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Chaos V-Ray for Blender update 2 がリリース

Chaos V-Ray for Blender update 2 がリリース

Chaos V-Ray for Blender update 2 がリリース

V-Ray for Blenderの大型アップデートが登場。ワークフローの高速化、互換性の拡張、そして強力な新ツールにより、ハイエンドでフォトリアリスティックなレンダリングをこれまで以上に簡単に作成できます。美しいファーの表現から AIを活用したマテリアル作成、レンダリングの高速化、そしてBlenderとの互換性の拡張まで、このアップデートでは、アイデアを高品質な画像へと変換するための、よりスマートで柔軟な方法を提供します。

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V-Ray Furでキャラクターやディテールに命を吹き込みましょう

アップデート2では、素早いセットアップと最適化されたレンダリングを実現するV-Ray Furが導入されました。V-Ray Furは、ストランド(Curveプリミティブ)を効率的に作成する方法を提供します。

VRayFurで以下のことが可能になります:

・最小限のセットアップで、リアルな毛皮、芝生、ラグ等を作成できます
・よりリアルなグルーミング効果のために、毛束に自然な変化を加える事ができます
・シェーディング、柔らかさ、そしてリアリズムを向上させた繊維のレンダリングを実現します
・直感的なパラメーターで、長さ、テーパー、密度をコントロールできます

V-Ray Fur でラグや芝生も簡単

V-Ray Fur でラグや芝生も簡単

大規模プロジェクトをより効率的に処理:ディストリビュートレンダリング

ディストリビュートレンダリングのサポートで、Blenderアーティストは複数のマシンを活用して、大規模で複雑なシーンでの作業を高速化できるようになりました。非常に精細なインテリア、広大な環境、あるいは長尺アニメーションシーケンスなど、レンダリングタスクを複数のコンピューターに分散する事で待機時間を大幅に短縮し生産性を向上できます。また、スタジオはスケーラビリティを簡単にコントロールできるため、チームはサイズや容量の異なるハードウェア間でより効率的に作業できます。

ディストリビュートレンダリングをサポート

ディストリビュートレンダリングをサポート

macOS をサポート

V-Ray 7, update 2 より Blender 5.0 の macOS版をサポートしました。
なおAppleシリコン(ARMプロセサ)のみサポートしています。

macOS をサポート

macOS をサポート

よりスマートなAIツールで、よりスピーディーな制作を実現

このアップデートにより、Chaos社のAIテクノロジーがBlenderアーティストの手に直接提供されるようになり、面倒な作業から解放され、クリエイティブなビジョンを最大限に発揮できるようになります。

  • AI エンハンサー:Chaos Cloud Collaboration の一部である AIイメージ エンハンサーは「植物」「人物」「地形」などの特定の要素のリアリティを迅速に向上させます。衣服など、特定のオブジェクトを個別に選択し、いくつかの設定を調整することで微調整することも可能です。また、前後のスライダーを動かすことで、シーン内で何が強化されたかを確認することも可能です。
  • AI マテリアルジェネレーター:写真から、わずか数クリックでタイリング可能なPBRマテリアルを作成できます。Chaos Cosmosの一部であるこのマテリアルジェネレーターは、シーンの主役ではない二次マテリアルの作成に最適です。
  • AI アップスケーラー:低解像度の画像をワンクリックで最大16Kの高画質画像に変換できます。Chaos Cloud Collaborationで利用可能なこのツールを使用すると、下書きや低解像度のレンダリングの解像度を向上させ、テクスチャや細かいディテールをシャープにすることができます。 Chaos AIアップスケーラーの詳細については、こちらをご覧ください。
AIアップスケーラーでレンダリング後に解像度を倍増

AIアップスケーラーでレンダリング後に解像度を倍増

合理化されたワークフローとBlenderサポートの拡張

このリリースでは、Chaosの最新技術をリリースと同時に入手でき、Blenderを常に最新の状態に保つことができます。Blender 5.0をサポートし、Cyclesのマテリアルオーバーライドを使用してシーン内の全てのオブジェクトに単一のマテリアルを適用する事で、ライティング分析、クレイレンダリング、ワイヤーフレームレンダリングの作成が容易になります。

これらの追加機能により、ワークフローがよりスムーズになり、複雑なシーンをより簡単に処理できるようになり、常に最新のツールをすぐに利用できるようになります。

次なる一歩に備えましょう!

V-Ray for Blenderは急速に進化を続け、最先端のChaos機能を世界で最もアクセスしやすい3Dプラットフォームに直接提供します。建築のビジュアライゼーション、製品のデザイン、映画のような環境やキャラクターの作成など、このリリースはハイエンド作品をより速く、よりスムーズに制作するためのツールを提供します。


よくある質問と回答

V-Ray for Blender で初めてディストリビュートレンダリングを有効化または設定するにはどうすればよいですか?

ディストリビュートレンダリングを設定するには、レンダリングに参加する全てのマシン(レンダリングクライアント、レンダリングサーバー、およびオプションでディスパッチャー)に V-Ray for Blenderをインストールします。各レンダリングサーバーで V-Rayレンダリングサーバーアプリケーション(コマンドラインで “C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\5.0\scripts\addons\vray_blender\bin\VRayZmqServer\appsdk\bin\vray.exe” -server)を起動します。レンダリングクライアントで Blender を開き、「レンダリングプロパティ」→「システム」タブに移動して「Distributed Rendering」を有効にします。そこから、「設定」ウィンドウでレンダリングサーバーを追加または管理できます。設定が完了すると、レンダリングは選択したマシンに自動的に分散されます。

ディストリビュートレンダリングを実行するにはどのようなライセンスが必要ですか?

V-Ray Blenderもしくは V-Ray Solo のみのライセンスをお持ちで、小規模なレンダーファームをお持ちの場合は、レンダリングに使用する追加マシン毎に Render Node ライセンスが必要になります。10台以上のマシンを使用する大規模なセットアップの場合は、Render Nodeの個数まとめパッケージが最も費用対効果の高いオプションです。

または、認定レンダーファームパートナーを通じてレンダリングを行うか、クラウドベースのレンダリングサービスである Chaos Cloud をご利用いただく事もできます。

V-Ray はどのバージョンの Blender をサポートしていますか?

V-Ray for Blender は現在、Blender 5.0、Blender 4.5 LTS、Blender 4.2 LTS をサポートしています。私たちは、常に最新の2つのリリースと少なくとも1つの LTS バージョンとの互換性を維持することを目標としています。

ネイティブのBlenderヘアーシステムではなく、V-Ray Furを選ぶべきなのはどのような場合でしょうか?

V-Ray Furは、アニメーションしない短毛のあるサーフェスを高速かつ効率的に作成したい場合に最適です。カーペット、ラグ、芝生、その他固定された、あるいは軽くスタイル化された毛皮など、素早いセットアップとレンダリング速度が優先されるオブジェクトに最適です。

ファーにアニメーションを施す必要がある場合は、ネイティブのBlenderヘアーシステムの方が適しています。Blenderヘアーシステムでは毛をアニメーション化し、より複雑でダイナミックな動作を実現するために必要なツールが提供されています。

AIエンハンサーまたはアップスケール画像の最大出力解像度はどれくらいですか?

AI エンハンサーは最大4Kの出力を生成できますが、AIアップスケーラーは入力画像が4K以上の場合、最大16Kの出力を生成できます。

AIツールをアニメーションに使用できますか?

AIマテリアル生成:はい、生成されたマテリアルはアニメーションプロジェクトで使用できます。
AIエンハンサーとAIアップスケーラー:これらのツールは、アニメーションで使用されるテクスチャをエンハンスまたはアップスケールできますが、単一フレームのみを対象としており、アニメーションシーケンス全体を処理することはできません。

Blender でハイエンドレンダリングを実現する近道

今すぐ V-Ray for Blender, Update 2 を試して、最新機能を体感してください。

V-Ray Blenderの製品案内はこちらへ

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