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Forest Pack Pro 6.0.0 ベータが公開

Itoo Software社は、ForestPack Pro 6.0.0 ベータ版を公開しました。
Itoo Software社のユーザーパネルからダウンロードいただけます。(※サブスクリプションが有効なユーザー様のみ)

ご注意!:
今回リリースしたのはベータ版です。最終バージョンではありません。十分に注意して制作していますが、まだ見つかっていない潜在的な不具合等で3dsMaxがクラッシュしたり、最悪の場合シーンファイルが失われる可能性があります。またベータ版のパラメーターが正式バージョンでは別のパラメーターに変化する可能が高いです。(シーンに互換性がなくなります)。クリティカルな仕事を行っている場合はベータ版のご利用は控えていただきますようお願い申し上げます。

Forest Pack Pro 6.0.0 ベータ

新機能

  • V-Ray Next beta 1 をサポート
  • メモリ管理システムを刷新。大規模なスキャッタリングで最大15倍もの動作パフォーマンスが向上
  • V-Ray IPR使用時の安定性を改善
  • V-Ray および Corona proxies の読み込み速度が向上
    • 以前のフルメッシュ表示ではなく、クイックドラフト表示をビュー表示に使用します。
    • ノート: Corona ProxyでPoint-cloudを使う場合、Proxyのビューポート表示を”Full Mesh”にする必要はありません。

UIの変更

  • General->Settings アイコンを追加。このボタンでは全てのForestオブジェクトのグローバル設定を行います。次の項目を設定できます:
    • ロールアップの表示/非表示設定。あまり使用しないロールアップを非表示にできます。
    • ポップアップ表示の停止 (Generalロールアップに移動)
  • パラメーターグループが折りたたみ可能となり、ユーザーがセットした状態は記憶され次回のMaxセッションに引き継がれます。
  • リストウィンドウがリサイズ可能になりました。 ユーザーがセットした状態は記憶され次回のMaxセッションに引き継がれます。
  • 新規作成時のパネル(Creation)に Icon モードが追加。とりあえず空のForestオブジェクトを作成でき、後から自由にモディファイヤパネルで設定する事ができます。
  • リストボックスにアイテムにツールチップを追加。アイテム上にマウスカーソルを置くとフルネームがツールチップで表示されます。

新しい Distribution モードを追加 (Distribution ロールアップから利用可能)

  • Image = デフォルトで旧バージョンと同じモードです。
  • Reference = オブジェクトの基点もしくはポリゴン面に配置
  • Path = スプラインパスに沿って分配します。
  • Particle Flow = パーティクフローで分配します。
  • Reference and Path モードはTree Editor->Creation Toolsを置き換えます。

Effectsの新機能

  • パーティクルフローdistribution用のアトリビュートの追加:particleAge, particleSpeed.
  • ツリーエディタの項目に汎用プロパティ”User ID”を追加:
    • この値はユーザーが自由にセットでき、Forest Effectで読み込んであらゆる操作に使用できます。
    • UserIDはまた、いくつかの特別な目的のために使用されています。たとえば、Distribution-> Pathモードでは、User IDにパスに沿ったアイテム番号が格納されます
  • 新しい変換(transform)アトリビュート:
    • “fpItem.xrotaxis”, “fpItem.yrotaxis”, “fpItem.zrotaxis”を追加。フォレストアイテムを3軸で回転する事ができます。
  • 新しいParameterのタイプ: Texture maps および Curves を追加
  • 1つのForestオブジェクトに対して複数の Effects をサポート
  • Effectの新しい attributes “paths mode” を追加:
    • distPathPos: パス上の位置を正規化 (DistributionでPath選択時のみ利用可能)
    • distPathTangent: パス上でのTangent vectorを取得します (DistributionでPath選択時のみ利用可能)
  • fpItem.geomIDが最大IDより大きい場合、結果は以前と同じ最大値ではなく残りの値になります。
  • Effectsラブラリーに30エフェクトを追加

iToo Softwareアップデートマネージャーを搭載

  • ライブラリー容量が膨大になってきた為、新しいアップデートマネージャーを追加しました。ダウンロードしインストールするコンテンツ(ライブラリー、プリセット、エフェクト)を個別に管理できます。
  • プラグインのインストールとライブラリの内容を分離します。
  • アップデートマネージャー経由で、いつでも必要な時にコンテンツを追加できます。

ライブラリー&プリセット

  • ラブラリーから Surfaceパラメーターが読み込まれます。
  • 新しくスタートライブラリーを追加 : 23の新しい樹木が提供されます。
  • 新しいレイヤーで定義された Ggass (芝生) プリセットを追加
  • 新しく植物ウォール用のプリセットを追加
  • 13の分布(distribution)用マップを追加
  • Distribution -> Max.Density のデフォルト値を引き上げました(20から40マイル)
  • カメラに基づくビューポートパフォーマンスの機能を改良。(カメラが変更されても、一部のカメラ機能が使用された場合のみForestが更新されます)
  • MAXScript関数 getSelected() を追加。 Custom Editモードでのアイテムインデックスを返します。(配列もしくは実数)
  • Material->Forest Shader パラメーターをインターフェスから削除。これらはMentalRayでビルボードをレンダリングする場合にのみ使用されます。必要に応じてMaxscriptからfastopac、tracedepth、opaclevel、selfillum、irradianceのように変更することができます。
  • 「forest_templates」レイヤーにインポートされたライブラリオブジェクトにソース名を追加 (例えば “_forest_library_H4AXKAQ_birch_01”).
  • “Tree Editor”を”Items Editor”に改名。
  • Display->Point-cloud Styleに “Small”もしくは “Large” 表示を追加。値はグローバルで適用されます。
  • “Camera->Limit to Visibility” および “Look-at->On” をデフォルトで OFFにセット
  • メインのForestフォルダを”C:\Program Files (x86)\Itoo Software\Forest Pack Pro” から “C:\Program Files\Itoo Software\Forest Pack Pro” (64bitフォルダ)へ移動
  • 32 bitバージョンおよびレガシープラグイン (Forest Pro 2.x) を削除

その他不具合の修正が含まれます。

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