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V-Ray 3.0 for 3ds Max 発売開始

ChaosGroupは2014年2月5日付けで V-Ray 3.0 for 3ds Max の販売を開始しました。

V-Ray 3.0 for 3dsMaxは、Audodesk社3ds Maxにシームレス統合された物理ベースの照明、シェーディング、レンダリングツールキットです。
V-Ray 3.0 はアーティストの生産性向上および最新のCGワークフローへの対応を目標に構築され、強力な新機能を提供します。

V-Ray 3.0 for 3dsMaxの主な特徴:

アーティストが使いやすく
V-Ray 3.0ではレンダリング設定パネルの内容がシンプルになりました。パラメーターの多さに戸惑う事はありません。もちろんレベルに合わせて高度なパラメーター表示に簡単に切り替えできます。新しい「クイック設定ツール」では屋内・屋外等のシチュエーションを選択し、次に品質のスライダーを動かすだけで自動的に最適なレンダリング設定を行なってくれます。とってもお手軽です。

レンダリング速度が向上
V-Ray 3.0 は純粋にレンダリング速度が向上しました。シーン内容に依存しますが、旧バージョンと比較して最大 5倍高速にレンダリングを行います。

素早いフィードバック
V-Ray 3.0ではプロダクションレンダリングで「プログレッシブレンダリング」をサポート。
シーンの状態を素早く確認できるのでアーティストの試行錯誤時間を大幅に短縮します。V-Rayフレームバッファにはコントラスト, HSL, カラーバランスの3つのカラー調整機能を追加。またVFB上で直接かつインタラクティブにレンズエフェクトを適用可能になりました。

高度なレンダリング機能
レンダリングアルゴリズム的に避けられないHDRノイズ(ホワイトノイズ)を軽減する”Max Ray Intensity”パラメーター。大量のライトの計算を短縮する”確率的ライトサンプル”。オブジェクト単位に反射/屈折に影響するオブジェクトを指定できる「トレースセット」機能。選択したオブジェクトもしくは指定したマスク部分のみレンダリングを行う「レンダーマスク」機能。など旧バージョンでは回避困難だった弱点を克服しています。

キャラクター向け機能の強化
ヘアー&ファーの計算速度を劇的に改善。アーティストフレンドリーな新SkinシェーダーおよびSSSの新サンプリング手法の提供。ZBrush, MARI, Mudbox などのUVタイルテクスチャーを簡単に適用できるUVTILEタグをサポートしました。

オープンソース・ワークフロー
Alembic 1.5の入力。OpenEXR 2.0 (Deep)の出力に対応。OSLを使ってカスタムシェーダーも記述できるようになりました。加えて OpenColorIO カラーマネージメントシステムもサポートしています。

V-Ray 3.0 の注意点

・V-Ray 3.0 for 3ds Maxは 3ds Max 2011 以降の 64bit版のみをサポートします。32bit版は提供されません。

その他V-Ray 3.0 の新機能・価格に関してはこちらをご参照ください。

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