- Home
- ZBCトピック, ZBrush, ZBrushお知らせ
- [Pixologic] ZBrush 4R8 P1 をリリース
ニュースカテゴリを選択
ブログ
6.302017
[Pixologic] ZBrush 4R8 P1 をリリース
Pixologic社は ZBrush 4R8 “Patch 1″を本日(2017年6月30日)にリリース致しました。[Source]
●新規
- 4R8 Patch1の提供に伴い、フローティング・ライセンス用のインストーラーを提供開始
- カラーにより調整(Modulate By Color)スライダーがナノメッシュに追加
- ブーリアン設定( Boolean >> Preference)から、ブーリアンメッシュ作成(Make Boolean Mesh)が生成する一時ファイルを削除できるようになりました。
- ClayTubesConstantブラシが追加。モーフターゲットが適用されている場合、表面から一定の深さでブラシ操作が行なえます。
- ポリグループのアウトラインが付いたBrush3Dテンプレートプロジェクトが追加されました。これにより、VDMの準備がより簡単になりました。
●アップデート
IMM Viewer(IMMセレクター)
- アイテムを挿入したり削除した場合に、IMMViewerが即座に内容を更新するように修正
- 環境設定でIMM Viewerのオン/オフを切り替えるとすぐに反映されるように修正
- IMM Viewer設定がUIコンフィグに保存されるよう変更
ブラシ関連
- 旧バージョンで作成したブラシを読み込むと【ブラシメニュー >> アルファとテクスチャ設定 >> “アダプティブ マップ サイズ”(Adaptive Map size)】がゼロ”0″で読み込まれ、4R8で利用できるように変更
- ClayTubesブラシが旧バージョンと同じように使用できるように高速サンプル(FastSample)が標準になりました。
- Shiftキーを押下(スムースモードに)してからストロークする場合、新しく搭載されたシフトライン機能(Shift-Line)が無効となるように変更
Z Modeler
- エッジアクションの”挿入”(insert)の標準設定が、複数エッジループ(Multiple Edge loops)ではなく、単一エッジループ(Single Edge Loop)に変更
ユーザーインターフェース(UI)
- カスタムパレットを自由に削除できるようになり、UIにもすぐに反映されるように修正
- ボタンサイズが最大”120″までセットできるようになりました。これにより、大きなテキストやボタンの表示、高解像度ディスプレイにも最適化可能です。
- Mac OS X上でフォントが見やすく修正。
GoZ
- “表示”(Visible)状態のサブツールが正常に転送先アプリケーションに転送されるように修正
プラグイン(Plugins)
- 3Dプリントハブ(3D Print Hub)でVRMLを書き出す際、テクスチャーも書き出すように変更
- 3Dプリントハブ(3D Print Hub)は”Preform”への対応および、表示状態の全てのサブツールをきちんと送れるように改善
- 統合されたUVをFBX形式で書き出せるように改善
その他
- ユニオンメッシュ作成(Make Union Mesh)がMac OSX 10.9(Mavericks)をサポート
- 旧バージョン互換のため、タイムライン(Timeline)のサブツールトラック(Subtool-Track)が標準で無効化
- トランスポーズライン(Transpose Line)の右クリックインフレート(膨張)が取り除かれました。(この機能は将来的にデフォーマーに置き換えられます。)
※これらの機能は総合的に重要な更新内容となります。上記以外にも細かく修正や更新が含まれています。
ZBrush 4R8に関する詳細はこちら
ZBrush 4R7以前のバージョンからアップグレードを行う場合は、Pixologic DownloadCenterへアクセスし、手順に従い最新版をダウンロードしてください。フルインストーラーがダウンロードできます。
ZBrush 4のシリアルをまだお持ちでない方(ZBrush 1 ~3.xユーザー)はPixologic SupportへSubmit A Ticket経由で最新版シリアルの発行を申請してください。
【ZBrush 4R8をすでにインストールしている方】は、ZBrush4R8のインストールフォルダに保存されている”ZUpgrader”を実行することで4R8から4R8P1へアップデートすることができます。
ZUpgraderでアップデートに失敗する場合は、ZBrush 4R8を一旦アンインストールを行ってからPixologic DownloadCenterへアクセスし、ZBrush 4R8 P1インストーラーをダウンロードして新規インストールを行ってください。その場合はZBrush 4R8 P1インストール後に再度ZBrushのアクティベーションが必要です。