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MAXON買収後のZBrushライセンスまとめ

Maxon Computer社買収後のZBrushライセンスまとめ

Pixologic社は 独 Maxon Computer GMBH 社に買収され、2022年の1月よりMaxonファミリー製品の1つとして販売されています。MAXONの公式アナウンス

MAXON社買収後のライセンス周りの変更に関して、こちらにまとめます。
公式な案内はZBrushのSupoortサイトMaxon Computer社のサポートページを参照ください。
後述する「MAXON社から届いているMyMaxonへの移行を通知するEmailのよくある質問と回答」も参照ください。

2023年1月12日、ZBrush 2023 のアップデートがアナウンスされました。

主にライセンス管理が 2022年4月21日以前と以降で分かれています。

ZBrushを「2022年4月21日以前」に購入された永続ライセンスユーザー様

  • ZBrush最初のリリース(1999年頃)から、2022年4月21日までに購入された全てのユーザーはPixologic版のライセンスで製品が管理されています。インストーラーのダウンロードはPixologicユーザーページからダウンロードし、ライセンス認証もPixologicアカウントでログインして認証します (https://pixologic.com/my-licenses/login.php) 
  • (2022年7月29日にDMにて通知)
    2022年9月の第1週に、既存のPixologicアカウントでの購入履歴が全てMyMaxonアカウントに移行されます。

    この時点で、まだ MyMaxon アカウントをお持ちでない場合はアカウントが自動作成されます (Emailアドレスがユーザー名になります)。移行が完了すると、パスワード リセットのリンクが記載されたメールが届きますので、MyMaxon用のパスワードをセットしてMyMaxonアカウントを完成させることができます。MyMaxon ポータルにログインするとPixologicでの注文履歴を閲覧できるようになります。(なお9 月末までMyMaxonアカウントの内容を変更することはできません。) MyMaxonへ移行後もPixologic版永久ライセンスは期限切れになることはなく、Pixologicサイトの ZBrush My Licensesアクティベーションシステムを介して引き続き利用できます。MaxonAppとMAXON版ZBrushをインストールする必要はありませんこの件に関してはMAXON社のFAQも参照ください。
  • ZBrush 2022.0.8 まで無償でアップグレードが入手できます
  • 1ライセンスは、同一人物が使う場合に限り2箇所まで認証が認められています。
  • ZBrush 2022.08 以降のバージョン(ZBrush 2023.x)は有償(有料)のアップグレードである事がアナウンスされています。2023年1月12日、ZBrush 2023 のアップデートがアナウンスされました。
  • 過去のバージョン(ZBrush 2018~ZBrush 2022.0.8)は全て同じライセンスで動作します。
  • Pixologic版フローティングライセンス版はRLM形式です。
  • Pixologicライセンス版は永続ライセンスとして今後も引き続きご利用いただけます。
  • 2024年1月1日以降、永続ライセンスのアップグレードパスは全て販売終了となりました。(ニュース
    ZBrush永続ライセンスを所有するユーザー様は、永続ライセンスをそのまま保有したまま MAXON ONE サブスクリプションの年間ライセンスを 45% OFF (初年度のみ) もしくは ZBrushサブスクリプションの年間ライセンスを  25%OFF オフ(初年度のみ)で追加購入いただけます。この場合サイドグレードとなり、元のZBrush 2022永続ライセンスは残ります。(永続2022とサブスク2023を個別ライセンスで利用可能)

ZBrushを「2022年4月21日以降」に購入された永続ライセンスユーザー様

 

ZBrush Core に関して

  • ZBrushCoreのライセンスはPixologicアカウントで管理されています。
  • 全てのZBrushCoreユーザーは、ZBrushCore 2021.6.2 まで無償アップグレードが入手できます。
  • 2022年4月21日以降、販売店でのZBrushCoreの取り扱いが終了となり、現在はMAXON社の直販のみで入手できます。
  • 2024年1月1日以降、永続ライセンスのアップグレードパスは全て販売終了となりました。(ニュース
    ZBrushCore 永続版からZBrush 2023永続版にアップグレードできるパスがあります

ZBrush to KeyShot Bridge


MAXON社から届いているMyMaxonへの移行を通知するEmailのよくある質問と回答

以下は旧Pixologicのサポートサイトに掲載されているFAQを翻訳した物です[Source]

Maxon は、Pixologicから購入した ZBrush 永久ライセンス (現在は「レガシー」ライセンスと呼んでいます) を持っている人に電子メールを送信しています。これらのメールは、ZBrush または Maxon One の年間サブスクリプションの 50% 割引のオファー(現在 45%オファー)を知らせています。また、Pixologic サーバーから Maxon システムへのデータ移行に関するメールも送信されています。
この記事は、このMAXONからのメールに寄せられた質問に答えるものです。

Q: これは公式のメールですか?申込みフォームがフィッシング詐欺の様に見えます。
A: このメールは公式のメールです。 Maxonでは割引購入の処理を容易にするためにMicrosoftのフォームを使用していますが、これはフィッシングではありません。入力された情報は、Maxonのみが受け取りますのでご安心ください。

Q: 50%(現在 45%オファー)オフは永久につづきますか?
A: 2024年1月1日以降、永続ライセンスのアップグレードパスは全て販売終了となりました。(ニュース
いいえ初回購入の購入のみ割引です。初年度以降の更新は通常価格となります。

Q: 月単位サブスクリプションの割引はありますか?
A: 2024年1月1日以降、永続ライセンスのアップグレードパスは全て販売終了となりました。(ニュース
この50%割引(現在 45%オファー)オファーは、年間サブスクリプションのみを対象としています。

Q: この割引オファーを利用すると、今持っているZBrushの永久ライセンスが無効になりますか?
A: いいえ。お手持ちの永久ライセンスは引き続きお客様のものであり、引き続きご利用いただけます。ただし、サブスクリプションと永久ライセンスは別の物であることに注意してください。サブスクリプションの一部としてリリースされたアップグレードは、永久ライセンス側には適用されません。サブスクリプションをキャンセルして古い永久ライセンス版に戻る場合は、サブスクリプションが切れる前にサブスクリプションバージョンから古いZBrushで読める形式(OBJやFBX等で)エクスポートする必要があります。そうしないと、永久ライセンス版の新しいZBrushバージョンに有償アップグレードしない限り、それらを開くことができません。

Q: 今持っているZBrush永久ライセンスは、将来新しいZBrushの永久ライセンスにアップグレードできますか?
A: もちろん可能です。Maxonは、Cinema 4Dを含むほぼすべてのソフトウェアに対して永久ライセンスを提供しています。 Maxonはサブスクリプションの価値を強く信じていますが、永久ライセンスの提供を放棄してはいません。サブスクリプションモデルに切り替えなくても、永久ライセンスをアップグレードすることができます。

Q: 永久ライセンスのアップグレード価格は幾らですか?
A:2024年1月1日以降、永続ライセンスのアップグレードパスは全て販売終了となりました。(ニュース
ZBrush 2023 永続ライセンスのアップグレードは、$659 (弊社販売価格はこちらへ)で購入できます。

Q: サブスクリプションの利点は何ですか?
A: MAXON社の永久ライセンスは購入したバージョンだけしか利用できないという制限があります。重大なバグ修正以外の新機能や更新を永久ライセンス版で取得するには、永久ライセンスの有料アップグレードが利用可能になるまで待つ必要があります。サブスクリプション版では新機能や更新があると、待つ必要はなく即座に新機能を受け取ることができます。この違いが良く分かる例としては GoZ の更新があります。 Maxonがサポートする GoZ 対応アプリケーション (Maya など) の新しいバージョンがリリースされると、現在使用している GoZ はその新バージョンで機能しない可能性があります。サブスクリプションユーザーの場合、Maxon は準備が整い次第、その新バージョンに対応したGoZアップデートをリリースし入手できます。永久ライセンスユーザーの場合、その新バージョンでGoZを利用するには、次の永久ライセンス版の有料アップグレードが提供開始されるまで待つ必要があります。

Q: 既に ZBrush 2022 を持っているのに、サブスクリプション版のZBrush 2023を購入する必要があるのでしょうか?
A: ZBrush 2023 は2023年1月12日にリリースされました。永続ユーザーがサブスクリプションにサイドグレードする場合、最初の年が 25%オフ(MAXON ONEの場合45%)になるので、この1年の間に次のアップグレードが出てきたときにとてもお得に新バージョンが入手できるという価値があります。また Cinema 4D やその他の Maxon One ファミリのソフトウェアに興味がある場合は、Maxon One の割引サブスクリプションでMAXONファミリー製品全てへのアクセスを手に入れることができます。なお1年後に Maxon One のサブスクリプションを継続しないことを決定した場合でも、プロモーション年度が終了したら、いつでも ZBrush のみのサブスクリプションに切り替えることができます。

Q: MyMaxon で自分のZBrush永続ライセンスが表示されないのはなぜですか? データはいつ転送されますか?
A: Pixologic版ライセンスのMyMaxonデータ転送は、2022年9月の第1周目に行われます。これは主にライセンスの購入履歴を含む顧客データの転送になります。完了すると、完了したことを知らせるメールがPixologic版ZBrush登録Emailアドレスに届きます。その時点で MyMaxon でライセンスを確認できますが、それだけです。Pixologic版のライセンス管理は引き続き旧Pixologicサイトの My Licenses と ZBrush ID ログイン システムを通じて行われます。

Q: MyMaxonに移行されると、Pixologicで購入したサブスクリプション自動継続はどうなりますか?
A: サブスクリプションの課金データは、Authorize.net (Pixologicが使用していたシステム) から Digital River (Maxonが使用するシステム) に転送されます。ほとんどのユーザーにとって、何もする必要はありません。データは自動的に転送され、9月以降の請求は DRI – Maxon から開始されます。
MyMaxonへのサブスクリプション移行は段階的に行われ、すべてのサブスクリプションが移行されるまでに約 1 か月かかります。それが完了すると、Pixologic版サブスクリプションユーザーはMy Licenseを使用できなくなります。代わりに MyMaxon を使用してサブスクリプションを管理できます。 ZBrush が Maxonのサブスクリプションを確認するには、Maxon appを使用してMaxon版のZBrush をインストールする必要があります。
Pixologic版サブスクリプションがMaxonへ移行されると、ユーザーが行う手順が記載されたメールが届きます。

Q: 永久ライセンスはどうなりますか?
A: 永久ライセンスは引き続きレガシーシステム (Pixologicサイトの My Licenses および ZBrush ID ログイン) を通じて管理されます。Maxon版ZBrushの有償アップグレードを購入するまでは、何も変更されません。Maxon版ZBrushに有償アップグレードした時点で、アップグレードされたライセンスは完全に MyMaxon で管理されます。2024年1月1日以降、永続ライセンスのアップグレードパスは全て販売終了となりました。(ニュース

 

ZBrushの購入案内はこちらへ

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