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ブログ
8.162018
V-Ray for Houdini のパブリックベータを公開
ChaosGroupは V-Ray for Houdini のパブリックベータを公開いたしました。
Houdiniの強力なエフェクト、アニメーションをV-Rayの高速なフォトリアリスティックレンダリングエンジンと組み合わせれる事で、最短の時間で最も美しいレンダリング結果を得る事ができます。Houdini用のV-Rayの登場で、難度の高いプロジェクトや大規模シーンのレイトレースレンダリングが可能となり、アーティスト側のライティング調整やルックデベロップメントも最短で行えるようになります。
V-Ray for Houdini のパブリックベータはどなたでも利用可能です。Houdini 16.5.473 以降の Windows/Linux/Mac OS をサポートしています。(Houdini Indieライセンスでも動作致します。)
ChaosGroup.com のアカウントを既にお持ちであれば、ログインして、こちらのリンクから申請してください。オンラインライセンスとして2ヶ月間のベータライセンスが発行されます。
まだChaosGroup.comのアカウントをお持ちで無い場合は、こちらを参考にアカウントを作成してください。
オンラインライセンスのインストール方法はこちらを参考にして設定をお願いいたします。
英語のドキュメントは以下より参照いただけます。
https://docs.chaosgroup.com/display/VRAYHOUDINI
V-Ray for Houdini の主な機能
強力で高速なレイトレースレンダリング
GPU と CPU 両方に対応した高速なV-Rayレンダリングエンジンを使用して、快適なルックデベロップ作業や複雑で大規模なファイナルレンダリングを実行できます。
ボリューメトリックレンダリング
V-Rayボリュームグリットを介してVDBファイルを高速にV-Rayボリューメトリックシェーダーでレンダリングできます。
V-RAY シーンファイルサポート
Mayaや3ds Maxなどのアプリケーションから出力したV-RayシーンファイルをHoudiniで読み込み、Houdini側でプロパティを簡単に上書きできます。
Alembic フルサポート
移動、回転、スケール、インスタンス化、オブジェクト単位のオーバーライドなど、Alembicワークフローをフルサポートしています
フィジカル・ヘアーシェーダー
新しいV-Rayフィジカルなを使用して、より良いハイライト、照明の分布でヘアーを表現できます。メラニン色素コントロールを使用すると、ブロンドからブルネット、赤毛まで、あらゆる髪の色を簡単に表現できます。
*ベータ1では, ヘアーは SOP geometry のみサポートします。(ネイティブヘアーは後日サポート)
パーティクルシェーダー
Houdiniのカスタムアトリビュート、ポイント単位のアトリビュートを使用してV-Rayパーティクルシェーダーのカラー/アルファ/サイズなどのパラメータを変更する事ができます
パックプリミティブサポート
レンダリング時にHoudiniのネイティブのパックされたプリミティブを高速かつ効率的に処理します。
マテリアルスタイルシート
グループ、バンドル、アトリビュートに基づくマテリアルのオーバーライドをフルサポート
※beta 1時点では、VEXおよびプリミティブ単位のストリング・オーバーライド(テクスチャのランダム化等)は、まだサポートされていません。
インスタンス
Packed Primitives、Instancer、”instancepath”アトリビュートを使用した、任意のオブジェクトタイプの複製をサポートします。(ボリュームを含む)
ライトのインスタンス
ライトのインスタンス化をサポートし、インスタンス毎にライトパラメータをオーバライドするオプションが用意されています。ライトリンクの設定も保持されます。