- Home
- ChaosGroup, V-Ray for Rhino, V-Ray for SketchUp
- V-Ray 6 for SketchUp,Rhino のパブリックベータテスト開始
ブログ
8.232022
V-Ray 6 for SketchUp,Rhino のパブリックベータテスト開始
Chaos社は「V-Ray 6 for SketchUp」、「V-Ray 6 for Rhino」のパブリックベータテストの開始をアナウンス致しました。
新しい強力なワークフローにより、雲のある空模様や様幾何学模様を直感的に作成することができます。
またV-Rayマテリアルの改良により、これまで以上にリアルなマテリアルを素早く作成できるようになりました。
そのほかにも、V-Ray 6では、ユーザーはEnscapeのシーンをV-Rayに取り込むことができるようになりました。
「V-Ray 6 for SketchUp,Rhino」のパブリックベータテストの案内はこちらへ
ベータ参加手順
- 予めChaosアカウントを作成しておく必要があります。
- ライセンスサーバーのインストール手順はこちらへ
- こちらのページの「ベータに参加する」ボタンをクリックすると、Chaosアカウントに V-Ray 6 for SketchUp,Rhino ベータのライセンスが追加されます。
- 【http://localhost:30304/#/bundle/sketchup】 、【http://localhost:30304/#/bundle/rhino】で以下の様に確認できます。
V-Ray と Enscape の互換性
V-Ray 6では、Enscapeからリアルタイムのシーンを転送し、フォトリアリズムの最高レベルまで持っていくことができます。
Enscapeのマテリアル、3Dモデル、ライトのサポートにより、V-Ray 6は、デザイン上のすべての工程で維持することができます。
V-Ray 6 for SketchUp,Rhinoの新機能
雲の作成
シーンにぴったりな雲を作成することができます。新しいプロシージャルクラウドシステムは、柔軟でメモリ効率の良い方法でどんな曇り空でも表現することができます。
V-Ray Enmesh
ジオメトリをタイリングし、オブジェクトの表面上に複雑な幾何学パターンを表現することができます。それらはメモリ効率の良い方法でパネル、フェンス、布などを作成することができます
新しいドームライト
この新しいV-Rayドームライトモードを利用することでHDRIを使用する際に、スケールを微調整することができ、よりレンダリングシーンにフィットさせることができます。
強化されたマテリアル作成
・距離(Distance)テクスチャ
ディスプレイメントやファーのような効果を近接度に応じて変化させることでリアルに表現します。
踏みならされた芝生の道を作ったり、雨どいの下に暗いスポットを形成したりできます。
・強化された汚れ(Dirt)テクスチャ
オブジェクトを追加または除外することで、より高い精度で汚れを与えることができます。
・マテリアルの透過性の向上
V-Rayマテリアルの改良されたサブサーフェススキャッタリングモードにより、すりガラスや大理石などの半透明なマテリアルをより速くレンダリングすることができます。
・虹彩の表現
V-Rayマテリアルに新しく追加されたThin Filmオプションで、シャボン玉や油などの虹彩マテリアルを簡単に作成できます。
・より正確な反射を実現
新しい技術により、金属や粗い反射材をより正確に描画することができるようになりました。
その他
・レンダリングの一時停止
レンダリングの一時停止/再開が可能となりました。
・タグシステムを使ってアセットをグループ化&Cosmosへマテリアルライブラリーを一体化
アセットエディタで新しいタグシステムを使用してアセットをグループ化し、複雑なプロジェクトでのシーンの整理ができます。
またマテリアルライブラリがChaos Cosmosの一部となり、すべてのアセットを簡単に検索、管理できるようになりました。
・ACEScgカラーマネージメント
業界標準のACEScgカラーエンコーディングシステムで、レンダー出力に幅広いカラーパレットを活用できます。