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V-Ray 2.0 for Rhino をリリース。(1.5 ユーザーは無償アップグレードです)[学生・教員・教育期間版除く]

ChaosGroupは2013年12月09日付けで Robert McNeel & Associates社 Rhinocreos®用のフォトリアリスティック・レンダリングシステム「V-Ray 2.0 for Rhino」をリリース致しました。この最新バージョンでは V-Ray RT® GPUのサポート、マットマテリアル、V-Rayエクスプレスツールバー(200以上のマテリアルプリセット)等の新機能を提供しています。

V-Ray 1.5 for Rhinoユーザー様は2.0へ無償アップグレードいただけます。(学生・教員・教育期間版除く)
今直ぐChaosGroupのアカウントからダウンロードいただけます。
(ドングル内のライセンスを更新する必要はありません。1.5用のライセンスがそのまま2.0用ライセンスに移行されます。)

V-Ray 2.0 for Rhinoの新機能リスト:

レンダリングエンジンの新機能

  • V-Ray RT® GPUのサポート
    V-Ray 2.0 for Rhinoでは V-Ray RT GPU(OpenCL&CUDA)をサポートしました。CPU版に比べて30倍以上高速にレンダリングする事ができます。また、Rhinoのビューポート上に直接V-Ray RTを表示する事が可能になりました。

マテリアル新機能

  • V-Rayマテリアル
    3dsMaxやMayaでも提供されている V-RayMtl をRhinoでも利用可能になりました。Diffiuse、反射、屈折、透過がコンパクトに纏まった非常に使いやすいマテリアルです。3dsMax版やMaya版を触った事があるユーザーであれば直ぐに使う事ができるでしょう。
  • マット機能(V-Ray Material Wrapper)
    お待たせしました。ようやくV-RayRhinoでマット機能が利用可能になります!V-Ray Material Wrapperマテリアルを使ってオブジェクトをマット化する事により、シャドウキャッチ用オブジェクトが受けた影だけを表示する事ができます。3Dレンダリングと背景画像の自然な合成が可能になります。
  • VRMatsライブラリーのサポート
    vismat改め、新しいVRMats形式をサポートしました。これはV-Ray 3.0 for 3dsMaxおよびMayaで統一化されるV-Ray専用のマテリアルデータ形式です。ChaosGroupのダウンロードページから数百におよぶフォトリアルなマテリアルプリセットをダウンロードする事ができます。

その他の新機能

  • V-Ray エクスプレスツールバー
    前バージョンで好評だった、V-Ray エクスプレスツールバーが復活しました。200以上のマテリアル、スタジオライトリグ等を1クリックで呼び出す事ができます。
  • レンダリングプリセット
    インテリア/エクステリア用のレンダリング設定や、プレビュー/ファイナルレンダリング用のレンダリング設定等をプリセットとして保存し、後から簡単に切り替える事ができます。
  • フィジカルカメラプリセット
    インテリア、エクステリア、晴れ、曇等様々なライティングシナリオに合わせた露出設定をプリセット化して簡単に呼び出す事ができます。
  • クリックでピント合わせ
    被写界深度を使う場合、ビューポート上をクリックした場所にピントを合わせる機能を追加しました。
  • アニメーションのサポート
    アニメーションレンダリングをサポートしました。単にチェックを付けるだけで簡単にRhinoのアニメーションをレンダリングする事ができます。
  • Lock RT
    RT使用中にビューの変更を無効にする”Lock Viewport”オプションを追加。ビューを固定したままV-Ray RTを利用する事ができます。
  • 64-bit レンダリング
    32bit版のRhinoからV-Ray 64bit版を使ってレンダリングする事ができます。(ローカルおよびディストリビュートレンダリング)
  • ローカルマシンを使わないディストリビュートレンダリング
    ローカルマシンを使わずにディストリビュートレンダリングを行う“Don’t use local machine.”オプションを追加。レンダリング中もRhnoで作業を続ける事ができます。
  • 法線マップのサポート
    ZBrush等で作成した法線マップをV-RayRhinoでも利用できます。モデルのディテールアップに役立つでしょう。
  • 環境マッププロジェクション
    新しいUVW TypeとしてUVWGenEnviromentを追加。ライトプローブ(Angular)タイプのHDRIや、スフィルカルパノラマ、BOX(Cubic)タイプの環境マップ投影をサポートする他、スクリーン投影もサポートしました。マットマテリアル(VRayWrapper)と組合せてバックグラウンド画像へ影を落とした合成が可能です。
  • 1クリック透過マッピング
    DiffseカラーにセットしたテクスチャーのAlphaチャンネルでマテリアルを切り抜く“use color texture as transparency”オプションを追加。植物や人物の写真を張り付けてそのAlphaでオブジェクトを切り抜く事が1クリックで簡単にできます。
  • Pack and Go
    現在シーンで使用しているテクスチャー等の外部参照ファイルとRhinoシーン(.3dm)を1つのZipファイルに纏めて保存するユーティリティを提供。プロジェクトの持ち運びに大変便利です。
  • 手続き的なテクスチャー
    VRayDirt、Snow、Water、Tile、Rock、MaxNoise、Falloffなど多数の手続き的テクスチャーを追加。これらを組み合わせる事でより多用なテクスチャー表現を行う事ができます。
  • HDR Light Studio とライブ接続
    HDR Light Studio とインタラクティブな接続をサポート。※HDR Light Studio ライブ接続は Rhino 5 64bit版でのみサポートしています。また別途HDR Light Studio 4.3以降のライセンスが必要です。(HDR Light Studio は別売商品です。)

V-Ray 2.0 for Rhinoの詳細はこちらへ

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