ベイクに処理について
ベイク処理を行うことで複数のマテリアルが割り当てられているモデルを、1枚のテクスチャにまとめることができます。また、影や反射、屈折などのその他要素もまとめて焼きこむことができます。なお、事前の準備としてオブジェクトをUV展開しておく必要がございます。
でないと綺麗にベイク処理が仕上がらないのでこちら必ずご確認頂けますと幸いです。
テクスチャベイク方法
現在V-Rayにて普通にレンダリングを行うと以下のように描写されます。ピンクと水色のライトを左右で当てています。このライティングも込みで焼いていきます。
レンダリング > テクスチャにベイク処理 を使用します。
起動すると以下のウインドウが表示されます。
ここで必ずご注意頂きたいのがV-Rayを使用してレンダリングしたい場合は必ず、V-Ray要素のみをご利用ください。
単純に普段レンダリングしているRGBのように出力したい場合はVRayCompleteMapを選択し、選択したオブジェクトにマップを追加を押します。
するとキュー内に選択したオブジェクトの要素が追加されます。各UIの主な設定は以下の通りです。
ではさっそくベイクを行っていきます。ウインドウの右下のベイク処理を実行します。
レンダリングが完了すると以下のようにライティングやその他要素が焼きこまれているのがわかります。
これで一先ず、ベイク処理は完了です。
今回VRayCompleteMapを使用してのベイク処理でしたが、Diffuseのみをレンダリングしたい場合はVRayDiffuseFilterMapを選択してベイクしたり、V-Rayはそれぞれの要素に対応しています。
*今回簡易的なご説明となっておりますが、詳細後日加えていきます。