2012年12月21日
ZBrush 4R5 - アップデートリリース!!


PixologicはZBrushの最新バージョン 「ZBrush 4R5 (WindowsおよびMac) 」をリリースしました。[ZBrushCentralのアナウンス]
ZBrush 4R5 は既存ユーザーに無償のアップグレードとして提供されます。

Pixologicはこの「ZBrush 4R5」で、さらなるスカルプト、レンダリング、ワークフローを拡張し、アーティストにより無制限なデジタル創造環境を提供します。 Pixologicは常に"アーティストの為に"新しいアイディアと自由度を提供する事を目指しています!

ZBrush 4R5 の主な新機能:

Polish by Features :
Tool >> Deformation に追加されています。この機能はポリグループもしくはCreaseエッジを維持したまま一気にポリッシュ(均一化)を掛けます。ハードサーフェスやプロダクトデザイン向けに便利な機能です。 この機能は特にDynaMeshをつかったプロダクト(ハードサーフェス)モデリングに絶大な威力を発揮します。オブジェクトのボリュームを維持したまま表面を均一化する事ができるので、より少ないポリゴン密度で形作る事ができるでしょう。

Curves by Features :
ZBrush 4R4から搭載されたこの機能ですが、ZBrush 4R5 ではポリグループの境界やCreaseエッジ上にカーブを生成する事ができるようになりました。生成したカーブを使って様々はスカルプトを適用する事ができるでしょう。

Panel Loops :
ポリグループを完全に独立した「パネル」(ベベル付きの厚さのある板)に変換する事ができます。なおパネルではなく滑らかなエッジで押し出しだけ加える事もできます。ハードサーフェス・モデリングに大活躍するでしょう。

Delete Loops
角度に基づいて不要なエッジループを削除する機能です。オブジェクトの特徴を維持したまま綺麗なポリゴンリダクションを行えます。なおモデルのトポロジーを大きく変えてしまうので注意が必要です。

Align Loops
Delete Loopsの別の方法で、結果はDelete Loopsと同じ見た目になりますが、こちらはポリゴンを削除せず頂点だけを移動します。



Dynamic Brush Size
カメラのズームイン・アウトに追従してブラシサイズを自動的に変化する事ができます。モデルに対して一定サイズのパーツをインサートする場合や、一定サイズの模様(Alpha)を使ってペイントする場合等に便利な機能です。スカルプト中にズームイン・アウトしてもブラシサイズが一定に保持されるので、これまでのようにブラシサイズをズーム毎に変更する必要はありません。

ポリグループの拡張
次のようなポリグループを利用する新機能が追加されています。法線角度でポリグループを作成する"group by normals"機能。ポリペイントからポリグループ等で発生するピクセル状の浮動ポリグループを近接するポリグループに融合する"merge stray groups"機能。ポリグループの境界線にGreaseエッジを定義する"(un)crease by PolyGroup"機能(こちらとPolish by Features と組み合わせるとボリュームを損なわずにオブジェクトに磨きを加える事ができます。)

Posterize
ZBrush 4R5ではセルルックをコントロールするDiffuseプロファイルカーブ、エッジを作成するマテリアルミキサー、グローバルなポスタリゼーション階調をコントロールするBPRの3D Posterize機能を使って以前より簡単にイラストレーション調のレンダリングを行う事ができます。

シースルーモード
ZBrushのウィンドウ自体を半透明にして背面を透かして見る事ができます。ZBrush上にリファレンスイメージを読み込まなくても、好きな画像をZBrushウィンドウの背後に置くだけでリファレンスとして参照する事ができます。

Auto Save
ZBrush 4R5では一定時間毎に自動的にプロジェクトファイルを保存できるようになりました。また一定時間ZBrushを使っていない場合、コンピューターから離れた場合、他のアプリケーションに切り替えた場合等のタイミングで自動保存させる事もできます。


その他 ZBrush 4R5 では以下のような拡張が行われています:
  • Dynamic brushモードによってトポリジーブラシの機能が非常に使いやすくなりました。
  • スライスカーブやマスクカーブモードの描画中にCtrlキーを1回タップする事でSerct Rectangleにトグルする事ができます。
  • トランスポーズラインを簡単に視点(キャンバス)に対して整列させる事ができます。また白いサークルをドラッグする事でカメラをZ軸にロールさせる事ができます。
  • インサートメッシュを簡単に分離する "Split UnMasked Points" 機能を追加。例えばIMMブラシでインサートしたパーツを即座にサポートメッシュから別のSubToolに分離する事ができます。
  • Tool >> GeometryサブパレットにPositionとSizeスライダーが新設されました。このスライダーはDiformationのSizeとOffsetと殆ど同じ物ですが、値変更後もその値を維持します。従って元のサイズや位置に戻す事が簡単にできます。
  • MicroMeshに"align vertices"オプションを追加。インサートメッシュを同一方向に揃える事ができます。
  • "Delete by Symmetry"機能を追加。オブジェクトの片側半分を削除します。Mirror and Weldでミラーした半分を削除するのに便利です。
  • マウスホイールサポート:マウスホイールにスライダー値をアサイン可能になりました。手順はホットキーと同じです。

PixologicではZBrush 4R5のデモンストレーション・ビデオを作成中です。まもなくアップロードされるでしょう。


ZBrush 4R5 は既存ユーザーに無償アップグレードです!


アップデート手順:
※アップデート後に必ず再アクティベーションが必要になりますが、アップデータの適用前にライセンスを返却する必要はありません

方法その1:フルインストール (ZBrush 4R4 は残されます)

●予め旧バージョンのZBrushをアインストール、デアクティベーションする必要はありません。
●PixologicのZBrush 4R5 フルインストーラーダウンロードページにジャンプします。
●登録したe-mailとZBrush 4のシリアルを入力してインストーラーをダウンロードします。(なお回数制限あり)
※オークのサポートページにインストーラーをミラーしてあります。
●インストールします。ZBrush 4R5は新しくZBrush 4R5 フォルダにインストールされています。
●アクティベーションが要求されますのでアクティベーションを行ってください。
ライセンスを返却していないマシンで再度アクティベーションを行う場合「アクティベーションコードの再発行」扱いとなりアクティベーション上限数を消費しません。

以上でアップデート完了です。


方法その2:ZBrush 4R4 をアップデート (ZBrush 4R4は残されます。)

●ZBrush 4R4を終了します。
●ZBrush 4R4のインストールフォルダ内にある"ZUpgrader"を実行します。
Windows VISTA/Windows 7の場合「右クリック>>管理者として実行」から起動してください。
●指示に従ってアップデータをインストールしてください。Windows版は最後にエラーが出るかもしれませんがそのままOkで大丈夫です。
●Windowsの場合C:\Program Files (x86)\Pixologic\ZBrush 4R5フォルダ、Mac版はアプリケーションフォルダにZBrush 4R5フォルダが作成されている事を確認してください。 ●ZBrush 4R5フォルダ内のZBrush を起動します。
●アクティベーションが要求されますのでアクティベーションを行ってください。
ライセンスを返却していないマシンで再度アクティベーションを行う場合「アクティベーションコードの再発行」扱いとなりアクティベーション上限数を消費しません。
●ZBrushの左上表記が「ZBrush 4R5」となっていればアップデートが適用されています。

以上でアップデート完了です。


※インターネットに接続できない等、なんらかの理由でアップデータがダウンロードできない場合は、必ず購入時のユーザー情報を記載して株式会社オークのサポート(support@oakcorp.net)までご連絡ください。
2012年09月11日
ZBrush 4R4 - 新機能ドキュメント日本語版
ZBrush 4R4 - 新機能ドキュメントの日本語版

ZBrush 4R4 - 新機能ドキュメントの日本語版(PDF)の提供を開始しました。
ZBrush 4日本語マニュアルをお持ちのユーザー様は無償でダウンロードいただけます。

まだ"ZBrush 4 - 印刷日本語マニュアル"をお持ちで無い場合は、この機会にご購入をご検討ください。 ZBrush 4- 日本語マニュアルの価格やお見積もりはこちらへ

※弊社サポートページにはログインが必要です。アクセス方法やパスワードを忘れた方はサポート(support@oakcorp.net)まで、必ずZBrush購入時のユーザー情報を添えてご連絡ください。
2012年08月02日
ZBrush 4R4 Update2提供開始


ZBrush 4R4 用のアップデータ「ZBrush 4R4 Update2 」が2012年8月2日にリリースされました。
「ライセンスの返却(DeActivation)が機能しない」大きなな問題が修正されておりますので、必ずアップデードいただけますと幸いです。

●ZBrush 4R4 Update2 (4R4 P2) での修正点:

・ライセンスの返却(DeActivation)が機能しない問題を修正
・カスタマイズUIボタンおよびカスタムパレットが期待通りに働かない問題を修正
・HDジオメトリー機能の読み書き不具合を修正(旧バージョンでHDジオメトリーを使用したモデル(ZTL)が読み込めない問題も修正)
・"Simple Brush"の初期Alphaを修正(丸いブラシで描く事ができます。)
・Preference >> LightBox >> Open At Launch (起動時にLightBoxを開く)を無効する機能が正しく働くようになりました。

アップデート手順:

※アップデート後に必ず再アクティベーションが必要になりますが、アップデータの適用前にライセンスを返却する必要はありません。

●ZBrush 4R4を終了します。
●ZBrush 4R4のインストールフォルダ内にある"ZUpgrader"を実行します。
Windows VISTA/Windows 7の場合「右クリック>>管理者として実行」から起動してください。
●指示に従ってアップデータをインストールしてください。
●ZBrush 4R4を起動します。
●アクティベーションが要求されますのでアクティベーションを行ってください。
ライセンスを返却していないマシンで再度アクティベーションを行う場合「アクティベーションコードの再発行」扱いとなりアクティベーション上限数を消費しません。
●ZBrush 4R4の左上表記が「ZBrush 4R4 P2」となっていればアップデート2が適用されています。

以上でアップデート完了です。


※インターネットに接続できない等、なんらかの理由でアップデータがダウンロードできない場合は、必ず購入時のユーザー情報を記載して株式会社オークのサポート(support@oakcorp.net)までご連絡ください。
2012年07月26日
Pixologic ZBrush 4R4 アップデート


Pixologicは ZBrush 4R4 をアナウンスしました。[ZBrushCentralのアナウンス]
ZBrush 4R4は既存ユーザーに無償のアップグレードとして提供されます。

弊社ZBrushサポートページ内に、アップデータのミラーを配置しましたのでご利用ください。


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ZBrush 4R4 - Are YOU ready ?

Pixologicは ZBrushの最新バージョン「ZBrush 4R4 」(Win/Mac OSX) をリリースしました。 ZBrush 4R4 は、モデルのトポロジー再構築およびディテール作りこみにフォーカスを当てて、さらなるモデリングの自由度を進化させた内容となります。これらの新しい機能は何よりも"アーティスト"の為に開発された機能で、アーティストにより高い自由度を適用し、アイディアの具現化に貢献します。

次の2つのムービーでは新しいZBrush 4R4 で出来る幾つかの例をお見せします。いかがしょうか?




主な新機能:

●IMMブラシ (インサートマルチメッシュ・ブラシ): このブラシは1つのブラシに複数のパーツを含める事ができるインサートブラシです。ユーザーはブラシ内のオブジェクリストで選択した複数のパーツをモデルにインサートする事ができます。またBrushパレットからSubToolモデルを1クリックでインサートブラシに変換する事ができます。


●Tri IMMブラシ (Triパーツインサートメッシュ・ブラシ): このブラシはインサートブラシをより進化させたブラシで、ポリグループを使って終端オブジェクトを指定し中間のセグメントをZBrushが自動的に複製(循環)してくれる機能です。カーブストロークと組合せてこのブラシを使用すると、カーブの始点と終点に終端オブジェクトが配置され、中央セグメントはカーブに添って自動的に複製されるでしょう。鎖やジッパー等の複雑なディテールも簡単に構築する事ができます。


●QRemesher Alpha: リトポロジーの煩わしい作業からあなたを開放してくれるツールです。QRemesherは全自動あるいは半自動的に綺麗なメッシュトポロジーを生成してくれます。トポロジーの流れをコントロールしたい場合、カーブガイトやAutoマスキングなどを使用して自在にポリゴンの流れをコントールする事ができます。


●Topologyブラシ: マニュアルでの正確なリトポロジー作業を助けてくれるブラシです。ZBrush 4R4の新しいカーブエンジンを使ってトポロジーラインをダイレクトに描く事ができます。後は1クリックするだけで新しいトポロジーポリゴンが生成されます。必要ならトポロジーポリゴンに厚みを加える事も可能です。
リトポロジー作業はもちろん、オブジェクトに完全にフィットした厚みのある小道具を作成したり、メッシュの一部を再デザインして既存のメッシュと入れ変える作業に等にも便利に利用できます。


●Mesh Fusion: この機能は、自動的にポリグループ間をブリッジして既存モデルの一部を全く新しいトポロジーと交換できる機能です。使い方は簡単、入れ変えたい部分にポリグループを定義し、新しいメッシュトポロジーをインサートして更新(Ctrl+ドラッグ)するだけです。ZBrushはポリグループ間をブリッジし既存メッシュに新しいトポロジーを融合します。


●グリッドシステム: ZBrushのグリッドにリファレンスイメージを適用する事が可能になりました。上下左右前後と6面に個別の画像を適用可能です。簡単にリファレンスモデリング環境を構築する事ができます。これはShadowBoxでも利用できます。上下左右前後全てに個別のイメージを適用でき、透かしの調整、クロップや明るさ調整、イメージだけを回転する事もできます。さらに現在モデリング中のモデルを3面図としてスナップショットを取る事もできます。


●Undo履歴: ZBrush 4R4では10,000ステップ以上の事実上無制限なUndo履歴を保持する事ができるようになりました。さらにこのUndo履歴はZBrushプロジェクトファイルの一部として保存する事もできます。つまり後日ZBrushのセッションを開始した時、前回のUndo履歴を残したまま作業する事ができます。
またUndo履歴スライダーが用意されており、このスライダーを動かす事でまるでタイムマシンのように操作の履歴を眺める事ができます。また実際にカメラの移動、オブジェクトのセンタリング等を別に調整してモデリング履歴のムービーを作る事ができます。これはスクリーンキャプチャを利用して記録したこれまでのムービーに比べて遥かに面白い映像を作る事ができます。


●トランスポーズの改良: アクションラインにローカル軸へのスナップヘルパーが表示されるようになりました。描いたアクションラインを1クリックで、作業平面上に揃える事ができます。さらに新しい Infulate(膨張) と Flatten(平面)機能を組合せる事でハードサーフェスモデリングの助けとなるでしょう。



●DynaMeshの拡張: DynaMeshの最大解像度が2048まで設定可能となりました。さらにSubToolを使ってDynaMeshブーリアンする事が可能となり、SubToolで簡単に引き算・足し算オブジェクトを指定する事ができます。簡単な形状を組み合わせるだけでも驚くべき形状を作成する事ができるでしょう。



上記はZBrush 4R4 新機能の一部にすぎません。
以下にアーティストの造像力を開放する数多くの新機能をリストします。

ブラシ
  • Curve Strap, Curve Track, MMIブラシ等、ZBrush 4R4の新機能を直ぐに試す事ができる数多くのプリセットブラシを同梱
  • 1クリックでインサートブラシ、マルチメッシュ・インサートブラシを作成するボタンを追加
  • インサートブラシの挿入深度を定義する為に、BrushのImbed設定(埋め込み深度)を使う事ができます。
  • Z Intensityを使ってインサートブラシの挿入法線に対する潰れ具合を調整する事ができます。
  • 新設されたProjection Strength機能を使って、挿入する表面の形状に添ってインサートメッシュを歪める事ができます。
  • ブラシに名前と連絡先を挿入する事ができます。インターネット上でブラシファイルを共有する場合に作者の情報を記入してください。
ツール&ジオメトリ
  • DynaMeshの最大解像度を 2048 に引き上げました。
  • マスキングに"Mask Peaks And Valleys"機能を追加。メッシュの特別なディテールを持つ部分をマスクする事ができます。この機能は主にQRemesherで内部的に利用されますが、Maskingサブパレットからユーザーが利用する事もできます。
  • マスクから1クリックでポリグループが作成できます。新しいトポロジー入替え機能で特に便利でしょう。
  • PolyGroupのGroup Visibleに追加された"Cluster"オプションを使ってランダムなポリグープを作成できます。
  • Visibilityに追加された"Grow All"ボタンを使って一気に接続ポリゴンを表示させる事ができます。(Growを何回も押す必要なし)
  • Mesh to Brush でインサートブラシのメッシュを新しいToolとして取り出す事ができます。
  • 新しいトポリジークリーニングツール: "Merge Triangles(三角形を結合)", "Weld Points(頂点結合)" ボタンを追加
  • Mesh Extractに"Corner Quad to Triangle(コーナーを四角から三角)", "Thin Border(境界を細く)"オプションを追加
FiberMesh:ファイバーメッシュ
  • ファイバー毎の頂点数が同じである場合、サブツールを結合してもFiberMeshの属性が維持されるようになりました。
  • FiberMeshはGroup Visible機能を認識し、ファイバーのCoverage と regroupの為に使用する事ができます。
  • FiberMeshが Split Hidden および Group Split 機能を認識します。
  • FiberMeshに対するInflateデフォーマの効果を弱めました。
レンダリング&マテリアル
  • 新しいマテリアルの"Vibrant Shadows and AO"機能はより色鮮やかな影を生成します。
  • バックグラウンドイメージを傾ける事ができます。
  • バックグラウンドイメージがモデルの回転とシンクロするようになりました。
インポート&エクスポート
  • ベクターディスプレイスメントマップの出力品質を改善しました。
  • ベクターディスプレイスメントマップの出力オプション用にUVオフセットを指定する事ができます。
  • GoZ が Maya 2013 と Luxology modo 601 を正式サポートしました。(メモ: OSX上のmodo 601では読み込んだモデルを手動で更新する必要があります。)
その他
  • XPoseはコンタクトシート状にSubToolを表示します。
  • 非常に大きなプロジェクト(2G~4G)を保存する場合、注意を表示するようになりました。
  • SubToolパレットに "Delete All(全て削除)", "Delete Other(カレント以外を削除)" ボタンを追加。
  • 全体的なプロジェクションのスピードを向上
  • ユーザーアカウントによる書込制限問題を回避する為に、ZBrushのプレファレンスや仮想メモリ/キャッシュデータをOSのパブリック領域に保存するように変更しました。
  • ZBrush 4R4の仮想メモリ/キャッシュファイルの格納場所を変更可能になりました。ZBrushをインストールしたディスク・ドライブがシステム上で最速でない場合や、システムドライブに空きが無い場合にキャッシュフォルダの場所を変更して対応する事ができます。
  • SubToolを管理する為の新ZScriptコマンドを追加しました。


アップグレードに関して:

ZBrush 4R4 は既存のユーザーへ無償アップデートとして提供されます。

ZBrush 4R4のアップデータはPixologicのアップデート案内ページよりダウンロードいただくか、

弊社ZBrushサポートページ内に、アップデータのミラーを配置しましたのでご利用ください。



多くのユーザー様からのサポートを感謝しています。
Happy ZBrushing

-Pixolator

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チュートリアルビデオ

ZClassroomに新機能の解説ビデオが沢山アップロードされています。ぜひご覧ください。
http://www.pixologic.com/zclassroom/homeroom/

ZBrush 4R4ベータテスター Geert Etcher Melis氏とChris Carter氏からチュートリアルPDFも提供さてています。
2012年04月24日
Transpose Masterアップデート
Transpose Masterアップデート

Transpose Masterがアップデートされました。 (ZBrush 4R3専用版のみ)
特定の複雑なモデル(特にDynameshを使ったモデル)でエラーが発生する問題を解決しています。

ZBrush 4R3でTranspose Masterが良くクラッシュを引き起こす場合、新しいバージョンに入れ替えてみる事を推奨します。

ダウンロードはPixologicのダウンロードセンターより。(表記はApril 12, 2011ですが中身は新しいバージョンです。)
2012年04月10日
ZBrush 4 体験版の配布が一旦終了
ZBrush 4 体験版の配布が一旦終了

ZBrush 4 体験版の配布が終了しました。
これは体験版のバージョンが少し古い「ZBrush 4.0」であった為です。
Pixologicは最新のZBrush 4R3版の体験版を作成していますので今しばらくお待ちください。
再開しましたらアナウンス致します。
2012年04月02日
ZBrush 4R2b/R3 - 新機能ドキュメント日本語版
ZBrush 4R2b/R3 - 新機能ドキュメントの日本語版

ZBrush 4R2b/R3 - 新機能ドキュメントの日本語版(PDF)を弊社サポートページに掲載しました。
ZBrush 4日本語マニュアルをお持ちのユーザー様は無償でダウンロードいただけます。

まだ"ZBrush 4 - 日本語マニュアル"をお持ちで無い場合は、この機会にご購入をご検討ください。 ZBrush 4- 日本語マニュアルの価格やお見積もりはこちらへ

※弊社サポートページにはログインが必要です。アクセス方法やパスワードを忘れた方はサポート(support@oakcorp.net)まで、必ずZBrush購入時のユーザー情報を添えてご連絡ください。
2012年02月29日
ZBrush 4R3 リリース
ZBrush 4R3 リリース

Pixologicは本日「ZBrush 4R3」アップデータをリリースしました。

ZBrush 4R3は既存機能の改善だけに留まらず、アーティストの可能性を押し広げる新機能も追加されています。

ZBrush 4R3の主な新機能:

FiberMeshの新機能:
  • 毛の「長さ」「毛幅」「重力」「カラー」等の多くのパラメーターに Curve モディファイヤが追加
  • 毛をカールさせる「回転(Revolve)」新パラメーターが追加
  • ファイバーのプレビューにテクスチャーを適用できます。
  • FiberMeshの設定をSave/Loadする事ができ、独自のライブラリーを作成できます。設定はどのようなSubToolにも適用できます。
  • FiberMeshをベクターディスプレイスメントマップとして出力する事ができます。
  • FiberMeshのガイドを .obj、.lxo(Modo)、.lwo(LightWave、.ma(Maya)、fmg(*)で出力する事ができます。(*).fmgデータはシンプルなRAWデータフォーマットで、各自でインポーターを作成する事で様々なパイプラインにZBrushのファイバーデータをインテグレートできます。

ノイズメーカー(完成バージョン):
  • パラエティ豊かな手続き的ノイズジェネレーターが利用でき、簡単に様々な模様を作成する事ができます。
  • 低ポリゴンモデルであっても、ノイズを詳細にプレビュー表示する事ができます。
  • 各スライダーに数値入力可能です。
  • ノイズメーカーは以前より大きなウィンドウで表示されるようになり、確定する前に細かな確認と調整ができます。
  • ノイズメーカーのプレビューウィンドウでZBrush標準のズーム/パン/回転ができます。

パイプラインインテグレーションの拡張:
  • ベクターディスプレイスメントマップ出力が可能になりました。マップは16-bit/32-bitのTIFFもしくはOpenEXRフォーマットで出力可能です。
  • タンジェント・フリップおよびスイッチ・スライダーで、様々なレンダラーに適合したベクターディスプレイスメントマップを生成する事ができます。
  • "VDMap Auto Flip"および"Switch detection"オプションを使って比較する事により。最適な設定を見つける事ができます。

その他の拡張機能:
  • FiberMeshもしくはMicroMeshをリアルジオメトリに変換する事ができます。
  • LightCapにテクスチャーマップを生成する機能を追加。生成したテクスチャーはあらゆるMatCapに適用できます。
  • BPRは透過テクスチャーマップに合わせて正確なシャドウを生成します。
ユーザーインターフェースの拡張:
  • 次の場所からLightBoxフォルダーへ直接アクセスする事ができます。
    FiberMeshサブパット/Alphaパレット/Textureパレット/SpotLightの保存/Documentパレット/File/Projectパレット/Toolパレット/Materialパレット/Brushパレット
  • サブパレット内の項目を折畳む事ができます。
  • マウスの周辺を虫眼鏡のように拡大表示する事ができます。ZBrush操作ムービーやターンテーブルを録画する際に見せたい場所を強調させたい場合に便利でしょう。
  • アップデート通知機能が追加されます。ZBrushのアップデートあるいはPixologicプラグインのアップデートがあった場合、1クリックでアップデータにアクセスできます。

※QRemesher(Alphaバージョン)は次のアップデートに同梱される予定です。

ZBrush 4R3は既存のユーザーに無償アップデートとして提供されます。
詳しいアップデート手順は弊社サポートサイト内を参照ください。(要ログイン)
アップデータのミラーもダウンロードいただけます。
アドレスが解らない場合は support@oakcorp.net まで購入時のユーザー情報を添えてお問い合わせください。




ZBrush 4R3 新機能デモ兼チュートリアルビデオ(最大化してご覧ください)

 
 
 
2012年02月22日
ZBrush 4R3 アナウンス!

リリースからまだ1ヶ月も経過していませんが、1月24日にPixologicは「ZBrush 4R2b」のアップデートをリリースしました。ZBrush 4R2bではBPRの機能向上に加え、革新的なFiberMesh、MicroMeshを追加しました。

詳しいZBrush 4R2b の新機能紹介ページはこちら

ZBrush 4R2bのチュートリアルムービー

1つ前の ZBrush 4R2 の新機能紹介ページ

ZBCのトップアーティスト(ベータテスター)ギャラリー


Pixologicは満足なんかしていません!

ここに「ZBrush 4R3」のリリースをアナウンス致します!


「ZBrush 4R3」は既に報告された不具合修正だけでなく、新機能も含まれており既存機能を大きく向上させます。

ZBrush 4R3の新しい拡張機能:

●ファイバーメッシュ(FiberMesh)

FiberMeshに多くの拡張機能が追加されます。これらはファイバーへ多様で柔軟なコントロールを提供します。
  • 毛の「長さ」「毛幅」「重力」「カラー」等の多くのパラメーターに Curve モディファイヤが追加
  • 「回転(Revolve)」新パラメーターが追加
  • FiberMeshに適用したテクスチャーでクリップマップを表現できます。(テクスチャーの黒[0,0,0]が完全に透明になります)
  • FiberMeshの設定をSave/Loadする事ができます。
  • 様々なFiberMeshプリセット設定をZBrush 4R3に同梱。FiberMeshのプリセットはLightBox上でサムネイル付きで管理できます。
  • ZBrushでスタイリングしたFiberMeshを、Maya等他のアプリケーション用のファイバーガイド・スプラインとして出力する事ができます。
  • FiberMeshをベクターディスプレイスメントマップとして出力する事ができます。


●ベクターディスプレイスメントマップの出力
ZBrush 4R3では16-bit/32-bitのベクターディスプレイスメントマップ出力が可能になります。
ベクターディスプレイスメントを使えば、逆Rを含むあらゆる方向にディスプレイスメントを適用できます。これを利用してベースメッシュのトポロジーは極めてシンプルな形状にする事ができます。(ギャップが大きくてもOK) リギングに都合の良いシンプルなメッシュに対してZBrushのディテールを忠実に適用する事が可能になるでしょう。


●BPR to Geo
ZBrush 4R3では"MicroMesh"や"FiberMesh"を1クリックで実メッシュに変換する事が可能になります。実メッシュに変換する事で通常のスカルプト編集を適用する事ができます。またMicroMeshのドットプレビュー表示と、SpinEdge機能を追加しました。Spin Edgeを使えばレンダリングやジオメトリへの変換前にMicroMeshの向きをコントロールする事ができます。


●NoiseMaker
完成版のNoiseMakerプラグインが同梱されます。NoiseMakerは多様な「シームレスパターン」をZBrush上で作る事ができる機能です。25を超える手続き的なパターン・ジェネレーターを組み合わせる事で無限のパターンを生み出す事が可能です。パターンは3DテクスチャーあるいはUVの流れに沿って生成する事が可能です。ZBrush 4R3でのNoiseMakerはZBrush表示用の補完ポリゴンを使ってプレビュー可能なので、低解像度のメッシュでも正確なパターンを確認できます。
更に、NoiseMakerの設定ウィンドウが更に大きくなり、ZBrushスタイルのナビゲーションで操作できます。ノイズに複数のスケーリングを適用できる新しいマスキング機能も追加されました。



●ユーザーインターフェスの拡張
サブパレット内の各セクションを個々に折畳む事ができるようになり、サブパレットの長さをコントロールする事ができます。良く使う場所は表示して、あまり使わない場所を畳んでUI表示をすっきりさせる事ができます。
さらに、拡大鏡オプションが追加され、ボタンを押した時にマウスの周辺を虫眼鏡のように拡大表示する事ができます。ZBrush操作ムービーやターンテーブルを録画する際に見せたい場所を強調させたい場合に便利でしょう。


●レンダリングの拡張
MicroMeshやFiberMeshにクリップマップを適用した場合、ZBrush 4R3のBPRは切り抜かれたシルエットに合わせて正確なシャドウを生成します。さらに自然にFiberMesh、MicroMeshをレンダリングする事ができるでしょう。


●アップデート通知機能
ZBrush 4R3には新しいアップデート通知機能が追加されます。ZBrushのアップデートあるいはPixologicプラグインのアップデートがあった場合、1クリックでアップデータにアクセスできます。アップデータを見逃す事も少なくなるでしょう。


ZBrush 4R3には、報告されているZBrush 4R2bの不具合の修正も含まれています。


これら追加機能を含んだ最新リリースが、全てのユーザーに役立つ事を期待しています。
Pixologicはユーザー皆様の反応をとても楽しみにしています。

Happy ZBrushing

-Pixolator



ZBrush 4R3は既存のユーザーに無償アップデートとして提供されます。
ZBrush 4R3は日本時間で 2012年2月29日(水曜日) にリリースされます。



※ZBrush 4R2bのフローティングライセンス版は短期バグフィックスの点から提供されていませんでしたが、ZBrush 4R3ではフローティングライセンス版も提供を予定しています。一般リリースから1週間程後の3月上旬にフローティングライセンス版所有者に直接ダウンロード先が案内されます。
2012年02月03日
2012年01月30日
ZBrush 4R2b ホットフィックス?
Pixologicは、ZBrush 4R2bで見つかった大きな不具合を修正する、ホットフィックス・アップデートを1-2週間後に予定しています。
  • 一定以上のポリゴン数でMove Elasticブラシを使うとクラッシュする問題
  • 大きくズームした状態で素早くブラシを動かした場合正しく適用されない問題
  • サブディビジョンレベルを持つオブジェクトでCurveブラシが利用できない問題
  • FiberMeshのClumpsパラメーターが働かない問題
等、緊急性の高い不具合が修正される見込みです。
2012年01月27日
お知らせ:ZBrush 4R2bより Windows XPの公式サポートを終了
ZBrush 4R2bより Windows XPの公式サポートを終了

Pixologicは、「ZBrush 4R2b」より Windows XP上での動作サポートを公式に終了致しました。
「ZBrush 4R2b」をご利用の場合は、Windows VISTA / Windows 7以降のWindows をご利用いただけますと幸いです。

なお、ZBrush 4R2bから新規にご購入いただいた場合Windows XP上では、ZBrush 4R2bを全くインストールする事ができませんので予めご了承ください。

※ZBrush 4R2からZBrush 4R2bへアップデートした場合、Windows XPでもZBrush 4R2bをセットアップできます。
しかしWindowsXP 32bit版ではダイナメッシュでクラッシュを引き起こすでしょう。
Windows XP 32bit版では /3GB スイッチを利用する事でとりあえず利用する事は可能です。(ダイナメッシュでクラッシュしなくなります。)
ただし自己責任でのご利用となりますので予めご了承ください。

Windows XP 32bit向けの /3GBスイッチについての参考ページ
http://support.microsoft.com/kb/316739/ja
Google

2012年01月26日
ZBrush4 R2b Classroom ビデオその1

ZBrush4 R2b Classroom ビデオの第一弾が公開されました。

FiberMeshの基本:A ZClassroom movie by Paul Gaboury
このビデオは、ZBrush Dogにファイバーを生成する事でFiberMeshの基本をレクチャーします。一旦AccceptされたFiberMeshは選択したり、マスクしたりペイントできる事に気づく事でしょう。FiberMaskとFiberUnmaskもこのビデオで使用しています。


モーフターゲットを元にファイバーを生成:A ZClassroom movie by Paul Gaboury model courtesy of: Kotelnikoff
このビデオではモーフターゲットを使ってヘアをスタイリングする方法をデモしています。
(手順は下の解説を参照)


MicroMeshの基本: A ZClassroom movie by Paul Gaboury
このビデオではMicroMesh機能を使って、BPRレンダリング時に球体表面上に大量の宝石を配置するデモをお見せします。なおベースオブジェクトのポリゴン数 x MicroMesh オブジェクトのポリゴン数のポリゴンが描画される点に注意してください。


FiberMeshとMicroMeshの組み合わせ:A ZClassroom movie by Paul Gaboury
FiberMeshとMicroMeshを組み合わせる事で、葉や羽根のようにオブジェクトを配置する事ができます。



基本的なファイバーメッシュの使い方:

  1. モデルの毛を生やしたい場所をマスクします。
    [全体に生やす場合はマスクの必要なし]

  2. 土台のメッシュにポリペイントがあると、ポリペイントの色でFiberを生やす事ができます。
    テクスチャーは反映されません、テクスチャーで毛の色をコントロールしたい場合はポリペイントに変換してください。

  3. Tool >> Fibermesh >> Preview ボタンを押します。
    Preview ボタンを押した時点では「編集可能FiberMesh」ではありません。あくまでプレビューでTool >> Fibermesh 内の各種スライダーで毛の量や長さ、密度、色等を調整します。

  4. 毛の基本的な形ができたら Tool >> Fibermesh >> Accept ボタンで確定します。(FastPreview~のメッセージが表示されますが、yesでもnoでもかまいません。後から変更できます)
    すると SubTool として FiberMesh が追加されます。

  5. SubToolで追加されたFiberMeshを選択します。
    ここで初めて、スカルプトブラシで毛をスカルプト編集できます。
    新しい Fiber系のブラシを使って編集してください。

    なお、Brushパレット >> FiberMesh パネルが新設されています。
    こちらで各ブラシのFiberMeshに対する挙動をコントロールします。
    例えば、Brush > FiberMesh > Preserve Length を100にすると
    そのブラシは毛の長さを変更しません。

  6. 以上を繰り返して、必要な数だけFiberMeshを作成してください。
メモ:

●SubToolで FiberMeshを選択すると、Tool >> FiberMeshパネルの Fast Preview ボタンの On/off が設定できます。
いわゆる編集用に高速簡易表示するかどうかの調整です。
(Acceptボタンする時にOn/Offするかどうか聞かれるのがこちら)

●なお、編集可能になったFiberMeshは生成した時点でモーフターゲットが格納されています。
ブラシで編集した後、リセット(確定直後の状態)に戻したい場合は
Tool > Morph Target の Morph Wideや Morph Height スライダーで元に戻す事ができます。

●FiberMesh(1本1本)にテクスチャーを割り当てる場合は、
SubToolでFiberMeshを選択して UV Map >> FiberUV ボタンでUVを生成します。後はテクスチャーをセットしてください。

●モーフの差分を使ってFiberをスタイリングする場合は
・まず、ベースをTool >> Morph Terget >> StoreMT でモーフにストアします。
・毛の形になるようにベースモデルの表面を引っぱり出します。(ダイナメッシュは使わないでください)
・Tool >> Morph Terget >> Switch で元の状態に戻します。
・必要であればマスクを描きます。(無しても可)
・Tool >> FiberMesh >> Previewボタンを押してプレビューします。
・Tool >> FiberMesh >> MorphTarget Guided ボタンを押すと、モーフの差分間にファイバーが生成されます。
・調整して Accceptすると新しいSubToolとしてFiberMeshが生成されます。

●MicroMeshを使えばFiberMeshの毛を任意のオブジェクトに置換できます。
SubToolでFiberMeshを選択して
Tool > Display Properties >> Select MicroMesh
で置き換えるオブジェクトを選択してください。
MicroMeshはBPRでレンダリングした時にのみ表示されます。
なお、MicroMeshをレンダリングする場合は、Renderパレット >> Render Properties >> Draw MaicroMeshを有効にしてください。

基本的なFiberMeshの使い方は以上です。

2012年01月24日
ZBrush4 R2b 無償アップデータリリース!



Pixologic社は、"ZBrush4 R2"のマイナーアップデート「ZBrush4 R2b」を本日リリースしました。[ZBC]
全てのZBrush 4R2ユーザーに無償での提供となります。

既にご存知の通りZBrush 4R2は多くの新機能を備えたメジャーバージョンアップでした。しかしながら、ZBrush 4R2リリース後、世界中のユーザー環境で使用された事でPixologicやベータテスターでも見つけられなかった多くの「磨き残し」が見つかっています。

Pixologicはこれを受けてZBrush 5のリリースを待つ必要無しに、ZBrush 4R2の機能をフルに活用できるアップデート・パッチをリリースしました。

しかも不具合の修正だけではありません!ZBrush4 R2bはさらにアートワークの幅を広げるいくつかの新機能が含まれています!
  • 3Dポリゴンで「ファー/ヘアー」を作り出す"FiberMesh"機能。ファー/ヘアーはスカルプトブラシで形を整えたり、ファー/ヘアーに対してUVテクスチャーを適用したり、ポリゴンとして出力する事も可能です。毛に限らない様々な応用が期待です。
  • ファイバーメッシュを整える新しい「Groom」ブラシの追加と、ファイバーメッシュ用の新しいブラシパラメーター
  • 大量のインスタンスオブジェクトを生成・レンダリングするMicroMesh機能。(主にファイバーメッシュ等で使用)
  • ZBrush でのファイナルレンダリングを大きく改善する新しいBPRフィルタ群
  • グローバルのBPR ShadowおよびAmbient Occlusionコントローラーを追加。BPRのシャドウコントロールが楽になります。
  • メッシュの凹凸でマテリアルをミキシングする新しい"Cavity Mixer"
  • AlphaとMaskを使った詳細なディテールの作成能力が向上しました。またTransPoseでAlphaを使う事ができます。
  • メッシュの曲率に基づいてマスクを自動適用する"Mask By Surface Smoothness"
  • 新しい全体変形機能としてのTranspose Curve deformation(BrushカーブでMove変形)、UnClip(Clupを元に戻す)機能
  • マスク領域の縮小(Shrink)・拡張(Grow)機能
  • トポロジー編集の効率アップ機能: Group Mask(マスクした部分を既存のポリグループに追加)、Edgeloop Mask Border(マスクの輪郭に沿ってエッジループを作成)
  • JPEGでキャンバスイメージを保存する場合に、切り抜き、カラー補正等が適用できます。
  • カメラの始点に基づいたシャドウ情報をキャッシュする機能、Mesh Extractionのプレビュー、カメラの距離に基づいたパースペクティブ表示の自動補正など数々の改良点を含んでいます。

こちらで FiberMeshのプレビュービデオを見る事ができます

さらに、Z4R2bには2つのプラグインが使用するパレットボタンが追加されています。1つは NoiseMakerの完全バージョンです。ZBrush 4R2bと一緒の提供には間に合いませんでしたが、NoiseMakerの完全バージョンは数週間後に提供を予定しています。

もう1つは今回初めてアナウンスするコードネーム「QRemesher」プラグインです。(Verold社のTwitterでオフィシャルに公開されている画像)
QRemesherはPixologic社とVerold社の共同プロジェクトです。名前からなんとなく想像できるようにQRemesherは、完全自動もしくはユーザーが描いたガイドに沿ってメッシュを再構築するソリューションです。QRemesherのプレリリースAlphaバージョンは2月に公開を予定しており、ZBrush 4R2b内で利用する事ができます。完成版のQRemesherはPixologicから別売のプラグインとして販売されます。

詳細は、引き続きアナウンスされます。お楽しみに!
Pixologicは新バージョンを活用した新しい作品に出会える事を楽しみにしています!


アップデートの簡易解説:(詳細なバージョンは弊社サポートサイト内を参照ください)
  • ZBrush 4R2 をインストールしていない場合、まずZBrush 4R2 をインストールしてください。
  • 既にZBrush 4R2をインストールしている場合は、ZBrush 4R2フォルダ内の重要なデータを必ずバックアップしてください。
  • ZBrush 4R2をアクティベーション済みの場合はZBrush 4R2のライセンスを一旦返却(deactivation)します
  • アップデータのダウンロードはこちらから
  • アップデータのZIPをZBrush 4R2のインストールフォルダ内に展開し、アップデータを実行してください。(アップデータとZBrushの実行ファイルを必ず同じフォルダ階層にセットしてください。)
  • ZBrush 4R2bへアップグレード完了後、再アクティベーションを行なってください。
以上でアップデート完了です。(詳細なバージョンは弊社サポートサイト内を参照ください)


Happy ZBrushing!