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Forest Pack Pro 4.0.1 製品版リリース

Itoo Software社は、Forest Pack Pro の最新製品バージョン「4.0.1」をリリースしました。
ForestPackProサブスクリプションが有効なユーザー様は無償でItoo Software社のユーザーパネルからダウンロードいただけます。


Forest Pack Lite/Pro 4.0.1

レンダリング関係:

  • 次のサードパーティ製レンダラーをサポートしました: VRayRT, Maxwell Render, Arion, Octane, Thea Render
    • Forest Color および tint モードは現在これらレンダラーではサポートしていません。
    • これらサードパーティレンダラーを使う場合、レンダラー側の3dsMaxプラグインを最新バージョンにアップデートしてください。
    • 上記レンダラーサポートは実験的な実装です。様々な制限があります。もし問題を発見した場合はITooSoftのForumで報告してください。できる限り対応します。

ライブラリーブラウザー:

  • 標準ライブラリーに新しく3D Grass、Flowers、Stone のモデルデータを収録
  • 直ぐに使えるプリセットスキャッタリングも収録。近接用のディテールプリセットと遠景用のラフプリセットを用意しています。
  • 複数オブジェクトもしくはグループを使用して作成されたモデルデータをサポート。Forestは読み込み時にシングルメッシュとして結合して読み込みます。
    (これによりEvermotionの植物ライブラリーXfrog植物植物ライブラリーをForestのライブラリーに登録して使用可能になりました)
  • マテリアル関係、Merge/XRef 等の共通オプションをメインウィンドウの下部に表示するようにしました。
  • レンダーエンジン用に1つのライブラリデータに対して複数のマテリアルをセットする事が可能になりました。(同梱のHQ Plantsには複数マテリアルがセットされています。)
  • なお旧2Dビルボードツリーのライブラリーは標準ではインストールされなくなりました。もし必要であればインストーラーで”Legacy Library”にチェックマークを付けてインストールしてください。

ジオメトリーリスト:

  • カスタムオブジェクトで3dsMaxの「グループ」を使用する事が可能になりました。
    • このモードは複数オブジェクトをスキャッタするのに大変便利です。
    • Distribution->Diversity->Clusters機能と組合せて利用する事ができます。
    • グループを構成するオブジェクトは独立したオブジェクトとして扱われます。境界線チェックや接地判定も個別に処理されます。つまり生成されるアイテムの数に大きな影響を与えます。グループを使って大量のスキャッタリングを行う場合は特に注意してください。
    • 単品オブジェクトとして編集したいオブジェクト(前景の樹木等)にグループを使用しないでください。この場合は以前のように単一のオブジェクトをカスタムオブジェクトにセットしてください。
    • カスタムオブジェクトにグループをセットするには「名前による選択」ウィンドウ(Hキー)から選択してください。ビューポート上でクリックしてグループをセットする事はできません。
  • Laubwerk社の植物3dsMaxプラグインをサポートしました。
  • ジオメトリーリストを複数選択できるようになりました。複数のジオメトリーリストを一度に編集したり削除する事ができます。
  • Geometry->Width/Heightにアスペクト比を固定するオプションを追加
  • Geometry->Materialスロットは必ずしも必要なパラメーターでは無くなりました。ここにマテリアルがセットされていない場合カスタムオブジェクト側に割り当てられているマテリアルが使用されます。
  • Forestが自動的に生成するマテリアルには完全にランダム(ユニーク)な名前を使用するように変更しました。これによりマテリアル名の重複が無くなりました。
  • Geometry List->Materialがセットされていない場合でも、カスタムオブジェクト・マテリアルの最適化機能が働くようになりました。(カスタムオブジェクトに直接適用されているマテリアルを参照して最適化を実行します。)

Display:

  • ポイントクラウド表示でシェーディング(陰影)状態をシミュレーション可能になり見た目が向上しました。なお Shade スライダーを使ってシェーディングの強さをコントロールできます。
  • ポイントクラウドの密度をグローバルもしくはローカルでコントロールする事ができるオプションを追加
  • Forestオブジェクトを入れ子(ネスト)にして使う場合、ソースのForestオブジェクトを”Mesh”モードにする必要がなくなりました。(VRay、mentalrayのみ)

Camera:

  • カスタム Look-at ターゲットを指定可能になりした。カメラ以外のオブジェクトに向ける事ができます。

Surfaces:

  • スロープ(Slope)に 密度とスケールのフォール・オフカーブを追加

Tree Editor:

  • 作成モード時に追加するアイテムを selection(リストから選択), random(ランダム), sequence(順番) から選択してシーンに追加する事ができます。 このモードは Creation Toolでも利用できます。
  • “Add Items”に個別にモデルを選択できるセレクタを追加。
  • Properties (selection)->SubItem パラメータを追加。ここでカスタムオブジェクトにグループをセットしている場合、グループ内の任意のサブアイテムを指定する事ができます。
  • “Add Items”は最後に選択したモデルおよびサブアイテムを記憶します。
  • 旧バージョンのTransform->StoreとRe-SeedパラメーターをTree Editor->Properties内に移動しました。Re-Seedに関しては選択しているアイテムにのみ作用します。

その他の修正と変更点:

  • MaxScriptのクラス名を “Forest_Pro_3” から “Forest_Pro” に変更しました。もしカスタムのForestスクリプトを作成している場合は注意してください。
  • Materialロールアウト >> Fast Opacity パラメーターは古く、今後利用しない為削除しました。
  • Transformロールアウト >> Rotation X/Y のデフォルト値を -5/+5 に変更しました。
  • Distribution Map-<Max.Densityの初期値を20 million(2億)、および Display->Render->Max.Items の初期値を1 million(100万)に増加しました。
  • 修正: 非ASCII文字のファイル名およびパスからV-RayProxyが読み込まれない問題を修正
  • 修正: Areas->Select Models が Diversity->Match Color ID & Clusters と共に使用可能になりました。
  • 修正: カスタム・オブジェクトを編集可能メッシュに変更した際、更新されない問題を修正
  • 修正:特定のケースでF9を使ってレンダリングする場合レンダーエンジンが正常に識別されない問題を修正
  • 修正: Animationロールアウトで RandomもしくはMapを使用している場合、正常に更新されない問題を修正
  • マルチサブオブジェクトマテリアルの最適化に関する細かい修正
  • ForestPackが自動作成するマルチサブマテリアルに空のマテリアルが生成される問題を修正
  • Areaの特定手続きでのUndoテキストが誤っていたのを修正
  • 今後はテクスチャーマップからポイントクラウドの表示カラーを取得しません。現在はDiffuseカラーのみ参照されます。
  • Geometry List->Color ID がガンマ補正されるようになりました。
  • 3dsMax2009以前のアセットトラッキングでForestPackのDistribution Mapがリストされない問題を修正

ForestPackの製品案内はこちらへ

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