2008年12月24日
ZBrush 3.12 追加ドキュメント
ZBrush 3.1 日本語マニュアル
Mac OSX用 ZBrush 3.12 の追加ドキュメントを掲載しました。サポートページよりダウンロードいただけます。

アクションヒーローコンテスト

挑戦!オフィシャルコンテスト
Pixologicは、2回目となるインターナショナルコンテストを開始しました。テーマは「オリジナルのアクションヒーローもしくは悪役」です。オフィシャルページはこちら

勝者は次の3つの条件に基づいて、コミュニティーによって判断されるでしょう:
・コンテストのテーマに合っているか
・作品の品質
・モデリング、テクスチャー、ペイント、レンダリング におけるZBrushのスキル
このコンテストは、全世界の全ZBrush 2 or 3 オフィシャルユーザーが参加する事ができます。


コンテスト賞品
(後日掲載)詳細はこちら

コンテストの進行方法に関して
ZBCは、他のユーザーと意見を交換できる場所なので、多くの場合WIP(Work in Progress:作業中の作品)を公開しながらのチャレンジとなるでしょう。

典型的な進行としては、参加者はまずAction Hero Contestフォーラムにスレッドを立てます。オリジナルのコンセプト画を掲載し、そしてその作品が完成するまで作業中の作品をアップロードしてください。途中、ZBCコミュニティーに参加する多くのメンバーが建設的なフィードバックを返してくれます。
  1. コンテストで使用されるソフトウェアは、全て正規にライセンスを受けたコピーである事を約束してください。(2009年1月30日より前にライセンスを購入する事が前提であれば体験版でもエントリーできます)
  2. スレッドのタイトルは次の形式にしてください:"Action Hero ? ヒーロ(悪役)の名前"
  3. スレッド最初のポストは、応募者の本名(ZBrush登録名)、ヒーローのバックストーリー、コンセプト・スケッチとそのイメージに関する情報を必ず記述してください。
  4. 参加希望者は2009年1月9日までにスレッドを作成して初期ポストを完了する必要があります。
  5. 定期的に作業中のイメージをアップロードしてください。WIPは未完成のものを公開する場所です、恐れずどんどん製作過程のイメージをアップロードしてください。例えば、色無しレンダリング、小道具、キャラクターのターンテーブルムービーなど。
  6. 他のチャレンジャーのスレッドにコメントしたり、自分のスレッドのコメントに答えたりして積極的にZBCコミュニティーに参加する事を推奨します。
  7. 静止画の他にターンテーブルとトランスポーズによるムービーを作成する必要があります。この作り方に関しては締め切り2週間前の1月末頃ZBCにて案内されます。
  8. 2月13日の終了前までに、完成した作品を指定の方法でPixologicまで提出してください。遅れは一切認められません。完成画像の提出方法はコンテスト終了1週間前にアナウンスされます。
  9. WIP(作業中の作品)イメージを公開せず、ZBCコミュニティーに参加しない場合(例えばスレッド最初に完成作品を掲載して後はノーコメントなど)審査に影響を与える場合があります。(最悪の場合審査対象外になります)
  10. 締め切り後、審査の対象となる作品はまとめスレッドで披露され投票モードに移ります。ZBCの1メンバーあたり1つの作品に投票する事ができます。受賞者はこの投票によって決定されます。
  11. コンテストの受賞者は、PixologicのWEBサイトに掲載する製作工程(メイキング)と高解像度イメージを提供いただく必要があります。
コンテストのオフィシャルルール
  1. 1人のアーティストは1つのスレッドのみ立てる事ができます。内容を変更した場合も同じスレッド内に投稿してください。
  2. ZBrushCentral(略ZBC)にアカウントをお持ちのZBrush (2もしくは3) の正規ユーザー様のみコンテストに応募できます。ZBCへのアカウント作成は無料です。(ZBCの登録だけならZBrushのライセンスを持っていなくてもできます。)
  3. スポンサー従業員はコンテストの作品公開(WIP)に参加する事はできますが、審査の対象とはなりません。アップロードする作品には"Non-Entry"のラベルが加えられます。
  4. このコンテストの重点はZBrushをメインに使った作品である事が重要です。イメージを作成するに当たっての大部分の作業はZBrushで行なわれるべきです。(作品の大部分の作業がZBrushで行なわれているのであれば、使用するソフトを明記した上で他のパッケージソフトを併用してもかまいません。)
  5. 既に公開されているモデルデータ(素材など)を使う場合、それを明記する事でベースとして使う事はできます。地形や植物生成ソフトウェアを利用してもかまいません。しかし、コンテストはみなさんと同じCGアーティストによって審査される事を覚えておいてください。既存の素材や自動生成ソフトを使って作成された無難なイメージよりも、例え変な物であっても、あなたがゼロから作成したものの方がより強いインパクトを与えるでしょう。
  6. 著作権のある要素を使用する事は認められません。
  7. 公開済みの作品や、他の作品と非常に似ている(全体もしくは一部分でも)場合失格となります。
  8. 暴力的、明白な性的表現、残酷、虐待などの表現が含まれる作品は失格となります。もしそのようなエントリーが発見された場合Pixologicの独断でスレッドは削除されます。
  9. コンテスト(チャレンジ)の期間は 2009年2月13日(米国太平洋標準時刻)までの8週間です。期間後の応募は受け付けれられません。
  10. 製作工程を評価する必要があるので、200年1月9日までにエントリー(スレッドを作成して初期スケッチを掲載する)は済ましておく必要があります。
  11. パネリストによる審査期間は2009年2月14日から2009年2月20日まで(米国太平洋標準時刻)
  12. 一般ユーザーによるWEB審査は2009年2月20日から2009年2月27日まで
  13. 受賞者の発表は 2009年3月2日(米国太平洋標準時刻)
  14. 日時は米国太平洋標準時刻に基づきます。エントリーの受付終了は 2009年2月13日 (米国太平洋標準時刻)です。
  15. コンテストの受賞者は、PixologicのWEBサイトに掲載する製作工程(メイキング)と高解像度イメージを提供いただく必要があります。メイキングの記事は2009年3月2日から2009年3月16日の間にお送りいただく事になす。詳細は受賞者へ個別に案内されます。
  16. 応募者は、コンテストのスポンサーが、製品のマーケティング要素としてアーティストのクレジットを明記した上でコンテスト受賞作品を使用する権利を有する事に合意したと判断されます。
  17. 応募作品の所有権は各アーティストにあります。Pixologicは今回あるいは将来のコンテストを宣伝する目的で応募されたアートワークにアーティストのクレジットを入れた上で使用する事があります。

免責条項:
Pixologicは、ZBrushCentralとこれらのルールに付随しないあらゆるエントリーを失格させる唯一の自由判断権利を留保します。上記の条件のうちどれにも賛成しない場合はコンテスト( the Actionz Hero contest) への参加はご遠慮ください。

2008年11月28日
ZBrush 3.1 日本語マニュアル提供開始
ZBrush 3.1 日本語マニュアル
大変お待たせしました、本日よりZBrush3.1日本語マニュアル(印刷、モノ、830P)を提供開始致しました。
本日より全てのZBrush3新規購入パッケージに日本語マニュアルが付属致します。(マニュアル同梱により定価を変更させていただきました)

既存ユーザー様へは別売となります。本日付けで登録ユーザー様へ案内メールをお送りしておりますので、ご確認いただけますと幸いです。

ZBrush 3用プラグインMacにも続々対応
ZBrush 3.12 OS X対応プラグイン
ZBrush 3用のプラグイン「TransPose Master」「ZSphere Tweaks」「Alpha and Texture Loaders」「Smooth Group Import」「Turntable Plus」「HD Render All」「Poser Scaler」が Mac版 ZBrush 3.12 に対応しました。
ダウンロードはこちら
2008年10月03日
ZBrush 3.12 Mac OSX アップグレードに関する案内(その2)
本日2008年10月03日に、登録いただきましたMac版ユーザー様に「ZBrush 3.12 Mac OSX版の無償アップグレードに関する案内(その2)」をE-mailにて送付しましたのでご確認ください。

(何件かメールが返ってきております。登録時とメールが変更になっていないかご確認ください。)
ZBrush 3.12 Mac OSX の新機能
ZBrush 3.12 for Mac OSX版には、ZMapperとDisplacement Exporter、ZAppLinkの機能が搭載されていません。 これら機能はおそらく ZBrush 3.5 にて提供される見込みです。。

なお、ZBrush 3.12 Mac OSX版は、来る ZBrush 3.5 への過渡期的なバージョンとなっており、以下の新機能をいち早く含んでいます。
  • (ZBrush3.1と比較して)さらに扱えるポリゴンの量が増えました。
  • 1つのツールに対して複数のテクスチャーが適用できます
  • 1つのツールに対して複数のディスプレイスメントが適用できます
  • GUVTiles/AUVTilesを拡張した"PUVTiles" UVマッピング機能
  • アンビエントオクルージョンに基づいたマスクの生成(マスクを画像として保存すればアンビエントオクルージョンマップとして利用できます)
  • 見直されたナビゲーション(右マウスクリックによるナビゲーション、サブツールに対するフレーミング、サブツールを1クリックで選択できる等)
  • パースペクティブビュー表示を改善し、グリッドによるガイドを表示
  • パースペクティブ表示でZSphereを編集可能になりました
  • ズームの改善 (1ポリゴン単位まで確実にズーム可能)
  • 2つの新しいスムージングブラシ「SmoothPeaks」「SmoothValleys」の追加
  • サブツールの結合が1クリックで可能
  • さらに滑らかな彫刻を可能とする、より速くより賢いアルゴリズム
  • ポリペイントの正確さを強化
  • サブツールの"Project All"機能に、スキャンする距離を調整するパラメーターを追加
  • 強力なアルタイムプレビュー用の"Deep Shadow"
ZBrush V3.5 ではさらに多くの改良が施されます。v3.5の詳細は後日公表されるでしょう。
2008年10月01日
ZBrush 3.12 Mac OSX 無償アップグレード開始&トラブル発生(解消済み)
本日夕方からMac版ユーザー様にPixologic Inc.よりZBrush 3.12の無償アップグレード案内が発送開始されております。
順番で発送されておりますので、既存ユーザー様は到着まで今しばらくお待ちください。

弊社からは、無償アップグレードに関する案内メールを既存Mac版登録ユーザー様へ2008年9月29日に送付しております、届かないユーザー様はお手数ですがsupport@oakcorp.netまで、登録のお名前、シリアルを添えてご連絡ください。

なお、10月01日現在アップグレード手続き中に「購入手続き処理中に問題が発生致しました。~」のメッセージが表示され、プログラムが正しくダウンロードできない事があります。
※10月3日現在この問題は解消されました。
2008年8月30日
ZBrush 3.12 Mac版 9月末に登場!
Pixologicは 2008年9月29日(米国時間)に ZBrush 3.12 Mac版を提供開始する事を発表しました。

ZBrush 3.12 Mac版 9月29日より提供開始

Pixologicは、これまでの間ユーザーの創造力とそれを作成できるプラットホーム間にある障壁を取り除く事に注力してきました。現在のZBrushはこれまで以上にクロスプラットホーム化が進んでいます。

ZBrush 3(3.12) は、ZBrush 2から比較して非常に多くの新機能があります。ZBrush 3の案内ページはこちら

ZBrush 2 for Macは定価\76,500(本体\72,857)で販売中です。ZBrush 3.12リリース後(10月より)、定価\86,100(本体\82,000)へ販売価格が変更となります。(購入案内

これまでのアナウンス通り、ご登録頂いたZBrush 2 Macユーザー様はZBrush 3.12へ無償アップグレードとなります。
まだ、ご登録頂いていないMacユーザー様、連絡先が変更になったMacユーザー様はこちらからご登録ください。

※ZBrush 3.12はIntelMac上のOS Xでのみ動作します。遺憾にも、ZBrush 3.12よりPowerPCプラットホームのサポートは中止されました。PowerPCユーザーの為に、可能な限りZbrush2のサポートは継続されます。
2008年8月14日
Pixologic, Inc. at SIGGRAPH 2008 続報
多くのZBrushユーザが待ち望んでいるSIGGRAPH 2008でのZBrush最新情報ですが、時期バージョンの具体的なアナウンスは残念ながらSIGGRAPH以降の発表となってしまいました。

しかしながら、以下の事柄に関して公式のコメントが発表されています。(ソース
  • ZBrushの次のリリースは バージョン3.5 になるでしょう。
  • バージョン3.5は2008年の第四四半期にリリースされるでしょう。
  • ZBrush 3.5はすべての登録ユーザ(PCとマック)への無償アップグレードとなるでしょう。
  • バージョン3.5はZBrush初のプラットホーム統一バージョンになるでしょう。 これは、Windows版およびMac(intel)版が同時にリリースされる事を意味します。
バージョン3.5には新機能が含まれますが、その詳細に関してはリリースが近づいた段階で発表される予定です。

Happy ZBrushing!

SIGGRAPH会場の様子


2008年8月07日
Pixologic, Inc. at SIGGRAPH 2008
Pixologic, Inc. at SIGGRAPH 2008
Pixologic, Inc.のブースは 711 です。
フロアマップを見る

Pixologic, Inc.は SIGGRAPH 2008 の展示会 ブース番号 711 にて出展しております。Ubisoft, Lucas Art, Gentle Giantなど著名なユーザーによる最新ZBrushのデモンストレーションをご覧いただけます。今年もPixologic, Inc.のブースは必見です!

なお「次期ZBrushのスニークプレビュー」をお見せ致しますのでご期待ください!

Pixologic社のSIGGRAPH 2008案内ページはこちら

Nick Zuccarello氏による無償の男性モデルデータ

Nick Zuccarello氏による、非常に高解像度の男性モデルデータ(.ZTL形式)が無償で公開されています。(無償ですが著作権はNick Zuccarello氏が保持しています。) Nick Zuccarello氏がOFFの時間におよそ3年かけて改良を加えてきた貴重なモデルデータです。

なお、このモデルデータは(Toolの)Layerにポーズデータも収録されていて、サブディビジョンレベルを1にして、Layerの1と2をON/OFFする事でポーズを切り替える事ができます。初期のポーズに戻したい場合は、サブディビジョンレベル6でモーフターゲットをスイッチしてください。モデルは口内(歯、歯茎、舌)も収録されています。

ダウンロードはZBrushCentralのスレッドより(ダウンロードするにはzbrushcentralに登録してログインが必要です[無料])

ZSphereを使って解剖学的に人物をモデリングするチュートリアルムービー

Pixologicの Ryan Kingslien氏が、解剖学アプローチによるモデリングチュートリアルムービーを掲載しています。
Freedom of Teachによる頭蓋骨をベースにZSphereを使って筋肉組織を組み上げています。


低解像度版はYouTubeでご覧いただけます。(上の埋め込みと同じもの)
高解像度版はGnomonologyから無料チュートリアルとしてダウンロードできます。(要登録)
2008年6月03日
IntelMacでZBrush 2.0 を動作させる方法
ZBrush 2.0 for Mac OSXはPowerPC用(PPC)のアプリケーションです。従って、Intel製CPUに基づいたMac、いわゆる「IntelMac」では基本的に動作をサポートしていません。

しかし、少し特殊な操作(&辛抱強い待ち時間)で、Rosetta上でZBrush 2.0 を実行できる事が確認されています。
(必ず動作する訳ではないので非保証です。)

(既にZBrush 2.0のサポートは終了しています。ネイティブでIntelMacに対応した無償のZBrush 3.2以降のバージョンをご利用ください。)
2008年3月07日
SubTool Master リリース


Pixologicより、サブツールでの作業を便利にするユーティリティプラグイン「SubTool Mater」が公開されました。

ダウンロード、詳細はSubToolMaterの解説ページを参照ください。

あわせて、ZSphere Tweaks、Reset Brush、Smooth Group Import の解説ページも追加しました。

Artist in Action: Scott Eaton (part 1)


Scott Eaton氏による Artists in Action (第一弾)が公開されています。

Scott Eaton氏程人体の構造を知っている人は滅多にいないでしょう。真の芸術家である彼の研究はMITメディアラボや権威あるフィレンツェ・アカデミーでさえも引用している程です。SIGGRAPH2007のPixologicブースにて行なわれた彼の徹底的な人体解剖学に基くモデリングアプローチに誰もが驚嘆したと思います。彼は古代における巨匠達の技と最新テクノロジーを見事に融合させています。

彼の知識には多くの需要があり、Scott氏はPixar, Sony, Miscrosoft Game Studios, The Mill, Double Negative..のような有名企業の相談役も勤めています。

PixologicはScott氏による「Artists in Action」の第一弾を発表できとても嬉しく思います。このレッスンでは「Milon de Crotone」(18世紀アーティストEdme Dumontによる傑作)を元に人体の構造を学ぶ事ができるでしょう。


Scott Eaton氏による Artists in Action (第一弾)はこちらをクリック(PixologicWEBページ、IE7,Firefox推奨)
映像+ 03


映像+ 03 に『ALWAYS 続・三丁目の夕日』山崎貴監督による最新3Dソフト、ZBrushレクチャーが掲載されています。
ぜひご覧ください

映像+ に関する詳細はこちら
2008年1月29日
ZBrush 3 日本語レビュー その3
テクノロジーNewsサイト Eyes, JAPAN ZBrush3 レビュー

Eyes, JAPANさんのZBrush3 日本語レビュー第3弾が掲載されました。

今回はUVと法線マップの生成3dsMaxでの適用です。

3回目のレビューはこちらへ
http://www.web3dnews.org/archives/2008/01/zbrush_review_part31.html

1回目ZBrushレビュー
http://www.web3dnews.org/modules.php?name=Content&pa=showpage&pid=123

2回目ZBrushレビュー
http://www.web3dnews.org/modules.php?name=Content&pa=showpage&pid=131
2008年1月10日
ZBrush 3 日本語レビュー その1とその2
テクノロジーNewsサイト Eyes, JAPAN ZBrush3 レビュー

3DCGを初めとした、テクノロジーNewsサイト「Eyes, JAPANさんに、ZBrush3 の日本語レビューが掲載されました。

全3回のレビューが予定されています。是非ご覧ください。

1回目ZBrushレビュー
http://www.web3dnews.org/modules.php?name=Content&pa=showpage&pid=123

2回目ZBrushレビュー
http://www.web3dnews.org/modules.php?name=Content&pa=showpage&pid=131