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10.172022
Agisoft Metashape 2.0 プレリリース
Agisoft社は、Metashape の 2.0 プレビュー版を公式フォーラム内で公開致しました。
なお、プレビュー版はパブリックベータテストの位置付けで主に新機能の不具合の発見・報告の為に公開されています。
従いまして未知の不具合がある可能性があり、仕事でのご利用は推奨されません。仕事での導入は 2.0 正式リリースまでお待ちください。バージョン 2.0.0 で保存されたプロジェクトファイルは、Metashape 1.8以前では読み込む事ができません。ご注意ください。
Metashape Professional 2.0 での主な新機能は、レーザースキャンデータとフォトグラメトリの完全統合と、航空および地上LIDAR データのサポートです。(フォトグラメトリ機能に関しては若干の更新になります。)
Metashape 1.x から Metashape 2.0 への更新は完全に無料であり、既存ユーザーは追加で料金を支払う必要はありません。(Agisoft社に確認した所、無償アップグレードポリシーはAgisoftが有償アップデートを決定するまで継続するそうです。[明確な期間は設定されていません])
Metashape Professional 2.0 には、新しいライセンスアクティベーションシステムが導入されています。ただし既にアクティベートされたパソコンに 2.0 をインストールする場合、既存のアクティベーション情報が使用されます。(2.0アップグレードの為に予めライセンスを返却する必要はありません)
Metashape Professional 2.0 で新規にライセンス認証すると、Metashape Professional 1.x バージョンと互換性のない新しいライセンス形式が使用されます。従って そのマシンでは Metashape 1.x は動作しなくなります。
Version 2.0.0 build 15218 (14 October 2022, preview release)
Version 2.0 の更新点詳細ページはこちらへ
ご注意
バージョン 2.0.0 で保存されたプロジェクトファイルは、Metashape 1.8以前では読み込む事ができません。ご注意ください。
スタンダードおよびプロフェッショナル共通
* ポイントクラウド作成ダイアログで、サンプルポイントコマンドを追加のソース データ オプションに置き換えました
* 一貫性があり明確なユーザーインターフェイスにする為、一部のコマンドの名前が変更されました
* ポイントクラウドのコンテキストメニューにズームコマンドを追加しました
* モデル/ビューモードのメニューに片面レンダリングオプションを追加しました
* ポイントのインポートコマンドに複数のファイル選択のサポートが追加されました
プロフェッショナル版のみ
航空LIDARデータのサポート
* ポイントクラウドのインポートおよびエクスポートコマンドに対する LIDAR ポイント属性のサポートが追加されました (戻り値、タイムスタンプ、行/列インデックス、強度、スキャン角度、ソース ID)
* ワークスペース ペインにレーザー スキャンフォルダーを追加して、LIDAR ポイントクラウドの部分的なレーザースキャンを同時に使用できるようにしました
* レーザー スキャン ベースのマーカープロジェクションのサポートが追加されました
* レーザー スキャンの有効化/無効化コマンドを追加
* ポイント法線推定のための Applanix SBET、Leica SOL、TerraScan TRJ 軌道フォーマットのサポートが追加されました
* モデル構築 および タイルモデル構築 コマンドを更新して、フォトグラメトリ深度マップからのデータを空中レーザースキャンと結合する事ができます
* ポイントクラウドの Solid、Intensity、Elevation、Return number、Scan angle、および Source id ビュー モードを追加しました
* 航空 LIDAR データの地上ポイント分類品質が改善され、”地上ポイントの分類”ダイアログにリターン番号オプションが追加されました
* 表示モード選択オプションに”レーザースキャンを表示”コマンドをモデルビューツールバーに追加しました
* ポイントクラウドとレーザースキャンのバウンディングボックス表示を追加
* ポイントクラウドのコンテキスト メニューに”色の変更…”コマンドを追加しました
* ポイントのインポートダイアログに座標精度オプションを追加しました
* ポイントクラウドに “リターン値でフィルタする..” コマンドが追加されました
地上LIDARデータのサポート
* 地上レーザースキャンの レーザースキャンの位置合わせ(アライメント)/ 位置合わせ(アライメント)のリセットコマンドが追加されました
* E57 ファイルから LIDAR スキャンに関連付けられた埋め込み画像をインポートされる様に、ポイントクラウドのインポートコマンドが更新されました
* ワークスペースペインでのレーザースキャンのユーザー定義グループ化をサポート
* レーザースキャングループ用のグループタイプセットコマンドを追加し、固定された外部からの登録情報を使用できるようにしました。
DEM 編集ツール
* 調整可能な次の補間モードを使用してDEMの「抜け」部分にパッチを適用するための塗りつぶしツールが追加されました: 一定の標高、最適な平面、IDW、自然な隣接
* ブレークラインツールを追加し、建物の端などの標高の不連続を修正できます
* オルソ ビューのシェイプ コンテキスト メニューに Edit DEM コマンドを追加しました。
* DEM データに変更を適用する Update DEM コマンドを追加しました