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V-Ray v1.9 for CINEMA 4D アップデートリリース!!

LAUBLabは V-Ray for CINEMA 4Dの最新アップデート v1.9 をリリースしました。
このリリースでは第一にシーントランスレートの高速化と安定性の改善、およびいくつかの新機能と報告された不具合を修正しています。

アップデートは全てのV-Ray for CINEMA 4Dユーザーに無償で提供されます。今直ぐ株式会社オークのV-Ray for CINEMA4Dサポートページよりダウンロードいただけます。ライセンス(VrayBridge.key)は共通です。

VRAYforC4D 1.9 の新機能および変更点リスト:

  • シーントランスレートの高速化
    新しく重複するマテリアルおよびUVをインスタンス化してトランスレートする事によりVRayシーン変換が大幅に効率化されました。特に巨大なシーンで威力を発揮します。前のバージョンでは2分以上掛かっていたCADシーンの変換がv1.9では15秒程で完了します。
  • オン・ザ・フライの2Dテクスチャーベイク
    v1.9ではレンダリング時にCINEMA 4Dの2Dテクスチャーをベイクし、ビットマップテクスチャーとしてレンダリングする事を可能にします。これは2DベースのCINEMA 4Dネイティブシェーダーやサードパーティ製2Dプロシージャテクスチャー、C4Dレイヤーシェーダーでのテクスチャー重ねあわせ等を1枚のビットマップとしてベイク処理し、V-Rayでレンダリングする事を可能にします。これはV-Ray側のネイティブシェーダーでCINEMA 4Dのテクスチャーをエミュレートする方法とは別のアプローチでテクスチャーの互換性を提供します。シェーダーのベイクはグローバルもしくはマテリアル単位で設定できます。ビットマップの色深度(8,16,32bitを選択できます。)
  • VRayShaderのプレビューの最適化
    VRayShaderのプレビューがCINEMA4D標準シェーダーのようにインタラクティブに反応するように沢山のリクエストがありました。私達はこれを実現する為にCINEMA 4Dのプレビューシステムをリバースエンジニアリングしました。v1.9ではVRayShaderのパラメーターやテクスチャーを更新すると自動的にダウンサンプリングしプレビューを高速に更新します。大きなHDRIファイルを読み込んでいてもイメージ補正等はほぼリアルタイムにプレビューされます。
  • 巨大なテクスチャーの読み込みを最適化
    v1.9のVRayAdvBitmapシェーダーでは非常に巨大なHDRIファイルでも高速にロードされるように最適化しました。ほぼCINEMA 4D標準のイメージローダーと同じ速さでテクスチャーをロードできます。
  • ランダム選択タグとVRayMultiShaderを使ってランダムカラーリング
    3dsmaxの”face id”のようなコンセプトをCINEMA 4Dでも利用できるようにしました。タイルやレンガ、パネル、樹木などにランダムにシェーダーを割り当てる事ができます。同様にインスタンス、Proxyにもランダムマテリアルを適用できます。ランダム選択タグとVRayMultiShaderのコンビネーションはバリエーションの作成に大きな威力を発揮するでしょう。
  • .psd レイヤーおよびAlphaを含めた CINEMA4DビットマップからVRayビットマップへのオン・ザ・フライ変換
    v1.9ではC4Dビットマップはレンダリング時に全てVRayAdvBitmapシェーダーに変換されてレンダリングされます。これによりV-Rayディストリビュートレンダリングがより手軽になりました。古いシーンも1クリックでDR可能なシーンに変換されます。またCINEMA4DでPSDレイヤーを選択している場合、V-Rayは選択されたチャンネルを抽出しV-RayBitmapとして選択されたチャンネルを出力します。同じ方法でAlphaもサポートされます。アニメートされたC4Dビットマップシーケンスもサポートしています。
  • 新しいVRayBitmapシェーダーの振る舞い
    CINEMA 4DビットマップローダーからVRayAdvBitmapローダーに切り替えたい場合、単純にV-RayShaderをセットしなおしてください。V-RayはCINEMA 4Dビットマップローダーにセットされているビットマップを自動的にV-RayAdvBitmapシェーダーにセットします。
  • 新しいレイヤーシェーダーの振る舞い
    VRayAdvBitmapにビットマップをセットしている状態で、VRayShaderを “layered” もしくは “mix” シェーダー等に切り替えると、前にセットしていたビットマップを自動的に切り替え先のシェーダーのサブテクスチャーとしてセットするようになりました。予めテクスチャーをコピー&ペーストする必要がありません。
  • V-Ray Distance shader
    V-Ray Maya,3dsMaxにあってCINEMA4D版にだけ無かった “V-Ray Distance shader”がついに利用可能になりました。おブジェクトの形状その物をテクスチャーにする機能で、ディスプレイスメントマップ、マスク等に様々な用途に活躍します。またこのシェーダーを使って疑似ブーリアン効果も作る事ができます。
  • Softbox shader
    ディフューザーライトのテクスチャーを生成する Softbox shaderが追加されました。VRayLightにテクスチャーとして適用する事でリアルなスタジオライティングの雰囲気を簡単に作る事ができます。
  • DRでV-Ray gradient shaderサポート
    V-RayShaderの grad ramp および folloff シェーダーは非常に強力なシェーダーです。v1.9ではこれらシェーダーがDRに対応した他、C4dのフレネルシェーダーにもある “normal”モードをサポートしました。またC4Dのグラデーションシェーダーではできない、グラデーションポイント単位にシェーダーをセットする事が可能です。
  • 新しいV-Ray gradient shaderの振る舞い
    グラデーションシェーダーはC4Dのグラデーションシェーダーとほぼ同じように使う事ができるようになりました。
  • 全てのVRayShaderにRGBカーブの出力コントロールを追加
    最近話題のGrant Warwck氏のチュートリアルでよく見られるように、3dsMaxのテクスチャーはRGBカーブの出力コントロールを搭載しています。LAUBLabではこの機能をCINEMA 4DのV-RayShaderに取り込み、使用できるようにしました。全てのV-RayShaderはRGB出力コントローラーを持っています。これは非常に多くのリクエストを頂いた機能です。
    このRGB出力カーブを使えば、シェーダーの出力するRGB値を完全にカーブコントロールする事ができます。特にVRayFalloff シェーダーと組合せて使う事で、非常に複雑なIORカーブを作る事が可能になります。例えば http://refractiveindex.inf で見られるような IOR反射カーブを RGBスペクトル毎に作成する事が可能です。
  • その他のVRayShaderの変更
    多くのシェーダーに調整が追加されましたが、特に multi, gradients, layered シェーダーに特別な改良が加えられています。その為旧VRay Layerシェーダー設定を新しいLayerシェーダーにアップデートするツールが追加されています。
  • マルチパスマネージャー、パスセットの保存
    マルチャパスマネージャーで現在のパスの状態をファイルに保存する事ができます。良く使うパスを簡単にセットアップする事ができます。
  • マルチパスにVelocityの焼付けをサポート
    モーションブラーを有効にして Velocity マルチパスを追加すると、RGBパス(beauty)にはモーションブラーが現れませんが、velocity パスとしてモーションを取り出す事ができます。(モーションブラーはvelocityパスを使ってコンボジターで適用します)
  • 沢山のIDチャンネルを1クリックで追加できるツールを追加
    このツールは Objct ID, multimatte、mat id で有用な番号を自動的に割り当ててくれます。
  • IDチャンネルレンダーエレメントに反射/屈折を含めるオプション
    multimatteやMatID等のパスに反射/屈折像を反映させる事が可能になりました。(Affect Channnelsオプション)
  • MatIDカラーが復活
    v1.2ではMatIDに任意カラーを指定できましたが、v1.8ではMit IDは番号指定のみになっていました。これは新しいV-RaySDKの仕様の為の変更でした。しかし非常に便利だったので、V-RayC4Dのチームはカスタムでコードを記述し任意カラーでMatIDを出力できる機能を復活させました。
  • V-Ray light lister (一括ライト編集)とV-Ray camera lister(一括カメラ編集) [CINEMA 4D R14以降のみ利用可能]
    V-RayC4Dにもライトリスト機能、カメラリスト機能を追加しました。シーンにあるVRayLightやカメラをリスト表示し一括編集できる大変便利なツールです。大量にライトを配置するシーンやカメラの切り替えで活躍するでしょう。(この機能は CINEMA 4D v14以降でのみ利用可能です。)
  • V-Rayドームライトのプレビュー機能 [CINEMA 4D R14以降のみ利用可能]
    この新しいツールを使ってCIENMA 4DのプレビューウィンドウでV-RayDomeLightにセットしたドームテクスチャーをプレビューする事ができます。C4DビットマップおよびVRayAdvBitmapの両方で機能します。プレビュー作成の際にHDRIの為に露出をや像度をコントロールできます。またDomeLightのアイコンを回転する事で位置もプレビューされます。(この機能はCINEMA 4D R14以降でのみ利用できます。)
  • VRayAdvancedMaterialの反射GUIを見直し
    v1.9ではVRayAdvancedMaterialの反射レイヤーの構成を大幅に見直しました。まず旧バージョンの「全反射レイヤー」は削除され、スペキュラーレイヤーのみになりました。(もちろん古いシーンデータでは互換性は保持されます。)またスペキュラーは標準でフレネルが有効になっており、ぼかしも簡単に適用できるように改良されています。リアルなスペキュラーをより簡単に作成・コントロール可能になっています。
  • グローバル反射深度を簡単コントロール
    VRayAdvancedMaterialローカルの反射深度はデフォルトで”-1″にセットされます。これはレンダリング設定の全体オプションでグローバルに反射深度がコントロールされる事を意味します。これにより1つのパラメーターで全体の反射深度をコントロール可能になりプレビューと最終レンダリングの設定を簡単に切り替える事ができます。
  • CINEMA4Dのレンガシェーダーのようなタイリングシェーダーをサポート
    レンガシェーダー等はUV境界線でもシームレスにレンダリングできるようにサポートされました。
  • .vrscne 出力タブを追加
    V-Ray for Mayaのように、レンダリング設定に .vrscene ファイルを出力する専用のタブを追加しました。
  • ハイポリProxyの生成がより高速に
    v1.9では高解像度ポリゴンのProxy生成が 1000% 高速化されました。これによりProxy2はもちろんインスタンスも高速化されます。またインスタンスもしくはProxyのオリジナルは削除される事なしに隠されるようになりました。
  • 新しいバンプマテリアル
    新しく”V-RayBumpMtl”というバンプをどのようなマテリアルにも追加するマテリアルが追加されました。VRayBlendMtlやVRaySSS2Mtlにバンプを加える事ができます。
  • メッシュライトのモーションブラーをサポート
    旧バージョンでは可能で無かったメッシュライトのモーションブラーが正しく計算されます。
  • MAXON ヘアーをパーティクルとしてレンダリング
    v1.9ではMAXONヘアーをV-Rayネイティブのパーティクルとしてトレース可能になりました。さらにメモリ負荷の少ないヘアープロシージャエフェクトが可能です。
  • 芝生シェーダーのカラーをサポート
    お待たせしました。芝生シェーダーのカラーグラデーションを VRayHairMaterialで読み取りをサポートしました。簡単に芝生をご利用いただけます。
  • カメラパスとライトキャッシュのフライスルーモードを改良
    オブジェクトアニメーションの為のカメラパスサンプルとLC flythroughが正しく機能するようになりました。
  • AmbientLightとDirtシェーダーの改良
    アンビエントオクルージョンを生成するAmbientLightとDirtシェーダーの組み合わせがフリッカーフリーのGIを生成するように改良されました。ライトの強度はテクスチャー入力を変更する事無しに直接参照されるようになりました。
  • マテリアル単位のBrute forceサンプルをDRサポート
    V-Rayではイラディアンス使用中も特定のマテリアルだけBrute forceサンプルさせる事ができます。これによりキャッシュしたフライスルー用イラディアンスマップや非常に低いGIサンプルとBrute forceによるフリッカーの少ないオブジェクトアニメーションを組み合わせる事ができます。これの機能はDRでも利用可能です。
  • DRサーバーリストをテキストファイルに変更
    旧バージョンではDRサーバーリストがバイナリー形式で保存されていましたが、v1.9から通常のTXT形式に変更されました。これにより外部アプリケーションでの編集が簡単です。
  • 最新の V-Ray 2.0系コア
    V-Ray for CINEMA 4D v1.9では最新のV-Ray for Mayaと同じコアである 2.55 を使用します。内部コアは非常に多くの改良を含んでいます。またChaosGroupはC4Dユーザーの為にユニコード(UTF8)をサポートしました。
  • C4Dのライブラリーファイル(.lib)からの参照をサポート
    v1.9ではC4Dのライブラリーファイル(.lib)からのテクスチャー参照をサポートしました。但し内部的には.libファイルからテクスチャーを取り出してから再セットしており抽出時間が掛かっています。より高速に利用されたい方は .libファイルでは無く直接ビットマップを指定する事をオススメします。
  • サブフォルダの検索パスをサポート
    入れ子になったフォルダ構造をサポート。なおCINEMA 4Dはテクスチャーの検索時に1スレッドしか使用しません。その為大量の検索パスが存在する場合レンダリングが遅くなります。
  • 幾つかCINEMA4Dのコンポジットタグ機能をサポート
    これによりMAXONヘアーで不必要な小さなポリゴン三角形が表示されなくなりました。
  • VRayFurのシェーダーもしくはテクスチャー設定がDRでも機能するようになりました。
  • その他、これまでに報告された数多くの不具合を修正しています。(もちろん全てが修正された訳ではありません。詳しくはVRayC4Dフォーラムの既知の不具合リストを参照してください。)

またいくつかの機能は v1.9.0 リリースには間に合いませんでした。v1.9.1等のマイナーアップデートで対応する予定です。

v1.9.1 の目標:

・VRayテクスチャーマネージャー (C4d標準のそれと同じ物ですがVRayAdvBitmapをサポートしています)
・3dsMaxで有名な “bercon” プロシ-ジャテクスチャーの移植 (非常に高度なタイル、ブロック、木目、ノイズシェーダーです。)
・カメラとオブジェクトが平行移動する場合のモーションブラー座標系の修正
・非VRayAdvBitmap以外でのデカールサポート
・.vrimg でのレンダリング出力
・Grad rampシェーダーのNormalモードでポリゴンのBackfaceをサポート(現在はVRaySDKの不具合で非サポート)
・OpenGLでフリーズすると報告された一部の機能
・OGL表示の改良
・V-Rayシェーダーのプレビュー表示

v1.9.xの次は何が来るでしょうか?

・V-Ray RT
・ノードベースのエディタ
・vray 3 core, progressive render etc

ユーザーの皆様がこの新しいバージョンを気に入る事を願います。

best regards
The VRAYforC4D Team

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ベータテスターjosefbsharah氏のBlogも参考になります。
http://www.josefbsharah.net/vrayforc4d-1-9-released/

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