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4.252019
V-Ray Next for Modo 発売開始
Chaos Groupは、Modo用のV-Ray新バージョンである “V-Ray Next for Modo” を正式リリース致しました。パフォーマンスの向上、新マテリアル、スマートテクノロジーが満載されているため、技術的な問題に縛られる事無く、アーティストは素早くアイデアを具現化し素晴らしい最終結果を得る事ができます。また、Modoと3ds MaxやMayaのような他のアプリケーションとの間でスムーズにアセットを転送することができます。
V-Ray Next for Modo は既存のV-Ray for Modoユーザー様に有償のアップグレードとして提供されます。アップグレードの価格とお見積りはこちらへ
※2018年12月1日以降に V-Ray for MODO を新規に購入いただいたユーザー様は V-Ray Next MODOに無償アップグレードとなります。
V-Ray Next for Modoの主な新機能:
- Modo 13 対応
- アダプティブ・ドームライト – もはやポータルライトは不要です。V-Ray Next の新しいアダプティブ・ドームライトは自動的にシーンを分析し、よりノイズの少ない「屋内の」イメージベース・ライティング照明を提供します。
- 刷新された GPU レンダリング・コア – 新しいアーキテクチャーに刷新されたV-Ray GPUコアはより強靭になりました。多くの重要なV-Ray機能をGPUでサポートした事で、実際のプロダクション・シーンをGPUでレンダリングする事ができます。
- GPU ボリュームレンダリング – V-Ray GPUでフォグ、煙、炎などのボリューメトリック効果のレンダリングに対応。
- GPUにてプリズム効果(dispersion)レンダリングをサポート – GPUレンダリングにて、屈折する光が波長によって分離する現象である”分散 [dispersion]”をサポート。宝石等をよりリアルにレンダリングできます。
- GPU VRscans – GPUレンダリングで VRscans マテリアルをサポートした事で、非常に高速にスキャンした正確なマテリアルをレンダリングできます。
- レンダーエレメント毎のデノイズ – ポスト処理コントロールを強化するために、レンダーエレメントへのノイズ除去に対応。ノイズ除去された”Beauty pss”に再構成することができます。スタンドアローンのデノイザーでアニメーション(時間軸)を考慮したデノイズ処理にも対応しています。
- フィジカル・ヘアーシェーダー – 新しいV-Rayフィジカルなを使用して、より良いハイライト、照明の分布でヘアーを表現できます。メラニン色素コントロールを使用すると、ブロンドからブルネット、赤毛まで、あらゆる髪の色を簡単に表現できます。個性的なキャラクターの為にヘアカラーで髪を染める事も簡単です。
- METALNESSパラメーター – “Metalness”による反射コントールに対応。リアルタイム系と同じ物理シェーダー用テクスチャーをV-Rayマテリアルでも利用いただけます。
- 新しいトゥーンシェーダー – 簡単にアニメ調のスタイルでレンダリングを行うトゥーンシェーダーと、より高度なライン制御ができるように改良されたVRayToonを搭載 。
- 新しいレンズエフェクト – 完全に新しく再デザインされたレンズエフェクト機能に刷新されました。より高速かつよりリアルなレンズエフェクトを生成できます。
- ローリングシャッターシミュレーション– デジタルカメラやスマートフォンのカメラでよく見られる歪んだモーションブラー効果をシミュレーションできます。
- カラー補正機能がより便利に – VFBでのカラー補正情報(バックグラウンド、LUT含む)が .VRIMG および OpenEXR ファイルにメタ情報として記録されるようになりました。またLUT強度も制御できます。
- 照明解析 – 新しい照明解析ツールを使用して、明るさのヒートマップを作成したり、照明値(グリッド)のオーバーレイを作る事ができます。シーンの照明分布を正確に分析および測定できます。詳しくはこちらへ
- IPR中の超高速デノイズ(※Windows版でのみ利用可能) – ビューポートIPR中に超高速で NVIDIA AI denoiser を適用できます。非常にクリアなインタラクティブレンダリングが可能です!
- Lightingエレメントの改良 – ライティングパスのサンプルシステムが改良され通常のライトサンプリングと分離されました。これによりアダプティブドームライト使用時もアーティファクトのない一貫した結果を提供します。
- GPUバケットレンダリング – GPUにてバケットレンダリングに対応。 マルチGPU環境、ディストリビュートレンダリングでより最適なパフォーマンスが得られます。加えてGPUバケットレンダリングではCryptomatteエレメントの出力もサポートします。
メモ:
・対応 Modo は 901 ~ 13 となります。
・GPUレンダリングを行うには CUDA をサポートする nVidia社製 GPU が必要です。
・Mac OS では現在公式に nVidia社製 GPU がサポートされていない為、Mac OS上の V-Ray Next for MODOではGPUレンダリングをご利用いただけません。