサポートサイトで再送のリクエストチケットを送付する必要があります。
詳しい手順は、弊社ZBrush専用サポートサイト(要ログイン)内でご案内致しています。。
ZBrush専用サポートサイトのアドレスが解らない場合は、弊社サポート(support@oakcorp.net)まで、必ずZBrush購入時のユーザー情報を記載してご連絡ください。