- Home
- Itoo Software
- iTooSoftware社は Forest Pack 7をリリース
ブログ
3.92021
iTooSoftware社は Forest Pack 7をリリース
iTooSoftware社は autodesk社 3ds Max 用のプラグイン「Forest Pack 7」をリリース致しました。
Forest Pack 7は、業界で最も柔軟な手続き型配置ツールとしての評判を確固たるものにする、数多くの新機能と有用なアセットライブラリーを提供します。
2021年2月24日 – iToo Software (所在地: カディス [スペイン国])は、業界標準である3dsMax用スキャッタリング(手続き的な配置)プラグインの最新バージョン Forest Pack 7 を発表できることを誇りに思います。
このリリースでは Forest Packの強力な分配モードとランダム化ツールを使用して非ジオメトリパーツ(例えばライト等)を扱えるに拡張し、Forest Pack 7の汎用性をさらに拡張することに重点を置きました。
新しいバージョンでは、ChaosVantageとUnrealEngine (Datasmith経由)のサポートに加えて、新しく Unutyへのエクスポーター(ベータ)が追加され、リアルタイムエンジンのサポートも拡張されています。Corona Renderユーザーは、Forest Packのアニメーションモードの恩恵を直接受けることができます。ライブラリブラウザは完全に書き直され、アセットの検索と追加がとても簡単になりました。
複雑なアセットデータの色調整非常に困難なタスクでしたが、Forest Pack 7ではオブジェクトで使用される全ての”Forest Color”テクスチャの色相シフト、彩度、明るさを調整できる新しいカラー調整ツールのおかげで、このタスクが遥かに簡単になりました。
これらの新しい機能に加えて、Forest Pack 7では新しいコンテンツも追加されています。2つの完全に新しいライブラリが含まれ、430を超える個別のプリセットとアセットを含む合計15のコレクションが製品にバンドルされます。これらのライブラリは追加の費用無し(無償)で含まれている点に注目してください。ライブラリを個別に購入すると、ほぼ確実にプラグインの数倍の費用がかかります。
その名前にもかかわらず、ForestPackは単に樹木や植物をスキャッタさせるだけではありません。Forest Pack7を導入する10の理由を解説します。(新機能ビデオと共に参照ください)
ライトのスキャッタリングに対応
過去数年間で最も多かったリクエストの1つは「ライト」のスキャッタリングに対応する事でした。 Forest Pack 7のリリースにより、これが現実のものとなったことをお知らせします。
Corona Renderユーザーは、フォレストカラーを使用してライトの色合いをランダム化し、Corona Renderユーザーのライトミックス機能を使用してレンダリング後に色と強さを自由に編集する事もできます。シーンに数百または数千ものライトが必要な場合は、Forest Pack7が最適なツールです。
すみません「ライト」と言いましたが、実際には Forest Pack 7では、ヘルパーオブジェクト、VDBボリューム(Coronaのみ)、スプラインなど、他のほとんどすべての非ジオメトリオブジェクトもスキャッタする事ができます。
リアルタイムエンジンへの出力対応
新しいUnityへのエクスポートプラグイン(ベータ)を使用して、ForestPackオブジェクトをUnityにエクスポートできます。このエクスポーターは Unityのハイブリッドレンダリングテクノロジーに対応しており、効率的なリアルタイムインスタンスとしてオブジェクトを出力できます。
リアルタイムのレンダリングエンジンがユーザーの日常のワークフローの重要な部分になりつつあることを無視することはできません。その為このリリースでは、他のプラットフォームへのエクスポートをこれまで以上に簡単にする新機能を追加しました。 Forest Toolsの新しい機能を使用してスキャッターオブジェクトをエクスポートし、UnityにインポートしてUnityのハイブリッドレンダリングテクノロジーを利用して効率的なリアルタイムインスタンス化を行うことができるようになりました。
また数回クリックするだけでForestPackのジオメトリを UnrealEngine(Datasmithプラグイン経由)または Chaos Vantage にエクスポートでき、リアルタイムに大量のオブジェクトをビジュアリゼーションする事ができます。
書き直されたライブラリーブラウザ
「新しいアセットやプリセットをForestPackのライブラリーに追加して、他のプロジェクトで使用できるようにしたい」と思ったことはどれくらいありますか? 今、それは簡単にできます!
Forest Pack 7では、ワンクリックで選択したオブジェクトをライブラリに追加したり、必要なアセットを収集したり、マテリアルライブラリを構築したり、サムネイルを生成したりできる新しいライブラリ管理ツールが含まれています。ライブラリがネットワーク上の場所に保存されている場合は、チームの他のメンバーもすぐに利用できるようになります。
ライブラリブラウザは、これだけではなく、将来に渡って簡単に更新できるように完全にゼロから書き直されています。その過程で、選択したものに関する詳細情報を表示する新しい情報ペイン、改善された選択手法、新しい検索ツール、ライブラリを保存する場所を制御する機能など、多くの新しいユーザビリティの改善が追加されました。
スキャッタ全体のカラーを調整
複雑なマルチサブオブジェクト マテリアルをいじる時代は終わりました。ForestPack 7では単一の簡略化されたインターフェイスからスキャッタ全体のカラーを調整できます。
多くのユーザーは、市販のライブラリー、組み込みのモデルコレクション、独自のモデルなど、さまざまなソースからのアセットを使用してシーンを構築しています。様々なソースからアイテムを混合する際の問題は、色がうまく一致しない可能性があり、複雑なマテリアルを編集するのは大変な作業になる可能性があるという事です。
これを解決するために、Forest Pack 7では、[マテリアル]ロールアウトにカラー補正ツールを追加しますした。これによりForestPackスキャター内のすべてのオブジェクトの色相、彩度、および値を調整できます。
オブジェクト一部のみを調整したい、例えば「葉」のカラーだけを微調整し、木の幹や枝は微調整したくない場合は、色相の範囲に基づいて修正する色を分離できます。これにより、大規模な変更を行うための非常に高速で柔軟な方法になります。
アニメーションで外観をランダマイズ (Corona Render)
このリリースでは、Corona Renderでは、ForestPackのアニメーションするジオメトリをサンプリングして外観をランダム化したり、マップを使用して再生を制御したりする機能をネイティブに使う事ができます。4つのアニメーションモードすべてがサポートされているため、ユーザーはアニメーションの開始点をランダム化したり、マップを使用してアニメーションをオフセットしたり、テクスチャを使用して絶対フレームを制御したり、Forest Effectsを使用して再生を操作したりできます。
新しい木の切り株ライブラリ
新しいForestPackにはもちろん新しいライブラリの追加も含まれます。新しい実物を3Dスキャンした40の高品質な木の切り株ライブラリが追加されました。また最適化されたプリセットを使用して広い領域にすばやくデータを配置する事ができます。簡単にレンダリングに命を吹き込む事ができます。
新しい生け垣ライブラリ
新しい“Cut Hedges”ライブラリには、89の新しい生け垣プリセットがあります。 0.5mから2.5mまでの5つの高さに10種の生け垣が含まれており、スプラインを使用して簡単にレイアウトできます。より不規則な形の場合、各種類には、表面にスキャッタする事ができる「トピアリー(topiary)」プリセットもあります。
もっと必要ですか?、Itoo社の別売のライブラリ「The3DGarden」からの無料サンプルのセレクションも最初から追加しています。
改善された参照モード
このリリースにより “参照モード”がはるかに便利になります。以前のバージョンでは、参照モードでは、参照三角形の中心に1つのアイテムのみ配置できました。新しいバージョンでは、位置をランダム化でき、三角形ごとに複数のアイテムを指定するオプションがあります。マテリアルIDでフィルタリングすることもできます。場合によっては、Surfaceスキャッタモードを使用するよりも便利な場合があります。
Forest Packが無くても機能するフォレストカラー
フォレストツール(ユーティリティ)を使用してインスタンス化されたアイテム、またはForestオブジェクト以外のオブジェクトのマップと色合いをランダム化する事ができます。
シンプルになったオブジェクトの追加方法
アイテムリストからソースオブジェクトを追加できる新しい作成方法により、これまでになく効率的にスキャッターを作成します。
大きな違いを生むのは小さな事かもしれません。スキャッタするアセットを選択する場合、わずかな違いで長期的には多くの時間を節約できます。新しい作成モードではアセットの選択とスキャッタがこれまでになく簡単になりました。仕組みは次のとおりです。まずスキャッタするオブジェクトを選択します。次に作成パネルからフォレストパックを選択します。最後にスプラインまたはサーフェスを選択します。基本的なスキャッターを設定するために必要なのはこれだけです。
アイテムリストにアセットを追加する新しい方法もあります。最後に新しいアイテムを追加すると、オブジェクトピッカーが自動的にアクティブになるため、シーンからスキャッタさせたいものをすぐに選択できます。
使いやすさの向上
新しい「ソロモード」を使用すると、インターフェースをより迅速にナビゲートし、簡素化および改善されたカメラ・カリングを使用してマテリアルを簡単に最適化および変更するなど、さまざまなことができます。V-RayのGBufferサポート、非画像ベースのディストリビューションモードのランダム性の改善、インスタンス・アイテムを処理できる様になったForest Color、無料のライブラリを保存する場所を指定する機能、スキャッタアイテムが個々のスプラインエリアのZ位置を尊重するようになる等数多くの機能改善があります。
このリリースは、2021年の同社のアップデート計画の1つで、RailCloneのアップデートに加えて、ライブラリとコンテンツの定期的なリリースも予定しております。
ご利用方法:
Forest Pack 7は、有効なメンテナンスプランをお持ちのユーザー様は今すぐItooメンバーページよりダウンロードいただけます。
メンテナンスが切れてしまったユーザー様は、改めてメンテンナスプランを購入いただくだけで利用いただけます。(ForestPackのメンテナンスは遡りはありません、メンテナンス購入日から1年もしくは3年です。)
ForestPack 7の新機能を含んだ機能制限版のForestPack 7 Lite[無償]もダウンロードいただけます。
iToo Softwareについて:
スペイン南部の都市カディスで1999年に設立されたiToosoftは、3Dソフトウェア開発会社であり、建築プレゼンテーション、VFX映像制作、ゲーム開発等で業界標準的に使用されているAutodesk 3dsMax用のForestPackとRailCloneプラグインを制作しています。