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8.282018
Chaos Group V-RayDayビデオ公開。近況報告と今後のスケジュールをアナウンス
Chaos Groupは SIGGRAPH 2018 にて開催したV-RayDayにて、Vlaodo氏によるプレゼンテーションを公開しました。
内容の簡単なまとめ
V-Ray Next for 3ds Max アップデート(2018年末)
- カラーマネージメント (ACEScg ワークフローサポート)
- V-Ray HDRI テクスチャ
- V-Ray Color テクスチャ
- V-Ray Sun/Sky, Temperature, dispersion
- IPR用にLightCacheの計算工程をインタラクティブ化
- VFB2 を組み込み
- V-Ray Cloud サポート強化 (ForestPackPro, VRayScatterサポート)
- VRayInstancerの動作を高速化 (メモリ消費縮小)
- その他多数
V-Ray for Houdini
- パブリックベータテスト中
- V-Ray Houdini は当初オープンソースのプロジェクトでしたが、今回正式にV-Rayファミリーの一員として販売を決定(プロプライエタリソフトウェアとして販売されます)
- 特に注目したいのは vrscene の中身を操作できる点 (VRsceneオブジェクトの中身が操作できるのは現時点でV-RayHoudiniだけ)
V-Ray Next for Maya
- リリースは 2018年の秋 (10月ごろ)
新機能
- よりインタラクティブになったIPRの挙動
- 新 Toonシェーダー
- LPE [初期実装]
- ファイナルレンダラーとしてのV-Ray GPU インターフェース (GPU選択時に互換性の無い機能を非表示)
- V-RayMtlに Metalnessパラメーター追加 (Substanceとの互換性強化)
- 新ヘアーシェーダー(メラニン色素量でコントロール)
- アダプティブドームライト
- nVidia AI デノイザー
現在実装中
- 詳細なメモリ消費内容のレポート(シーンデバッグ)
- デバッグシェーディング(アイソレート、VFB,Mayaビューポート上にDiffuse,Normal等のデバッグ用チャンネル表示切り替え)
- IPRベースのプレイブラストサポート
V-Ray CLOUD
V-Ray Next GPU
新機能
- ビットマップファイルパスのタグサポート
- 新フィジカルヘアサポート
- アダプティブドームライト
- Mayaのユーティリティノードサポート
- VRScansマテリアルサポート
- ボリューメトリクスサポート (ボリュームグリッド、エンバイロメントフォグ、OpenVDBの気体レンダリングサポート)
現在実装中
- バケットレンダリング (Cryptmatte と Deep出力対応)
- alSurfaceマテリアルサポート
- テクスチャーとジオメトリのアウト-オブ-コア (GPUメモリ量に依存しないレンダリング)
- RTXサポート (Turing世代の”RT core”によるレトレーシングアクセラレーション対応)
- より効率的なテクスチャーサポート
V-Ray for Unreal
- 近く BETA 2 を開始
BETA2の新機能
- VRayによるライトベイク
- Unrealの樹木(foliage)オブジェクトサポート
- V-RayProxyサポート
- IPR
- Unrealのネイティブシェーダーサポート
Project Lavina
最後に先日アナウンスされた Project Lavina のデモがあります。
vrscene ビューがあり、vrscene をドラッグ&ドロップするだけでシーンをビューイングできる様子です。