Chaos Verasを使ってみた その1

こんにちは、株式会社オークのkandaです。
今回は、Chaos製品に新たに加わったVerasを使ってみようと思います。

 


 

Chaos Verasとは?

Chaos Verasは、AIを活用したビジュアライゼーションツールです。
Revit、Rhino、SketchUpなどの設計ソフトウェア内で、既存の3Dモデルやスケッチ、写真をもとに、複数のデザインアイデアや設計バリエーションを非常に高速に生成できます。
視覚化ワークフローの効率化に大きく貢献するツールです。

また「Chaos Suite」のリリースによりEnscape PremiumやArchDesign Collectionのサブスクリプションをお持ちの方は、Enscape内でもVerasが利用可能になりました。

さらに、設計ソフトウェアを使用しなくても、ウェブアプリケーション版としてVerasを利用することができます。
写真やスケッチなどをブラウザからアップロードするだけで、Verasのすべての機能を使うことができます。

 

ウェブアプリケーションからVerasを使ってみる

今回は、ウェブアプリケーションからVerasを試してみました。

Verasウェブ版にアクセスします。
https://veras.evolvelab.io/

ログイン画面が表示されたら、Verasのライセンスが紐づいたChaosアカウントでログインします。

 

写真を使ってレンダリングを試す

ログイン後、まずは写真を読み込んでみます。

Verasにはあらかじめプリセットが用意されているので、そこから1つプリセットを選択し「RENDER」をクリックします。

約20秒で結果が出力されました。

 

COMPOSEタブでパラメータを調整

次に[COMPOSE]タブをクリックし、パラメータの調整を行います。

    • [Film Photography] にチェックを入れる
    • [Geometry Override Slider] を高めに設定

再び「RENDER」をクリックすると、約20秒で出力完了です。
[Geometry Override Slider]の値を変更することで、元のジオメトリから大胆にディテールが変化しました。

 

その他のプリセット・解像度での出力も可能

他のプリセットもいくつか試してみました。
プリセットを変えることで、出力結果の雰囲気が大きく変わります。

さらに、解像度を変更しての出力も可能です。
こちらは約40秒ほどで結果が表示されました。

 

まとめ:簡単操作で多彩なビジュアライズが可能

今回は、ウェブアプリケーションを利用してプリセットを適用するだけのシンプルな操作でしたが、プロンプトを入力することで、より自由度の高いカスタマイズも可能です。
デザイン初期段階のアイデアスケッチから、完成イメージの確認まで、Verasはさまざまなシーンで活用できるツールです。

 


 

体験版のご案内

Verasには無料でご利用いただける、体験版のご用意もございます。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽に弊社サポートまでお問い合わせください。

 


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