2009年11月26日
ZBrush 3.5 R3 for Windowsがリリース
ZBrush 3.5 R3 for Windows リリース

ZBrush 3.5 R3 for Windowsの提供が開始されました。
既にPixologicより、ZBrush 3.5登録ユーザーに対してメールが発送されております。

「ZBrush 3.5 R3インストールガイド」と「よくある質問と回答」をサポートサイト内に掲載しましたので、参考になりますと幸いです。

株式会社オークのZBrushサポートサイトのログイン方法が解らない場合、ユーザー情報を記入してサポート:support@oakcorp.net までご連絡ください。
2009年11月24日
ZBrush 3.5 R3 for Windowsをアナウンス

ZBrush 3.5の最新メジャーアップデート「3.5 R3」が2009年11月24日(米国時間)にリリースされます。

ZBrushは、常に技術的な制約からアーティストを解放し自由な創造環境を提供する事を目標にしています。

ZBrush 3.5ではZSpheres II、ZSketch、Quick Sketch、Surface Noise、Planer brushなどの他、多くの新しい機能が追加され、アーティストの創作環境はより新しいレベルに到達する事になるでしょう。

新バージョンでは、Pixologicは、従来からあるZBrush機能に関しても改良を加えています。新しいZBrushでは有機的な形状はもちろん、メカニカルなオブジェクトのモデリングがこれまで以上に簡単になっています。

あなたが、イラストレーター、VFXもしくはビデオゲームアーティスト、製品デザイナー、3Dモデリングに興味があるユーザーであるなら、ZBrushはその創作工程に革新を加える製品と言えます。

ZBrush 3.5 に追加された多くの新機能を楽しんでください。また、それはZBrush 4の始まりでもあります。
ZBrush 3.5および将来リリースされるZBrush 4は、全てのZBrush登録ユーザーに無償のアップグレードです。


ZBrush 3.5 R3の新機能・変更点はこちらのムービー


およびZBrush 3.5 紹介ページを参照ください




ZBrush 3.5 R3 には、以下プラグインも同梱されています。
PaintStop ZAppLink 3 Image Plane HD Render All Turntable Plus SubTool Master Transpose Master Decimation Master 3D Printing Exporter Adjust Draw Focus Z Size


アップデートに関して:

ZBrush 3.5 R3 Windows は全てのZBrush Windows版ユーザーに無償のアップデートです。

ZBrush 3.5 R3 アップデートではシリアルに変更はありません。現在お持ちのZBrush 3.5のシリアルがそのまま利用可能です。

最近購入もしくはアップグレードされたユーザー様(2週間以内)は、通知されているクレバーブリッジのZBrush 3.5 R2のダウンロードリンクがそのまま、ZBrush 3.5 R3のダウンロードリンクに切り替わります。(Pixologicがリリース後に自動でダウンロードファイルが切り替わります。)

ZBrush 3.5 (R1/R2) Windows版を入手されて2週間以上経過されたユーザー様には、グレバーブリッジ社から再度「ZBrush 3.5 R3」のダウンロードの案内メールが発送されます。

ZBrush 3.5 (R1/R2) Windows版を入手されている場合は、このクレバーブリッジからのメールをお待ちいただくだけです。特に手続きは必要ありません。


まだZBrush 3.1からZBrush 3.5にアップグレードしていないPCユーザ様は、株式会社オーク ZBrushサポートサイト内のZBrush 3.5 アップグレードのリクエスト方法を参考にお手続きいただけますと幸いです。
(株式会社オークのZBrushサポートサイトのログイン方法が解らない場合、ユーザー情報を記入してサポート:support@oakcorp.net までご連絡ください。)


Mac版ユーザー様へ:ZBrush 3.5はWindows版の"R3"で完成しました(内容の固定)。現在Mac OSX版のZBrush 3.5リリースに向けて調整に入っています。リリースまで今暫くお待ちください。
2009年10月19日
Windows 7 にアップグレードする場合の注意点
Windows7 and zbrush
ZBrushをお使いのWindowsマシンをWindows7にアップグレードされる場合は、以下を参考にしていただけますと幸いです。

ZBrush 3.5(R2)の場合:
現在「ZBrush 3.5(R2)」を利用中のコンピューターに、Windows 7 をインストールする場合、必ず「Deactivation」を実行してライセンスを一端返却してから、Windows 7のアップグレード作業を行ってください。

「ZBrush 3.5(R2)」のライセンスを「Deactivation」せずに、Windows7へのアップグレード作業を行うと必ずZBrush 3.5(R2)のライセンスが無くなります。(再アクティベーションを要求されます。アクティベーション猶予を1回分無駄に消費する事になります。)

「Deactivation」は、パソコンをインターネットに接続した状態でZBrush3.5を起動し、ZPluginsメニュー>Deactivation>Web Deactivation(best)から即座に実行できます。

Windows 7をインストール後に、再びZBrush3.5(R2)を起動してアクティベーションを行ってください。アクティベーション猶予を無駄に消費する事なくアクティベーションする事ができます。

ZBrush 3.1の場合:
現在「ZBrush 3.1」を利用中のコンピューターにWindows 7 をインストールする場合、Deactivationの実行に関係なく、Windowsのアップグレード後に「リカバリーコード」が要求されます。こちらのフォームからリカバリーをリクエストお願い致します。

Happy ZBrushing!
2009年9月15日
ZBrush 3.5R2がリリース
PixologicはZBrush 3.5 Release 2 (ZBrush3.5R2) をリリース



ZBrush 3.5R2には、以下の追加、改良、修正が含まれています。

新機能:
  • Polygroupsパネルに"Auto Groups With UV"を追加。このボタンは「UV上で繋がっている」ポリゴンのグループを元にポリグループを作成します。
  • オブジェクト・ローカル座標の中心を回転の中心とする機能を追加。Drawパレットで"Align To Object"で有効にしてください。なおボタンの有効/無効はConfigに保存されます。次回ZBrush起動時に自動的に有効にしたい場合はボタンを有効にしてStoreConfigしてください。
  • Flatten B ブラシを追加。(ZBrush3.1と同じような動作をするFlattenブラシです)
  • プレファレンスにZBrush起動時にLightBoxを有効/無効にするオプションを追加
改良
  • デフォルトSmoothブラシのスムース強度を強めました。
  • LazyMouse(Backtrack含む)を使ってマスキングを行う事ができます。
  • SubToolを1つしか含んでいないToolでもTransparentボタンを有効にする事ができます。これはHDジオメトリでスカルプト中に範囲外の部分を半透明表示にするでしょう。
  • ZProjectブラシのデフォルトsampling値を0にしました。
修正
  • メッシュの一部分が隠されている場合でも、Adaptiveのディスプレイスメント、法線マップを生成できます。
  • トランスポーズ中にマスクを適用する際、"Show Mask"オプションが自動的に有効になるよう修正
  • ZBrushのアクティベーションコードがハードウェアの変更にあまり敏感に反応しないよう修正
  • UVのマイナス領域にUVが存在する場合でも、Atogroup を使う事ができます。
  • ZAddモードを有効にした 2.5D Blurブラシの挙動を修正
既にZBrush 3.5を利用されているユーザー様は、ZBrush3.5を再ダウンロードし、既存のZBrush3.5のライセンスを返却、ZBrush3.5R2で再アクティベーションする必要があります。

更新方法詳細は弊社サポートページ内の案内を参照いただけますと幸いです。
弊社ZBrushサポートページのアドレスが解らないユーザー様は、ユーザー情報を記載して弊社サポートまで問い合わせください。
2009年9月11日
ZBrush 3.5 リリース!
Pixologic社は、ZBrush の最新版を提供開始致しました!

ZBrush 3.5 には以下の新機能および改善点があります:
  • ZSpheres 2 および ZSketch
  • サーフェス・ノイズ
  • ブラシ・ノイズ
  • レイジーマウスの改良(ストロークの後戻りやスナップ機能などを提供)
  • Trim, Planar, Noise, Move, Spherical, Slide, Form, Flakes, Crumpleなど数多くの新ブラシ
  • 深度マスク(Depth Masking) による、完全なブラシ位置のコントロール
  • ZSpheres 2/ZSketch モード用の新しいMatCapマテリアル
  • グラデーションペイント機能(PolyPaint)
  • SubToolは個別にテクスチャー、ディスプレイスメント、法線マップを持つ事ができます。
  • ディスプレイスメント・法線マップ出力機能の改善:ZBrushから直接32bit-ディスプレイスメントマップの出力、HDジオメトリからのディスプレイスメント、テクスチャー、法線マップ出力が可能
  • パースペクティブ表示の改善とフロアグリッド表示機能
  • SubTools単位の操作が基本となった為、Toolパレットの内容を再編成
  • 可視となっているSubToolsを結合するボタンを追加、オプションで境界を接続(頂点を融合)する事も可能
  • 自動UVマップ生成のタイプに「PUVTiles」追加。GUVTilesとAUVTilesの良いところを組み合わせたより無駄の無い編集し易いUVを作成します
  • ポリペイントおよびマスクの階調が16-bit[およそ6万5千階調]になります。(ZBrush3.1までは8-bit[256階調])
  • ズームが改良され、事実上無制限にズームインする事ができます。
  • 右クリックによるナビゲーション操作を追加(ナビゲーション・ゾーンが不要に)
  • Project All機能に、プロジェクションの距離などを調整できるオプションを追加
  • メモリ管理を拡張し、ZBrush3.1よりさらに多くのポリゴンを扱う事ができます。
  • マスクに新しく"アンビエントオクルーションマスク"作成ボタンを追加。アンビエントオクルージョンに基づいたマスクを作成しテクスチャーに変換する事ができます。
  • ZBrushのテクスチャー、ディスプレイスメントマップ、法線マップデータを正しく再現する為のシェーディングネットワークを内包した、Maya ASCIIファイル(.ma)の入出力をサポート。(この機能はGoZシステムの為に追加されたものです。完全なGoZ機能は次のアップデートで提供予定です)
  • 新LightBoxファイルブラウザー:ZBrush 3.5ではPCローカルファイルのみブラウズできます。(ネット上の共有リソースにアクセスできる完全版はZBrush4に搭載予定)
  • その他、数多くの修正・改善が加えられています。
ZClassroom に 新機能 ZSphereII、サーフェース・ノイズ、プレーナー&トリムブラシのチュートリアルムービーを公開しています。(英語)
ZBrush 3.5 チュートリアルムービー


アップデートに関して:
アップデートは、ZBrush 3.1登録情報に基づき順番にe-mailで案内されます
メールは "cleverbridge.com "より案内が発送されます。スパムで弾かないようにご注意ください。

ZBrush 3購入後にメールアドレスが変更になったユーザー様は、ZBrush 3.5のアップグレード案内が届かない可能性がありますので、こちらのフォームよりメールアドレスの変更をお知らせください。

なお、現在アップデート案内の発送を順番に行っている段階です。完了には2-3日掛かる見込みです。
案内の再発行希望受付は、全ての発送が完了した後(9月15日以降)に開始となります。

※弊社サポートサイト内にトラブルシューシング等を掲載中です。
2009年8月30日
ZBrush 3.5 さらなる新機能デモムービー!
ZBrush 3.5 新機能ムービー3

ZBrush 3.5
追加情報&お知らせ


ZBrush 3.5 に追加される強力な新機能のいくつかをさらにお見せ致します。


Windows用 ZBrush 3.5は現在ベータテストの最終ステージにあります。
まもなくテストを終了し、来週にはZBrush 3.5がすべてのWindows登録利用者への無料アップデートとして利用可能になると思われます。なお、GoZ for Windowsの提供は少し遅れて9月末になる予定です。

Mac OSX用のZBrush 3.5とGoZアップデートは9月末に、全てのMacユーザーに対する無償アップデートとして提供されるでしょう。

リリースはまもなくです。今暫くお待ちください。

ビデオの見所解説:
1つもしくははストローク単位で自由に3D空間上に配置し、他のスフィアとのブレンドも自由自在に行えるようになったZSphereII。コンセプトをいち早く立体化するのにとても役立つでしょう。


新しく追加されたプレーナーブラシは、フラットで工業製品的な造形を助けてくれます。
ZSphereIIでベースを作り削っていくようなモデリングにも使えます。



新しくToolにビルトインされたサーフェスノイズ機能。ユーザーのスカルプトとは独立してノイズによるディテールを適用可能。サーフェースノイズはオブジェクト全体に適用する事もマスクを使って部分のみに適用する事も可能です。
サーフェースノイズはスカルプトブラシ、マスク、ポリペイントと組み合わせて使う事ができるので、様々なノイズ効果をモデリングに追加する事ができるでしょう。
2009年8月12日
ZSphere II デモムービー!
ZBrushのモデリングツールでである「ZSphere」は、ポリゴンという技術的な概念から解放する事で、
アーティストの創造力を掻き立ててきました。

ZSphereはコンセプトイメージを最も速く最も簡単に形にできるツールの内の1つです。

そして、ついに!



ZSphereは進化します!

ZSphere II のプレビュームービーをご覧ください!


ZSphere II は ZBrush 3.5 に搭載されています!
2009年8月03日
「PaintStop」プラグイン for Windows および Mac OSX


落書きしたい衝動に駆られた事はありませんか?
何か良いアイデアが浮かんでそれが消えてしまう前に書き留めて置きたいと思った事はありませんか?
ちょっと自分の絵力を試したいと思った事はないでしょうか?

そんな貴方に「PaintStop」プラグインを送ります!

PaintStopはZBrushをファインアートを描く為のツールに変えてくれるプラグインです。
このプラグインはZBrushユーザーにとって、思い浮かんだアイデアを素早く描ける最も速く最も簡単な方法の1つとなる事でしょう。

PaintStopは、本物の画材を使って描いているようなインターフェースをZBrush上に設定します。沢山のブラシ、鉛筆、塗料なども利用可能です。希望する作品の雰囲気に合わせて様々なタイプのキャンバスも選択する事ができます。

PaintStopでは、以下のような画材を使って絵を描く事ができます。
木炭(Charcoals) / 鉛筆(Pencils) / 消しゴム(Erasers) / パステル(Pastels) / マーカー(Markers)
エアブラシ(Air Brushes) / インク(Inks) / 水彩絵の具(Water Colors) / 油絵の具(Oils) / グアッシュ(Gouache)/ 指先ぼかし(Smudge) / 色の混合(Color Blend) / パレットナイフ(Palette Knife) / ぼかし(Blur) / シャーペン(Sharpen)/ 焼き込み(Dodge) / 逐い焼き(Burn) / 彩度調整(Saturate) / クローン(Clone)


PaintStopの動作デモビデオです。



PaintStop は今すぐダウンロードしてご利用いただけます

Paint Stopダウンロード
2009年7月31日
ZBrush 3.5 および GoZ for Windows/MacOSX版のアナウンス

ZBrush 3.5 および GoZ for Windows and MacOSX版のアナウンス

Pixologicは「GoZ」のアナウンスとZBrush 3.2 for Mac OSXのリリース以来、アーティストコミュニティやGoZ対応を希望するアプリケーション企業から多くの良いフィードバックを受け取りました。

そこでPixologicは、GoZとZBrush 4の機能をより洗練された物とするために、ZBrush 4のリリースを延期する事を決定しました。しかし、その代わりに「ZBrush 3.5」を Windows版とMac OSXユーザーに提供します。このバージョン 3.5は、[GoZ]を含め既にリリースされているZBrush 3.2 for MacOSXの機能を全て含んでいます。

ZBrush 3.5 の新機能 (ZBrush 3.1 Windows版からの比較。Mac版ZBrush 3.2bの機能全て含みます)
  • GoZ の提供
  • SubTool毎のテクスチャー、SubTool毎のディスプレイスメントと法線マップ、ディスプレイスメントと法線マップを直接32bitで出力(TheAlphaDisplacementExporter不要です)
  • HDジオメトリーから、高解像度のディスプレイスメントと法線マップの出力に対応
  • パースペクティブビュー表示の改良とフロアグリッドの表示
  • SubTools単位の操作が基本となった為、Toolパレットの内容を再編成
  • 可視となっているSubToolsを結合するボタンを追加、オプションで境界を接続(頂点を融合)する事も可能
  • 自動UVマップ生成のタイプに「PUVTiles」追加。GUVTilesとAUVTilesの良いところを組み合わせたより無駄の無い編集し易いUVを作成します。
  • ポリペイントおよびマスクの階調が16-bit[およそ6万5千階調]になります。(ZBrush3.1までは8-bit[256階調])
  • ズームが改良され、事実上無制限にズームインする事ができます。
  • 右クリックによるナビゲーション操作を追加
  • Project All機能に、プロジェクションの距離などを調整できるオプションを追加
  • メモリ管理を拡張し、ZBrush3.1よりさらに多くのポリゴンを扱う事ができます。
  • マスクに新しく"アンビエントオクルーションマスク"作成ボタンを追加。アンビエントオクルージョンに基づいたマスクを作成しテクスチャーに変換する事ができます。
更に....

ZBrush 3.5には、まだ未発表のZBrush 4の新機能の内の1つを含みます。ZBrush 3.5に、この非常に強力で独創的な新しい機能を提供できる事は、Pixologicにとってもユーザーの皆様に取っても非常にエキサイティングな事になるに違いありません!
このZBrush 3.5で提供される特別な新機能については、次の2-3週間以内に発表致します。

ZBrush 3.5のWindowsバージョンは 8月下旬に、Mac OSX版は 9月に提供致します。

PixologicはZBrush 3.5のリリースに続いて、2009年第4四半期のリリースを目指してZBrush 4 およびその機能(LightBoxやSpotlightなど)の改良を続けます。

ZBrush 3.5 および ZBrush 4 は、全ての登録ユーザーに対して無償提供となります。
(今ZBrush 3.1を購入いただいても、ZBrush 3.5とZBrush 4は無償で提供されます。心配される必要はありません。)

弊社ユーザー様へのアップデート方法に関しては近日中にお知らせ致します。今暫くお待ちください。
2009年7月10日
MacOSXのZBrush 3.2用 SubTool Master Rev3.2がリリース
MacOSXのZBrush 3.2用 SubTool Master Rev3.2がリリース

Mac OS X - ZBrush 3.2 用の SubTool Master Rev3.2 がリリースされています。
(Windows用ではありません。)

Windows版の1.2Gと比較して以下の機能改善があります。
1. Mirror(ミラー)やDuplicate(複製)する場合、新しく作成されるツールでもサブディビジョンレベルが保持されます。
2. Mirror(ミラー)やDuplicate(複製)、Multi-Append(複数追加)する場合、新しく作成されるツールの名前を変更できるダイアログが表示されます。

「SubTool Master」について詳しくはこちらへ
2009年7月02日
Mac OSX用「ZBrush 3.2」アップデータが公開
Pixologicは Mac OSX 用ZBrushの最新バージョンをリリースしました。

ZBrush 3.2 アップデート

ZBrush 3.2では、アナウンスされておりました GoZ 機能をいち早くご利用いただけます。また、ZBrush 3.12bからさらなる機能改善と最適化も行われています。(詳細な機能改善リストは後日公開されます。)

ZBrush 3.2 はZBrush OSX版登録ユーザーに無償のアップデートです。


なお、ZBrush 3.2アップデータを利用するには、Mac版のZBrush 3 (3.12)を予めインストールし、ライセンス認証しておく必要がある点に注意してください。

この ZBrush 3.2 for Mac OSX アップデートには、GoZ の初期バージョンが含まれまています。初期バージョンでは Maya、Mod、CINEMA 4D をサポートしています。

次のメージャーアップデートとなる ZBrush 4 リリースまでの期間に、さらなるアプリケーションのサポートを予定しています。完成バージョンの GoZ は ZBrush 4 に含まれ、全てのZBrush登録ユーザーに無償アップデートで提供されます。

Pixologicは、GoZ によって、ZBrushとお好みのGoZ対応アプリケーションが最大限に利用できる事を願っています。

インストール:ダウンロードした パッケージファイル(.PKG)をダブルクリックすると、インストーラーが開始します。
なお、インストーラーは旧ZBrush 3.12のフォルダと同じ場所に、新しく ZBrush 3.2 フォルダを作成し、そこにインストールします。なお、旧ZBrush 3.12フォルダは削除しないでください。GoZ ボタンは Toolパレット上部にあります。

より詳細は弊社ZBrush Mac版サポートページを参照ください。
(サポートサイトが解らない場合はZBrushのユーザー情報を記してsales@oakcorp.netまでご連絡ください。)
Mac OSX用「Decimation Master」「3D Print Exporter」プラグインリリース
DECIMATION MASTER,3D Print Exporter MacOSX版
ZBrush 3.2 アップデータに合わせて、「Decimation Master」「3D Print Exporter」プラグインの Mac OSX 用もリリースされました。 ダウンロードはPixologicのサイトよりお願い致します。

「DECIMATION MASTER」について詳しくはこちらへ
「3D Print Exporter」について詳しくはこちらへ
2009年6月30日
「GoZBrush」プレビュー第2弾!

GoZ プレビュー2回目へようこそ
もし、プレビュー1回目を見ていない場合はこちらを参照してください

Pixologicは、いつもアーティストに最高水準の創作環境を提供する事を使命だと考えています。

この2回目のプレビュームービーでは、GoZ の柔軟性と、それによって実現される驚きのワークフローを少しだけデモしています。GoZは、ZBrushとお使いのアプリケーションの壁を完全に取り除きます。GoZ を使えば、それぞれのアプリケーション間で得意な機能を使い別けながら、非常に効率的かつクリエイティブなワークフローを確立する事ができます。

GoZでは、別のアプリケーションに移る毎に、ユーザーが法線マップ、ディスプレイスメント、テクスチャーマップをセットアップする必要はありません。ボタンを1クリックするだけで、GoZがお好みの対応アプリケーションに、メッシュを転送し、適切なシェーディングネットワークを即座にセットアップしてくれます。

さらに、GoZは他のアプリケーションからZBrushにメッシュを転送する場合、読み込まれるメッシュに、既存の高解像度ディテールを自動的にリマップします。トポロジーが異なるオブジェクトに再投影するような高度なリマップ作業もGoZは自動的に処理してくれるでしょう。
アップデートされたメッシュは、即座にディテールを追加したり各種マップを抽出したり、他の GoZ対応アプリケーションに再出力する事が可能です。

GoZのプレビュームービー2をお楽しみください。


GoZの最初のリリースは、近くリリースを予定しているMac用のZBrush無償アップデートで提供されます。この初回リリースでサポートされるアプリケーションは、Mac OSX用の Maya, Modo, Cinema 4Dです。

完全な GoZ は、ZBrush 4 (Windows および Mac OSX)と共に提供を予定しており、さらに多くのアプリケーションに対応するでしょう。
ZBrush 4 は、全ての ZBrush WindowsおよびMac ユーザーに無償アップグレードです。今ZBrush3を購入しても、ZBrush4は無料提供です。ご安心ください。

「Decimation Master」「3D Print Exporter」プラグイン日本語機能ガイド


「Decimation Master」「3D Print Exporter」プラグインの日本語ガイドをユーザー専用のサポートサイトに掲載しました。
参考になりましたら幸いです。
(サポートサイトが解らない場合はZBrushのユーザー情報を記してsales@oakcorp.netまでご連絡ください。)
2009年6月10日
ZBrush4の新機能を2つプレビュー

もし「世界中」があなたのパレットで、ZBrushがキャンバスならどうなるでしょう?

もし何十億ものイメージに瞬時にアクセスできたらどうでしょう?

それらのイメージを作品のリファレンスに使ったり、テクスチャーに使ったり、スカルプトに使えたら便利だと思いませんか?

しかも、作業は全てZBrush内で行えるとしたら?

もしも、そんな事ができたら・・・

Z4 はそれが出来ます!

ここにZBrush 4 の新機能を2つ紹介します。
SpotlightLightbox
です。

Spotlight と Lightbox の動作イメージは以下のムービーを参照ください。(全てZBrush4内での操作画面です)

ZBrush 4 は、全ての ZBrush WindowsおよびMac ユーザーに無償アップグレードです。
今ZBrush3を購入しても、ZBrush4は無料です。ご安心ください。

WEB上の画像も表示可能なLIGHTBOXインターフェス
ZBrushキャンバス上にWEBリソースのサムネイルを表示するLIGHTBOX
キャンバス上にリソースを配置 SPOTLIGHTのインターフェース
取りこんだテクスチャーはキャンバス上に自由に配置しておく事が可能。
背景除去もZBrushで可能 プロジェクションイメージの簡単な位置合わせ

テクスチャーからディテールを抽出
従来のステンシルとテクスチャープロジェクションペイントを同じストロークで行う事が可能
カラーマッチング機能
カラーコレクション機能も搭載
マスクと合成機能
ZBrush上で背景を除去して、他の写真に合成処理もできます。
写真からサンプルしてペイント リアルタイムなタイリング
写真からのサンプルやタイリング機能
様々な画像処理機能を搭載
SpotLightには様々な画像加工機能が搭載
プロジェクションポーザブルシンメトリーペイント
プロジェクションを決めて、ポリペイント+ポーザブルシンメトリーでシンメトリペイント

Special Thanks to Adam Bolton and Magdalena Dadela for providing their ZBrush sculpts shown in this movie.
2009年5月31日
「GoZBrush」をアナウンス!

PixologicおよびZBrushの目標とする1つに、出来る限り障壁のない自由な表現環境をアーティストに提供する事があります。これまで他のソフトとのファイルの受け渡しなどの技術的な問題が、デジタルスカルプトに手を出す事に二の足を踏ませている状況がありました。

Pixologicは今ここに「GoZ」を紹介します。これは、ユーザーの持つ想像力を素早くなおかつ確実にZBrushから出力する事を可能にするZBrushの新しい機能です。「GoZ」を使う事で、アーティストはファイル変換などの技術的な側面に全く拘束される事なく、単純にクリエイティブな作業に時間を費やす事ができるようになるでしょう。

GoZ」を使えば、ボタンを1クリックするだけで、ZBrushからMayaやCINEMA 4D、Modo等のような3Dアプリケーションにモデルデータを渡したり、受け取ったりする事ができます。これは、あらゆるワークフローの中心にZBrush (GoZ)をシームレスに導入できる事を意味します。「GoZ」は単にジオメトリーを転送するだけでなく、テクスチャー、法線マップ、ディスプレイスメントマップも、3Dプログラム内のシェーディング・ネットワークに自動的に挿入・接続します。「GoZ」を使えばデータの入出力作業から完全に解放されます。「GoZ」はZBrushのパワーを最大限に解放し、アプリケーション間の壁を取り除くでしょう。なお「GoZ」は、次期バージョン「ZBrush 4」用に開発されている多くの強力な新機能の1つに過ぎません。

GoZ」は、6月に予定しているMac OSX版のアップデートで最初のバージョンをリリースします。(Mac版のみ)
Windowsバージョンに関しては、この8月に公表予定のZBrush 4の機能の1つとしてアナウンスされるでしょう。

プレビュー・ムービー (3Dアプリケーション側でトポロジーを変更してもディテールが保持されている点に注目!)


GoZBrush コミュニケーションプロトコルの詳細およびソフトウェアデベロップメントキット(SDK)は 「GoZ」のリリースと共にGoZBrush.comにて公開を予定しています。これにより、独自にGoZをカスタマイズする事ができるでしょう。

FAQ: 今回のリリースに3ds MaxやSoftimage XSIがリストされていないのは、6月にMac版が先行してリリースされる為です。(3ds MaxやSoftimage XSIはMac版がありません)Windows版に関しては8月のZBrush 4のアナウンスをお待ちください。
2009年5月27日
「Decimation Master」「3D Print Exporter」プラグインが公開
DECIMATION MASTER と 3D Print Exporterプラグインが公開

Pixologicより、ディテールを保ったままポリゴンリダクションを行う「DECIMATION MASTER」と、ラピッドプロトタイピングマシン(3Dプリンター等)で一般的なSTL,VRML形式でデータを出力可能にする「3D Print Exporter」の2種類のプラグインが公開されました。(Mac版も30日以内を目処にリリース予定です)

全てのZBrushユーザーに無償提供です。

「DECIMATION MASTER」について詳しくはこちらへ
「3D Print Exporter」について詳しくはこちらへ
2009年4月30日
Mac OSX 用 ZBrush 3.12B リリースノート
ZBrush OSX 3.12b の最適化と機能の調整

ディスプレイスメントマッピングの拡張
・ディスプレイスメントの計算がより速く正確になりました。
・DPSubPixとAdaptiveオプションが同時に利用可能となり、さらに高品質のディスプレイスメントマップを作成する事が可能です。
・UV境界線(つなぎ目)対策を強化
・Displacement Mapサブパレットに 32bitで出力するボタンを追加。(OFFの場合16bitで出力します)
・Displacement Mapサブパレットに 32bit出力時のスケールを調整するscaleスライダーを追加
・Displacement Mapサブパレットに生成するディスプレイスメントの中間値(Mid value)をコントロールする Midスライダーを追加。このスライダーを使って「凸のみ」「凹のみ」のディスプレイスメントを作成する事が可能です。
・出力するイメージを上下に反転する"FlipV"スライダーを追加


法線マップの拡張
・法線マップの計算がより速く正確になりました。
・UV境界線(つなぎ目)対策を強化
・RGB要素の反転(Flip V、Flip R、Flip G、Flip B)および RedとGreenを反転(Switch RG)ボタンを追加


ドキュメントの拡張
・キャンバスのサイズをウィンドウサイズに合わせるボタンを追加
・キャンバスをリサイズすると画面描画が不正に問題を修正


タブレット機能の拡張
・Brushパレットにペンの圧力でパラメーターをコントロールするオプションを追加しました。


UVマップの拡張
・PUVTilesを改良

テクスチャーの拡張
・JPEGファイルの読み込みに対応しました。

ユーザーインターフェースの拡張
・マクロを記録し保存すると、マクロサブパレットに自動的にボタンが表示されるようになりました。
(ZStartup\Macros\[サブフォルダ]内に保存する必要があります)
・Drawパレットにフロアグリッドの透明度(Opacity)パラメーターを追加
・ブラシカーソルの傾きをPixol法線に合わせる機能をOn/Offできるようになりました。(Preferences>Edit>Align Cursor To Surface)


スカルプト機能の拡張
・Zubがバックフェイスマスキング(backface masking)を考慮するようになりました。
・Wrap Mode機能が利用できるようになりました。
・高度なジオメトリ機能(Edge Loopなど)が、サブツールの数に関わらず利用可能する事ができます。
・トランスポーズのアクションラインで、3つのサークルが重なってしまった場合もアクションラインが固定される事がありません。
・Extract機能は滑らかなエッジを生成します。
・Extract機能の厚さ[thickness]に、マイナスの値をセット可能になりました。メッシュ内側に押し出す事が可能になります。
・Project All機能にブラー(スムーズ)コントロールスライダーを追加
・LazyMouseがOn/Offの場合、ブラシの強さは均一になります
・アンビエントオクルージョン・マスキング機能に強さをコントロールするスライダーを追加


ZSpheresおよびリギングの拡張
・ZSphereのスキニングポリゴンがZSphereのサイズとマッチするようになりました(特にxyz解像度が1にセットされている場合)
・ZSphereを使ってリギングする場合、ZSphereのツイスト(ひねり)が反映されるようになりました。

全体的な拡張
・その他様々な既存機能を見直し最適化しています。
2009年4月28日
Mac OSX 用 ZBrush 3.12B アップデータが公開
ZBrush 3.12 B パッチ
<ZBC公式アナウンス>
Mac OS X用 ZBrush 3.12 の機能改善と不具合を修正した ZBrush 3.12Bアップデータがリリースされました。
なお、このアップデーターはパッチ形式となり。予めZBrush 3.12 for Mac OSXをインストールしておく必要があります。

ダウンロードはZBCのこちらから(もしくは弊社サポートページからもダウンロードできます。)

インストールは解凍して出てくるZBrush312BアイコンをZBrushフォルダへドラッグ&ドロップする事で完了します。
ドックにアイコンを作成されている場合は、忘れずに312Bに更新してください。

詳しい更新内容に関してはPixologicからの公表をお待ちください。
2009年4月21日
Pixologic, Inc. 「ZBrush 4」を8月にアナウンス
ZBrush 4 を8月にアナウンス
デジタルアートの世界に革命を起こしたPixologic, Inc.より、本日新しいアナウンスがありました。


「ZBrush 4」の登場で、新たな革命が始まります!


ZBrush 4 では既存機能の拡張に加えて、あなたのイマジネーションを刺激する多数の革新的なツールが提供されます。

「ZBrush 4」の詳細は2009年8月から順次公開!


ZBrush 4 は、全てのZBrush Windows/Mac 登録ユーザーに無償アップグレードで提供されます。
今、ZBrush3を購入してもZBrush 4 は無償で提供されますのでご安心ください。


※これまでZBrush 3.5と呼ばれていた次期バージョンは、正式に「ZBrush 4」に名称が変更となりました。
※ZBrush 4の実際のリリース日は8月のアナウンスで発表されます。
※弊社ユーザー様のアップグレード方法に関しては、決まり次第こちらに掲載させていただきます。
2009年4月01日
Pixologic Textureライブラリー
PixologicのWEBサイトにTextureライブラリーが掲載されました。
どなたでも無償でダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。
無料のAlphaライブラリー
無料のAlphaライブラリー

アクションヒーローコンテストのメイキング
アクションヒーローコンテストのメイキングが2点公開されています。


Adrien Debos氏のメイキングで、ポリゴン頂点を直線に並べるTipsが紹介されています。
こちらに解説しておきます。







Flashムービー
2009年3月19日
Pixologic AlphaライブラリーとMatCapライブラリー
PixologicのWEBサイトにAlphaライブラリーが掲載されました。
どなたでも無償でダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。
無料のAlphaライブラリー
無料のAlphaライブラリー

同じくMATCAPのライブラリーも公開されていますので、合わせてご利用ください。(もちろん無料です。)
無料MATCAPのライブラリー
無料MATCAPのライブラリー
2009年3月4日
アクションヒーローコンテスト結果発表
アクションヒーローコンテストの結果発表

昨年末に募集のありました、アクションヒーローコンテストの結果が発表されました。
今回も非常にレベルの高い争いとなり、見事 Chris Moffitt氏がGrand Prizeを獲得されています。

受賞作品と全てのエントリー作品はZBCのこちらでご覧いただけます。WIP Threadで作品の制作工程を見る事ができます。
なお、入賞作品に関しては後日詳細な制作工程のレポートが掲載される予定です。

アクションヒーローコンテストの結果発表