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2.152018
Phoenix FD 3.10 3ds Max, Maya アップデート
ChaosGroupは 3ds Max用 Phoenix FD、Maya用 Phoenix FD のアップデート「3.10」を同時リリースしました。これらのリリースでは、FLIPソルバと海洋(Ocean)テクスチャの新しいコントロールを追加し、WetMapパーティクルの動作を改善しました。またPhoenix FDをより速く安定化しました。
既存の Phoenix FD v3 ユーザー様に無償アップデートで提供されます。今すぐChaosGroup.comのアカウントからダウンロードいただけます。
注意: 3dsMax版の Phoenix FD 3.10 は V-Ray Next BETAに対応していません。V-Ray Next BETAに対応したPhoenix FDは Nightlies ビルドで提供中です。Nightliesのダウンロードに関してはサポートまでお問い合せください。
可変的な粘度サポートのデモビデオ
Phoenix FD 3.10 新機能
- FLIPソルバで可変的な粘度(Variable Viscosity)をサポート。様々な粘度の流体を生成できます。粘度はいつでも変更できるので、硬い液体が溶ける等の演出が可能になります。
- パーティクルシェーダにカラーテクスチャが追加されました。
- 海洋テクスチャ(Ocean Texture)にアニメーションコントロール(ループ)を追加
- 非常に高速に変形するジオメトリに、WetMapパーティクルが正しくへばり付くよう改良
- FLIPシミュレーターとフォースシミュレーションの安定性を改善
- AURファイルの読み書きをマルチスレッド化。VDBキャッシュの作成も最適化。この変更により、古いPhoenixesバージョンではPhoenix 3.10以降で作成したキャッシュを開くことができません。新しいバージョンでは、旧バージョンで作成したキャッシュを開くことができます。
- [3ds Max only] V-Ray GPU で海洋レンダリングをサポート
- [3ds Max only] パーティクルフローオペレーターの処理速度を向上 [3ds Max only]
- [3ds Max only] VolumetricモードでシミュレーターへのXformモディファイヤをサポート
- [Maya only] IPRおよびプロダクションレンダーでの海洋レンダリング安定性の改善とアーティファクトを除去
- 負のフォロースピードまたは負のプルスピードを使用してFollowPathの方向またはアトラクションを逆転させる機能を追加
- ライセンスサーバーとの接続が切れた場合に自動的に再接続を試みます。