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8.272025
V-Ray 7 for Blender, Update 1 リリース
V-Ray 7 for Blender, Update 1がリリースされ、最もリクエストの多かった Cyclesマテリアルの変換、ジオメトリノードのレンダリングをサポートし、これまでの資産を失う事なくV-Rayを導入頂ける様になりました。
こちらからダウンロードして今すぐご利用いただけます。
V-Ray Blender 30日無償ライセンスを取得頂けます。
CyclesマテリアルをV-Rayに簡単に変換
新しい Cycles-to-V-Ray マテリアルコンバーターを使用すると、Cycles用の主要マテリアルを V-Rayで直接レンダリングし、V-Rayの相当するマテリアルに自動変換できます。つまり、何年もかけて構築したCycles用のライブラリを、ゼロから作り直すことなく使い続ける事ができるのです。これにより好みのアセット再構築時間の節約、中断の回避、そしてシームレスな移行を実現します。Cycles マテリアルのサポートは今後も拡大していく予定なので、V-Ray導入後もそのままのスタイルでクリエイティブツールキットを拡張し続けることができます。

CyclesマテリアルをV-Rayに簡単に変換
ジオメトリノードのレンダリング
V-Rayは、ジオメトリノードのレンダリングをサポートするようになりました。これにより、使い慣れたプロシージャルモデリング・ワークフローを維持できます。複雑なパラメトリックサーフェスから広大な環境スキャッタリングまで、複雑なプロシージャルジオメトリをベイクや変換なしで V-Rayで直接使用できるため、制作全体を通してプロジェクトの軽量性と柔軟性を維持できます。

ジオメトリノードのレンダリング
超リアルなマテリアルを瞬時に
Chaos Cosmosの Chaos Scansライブラリにアクセスすれば、金属、皮革、紙、プラスチック、ゴムなど 3,100 種類以上の超リアルな実物スキャンマテリアルを利用できます。これらの実世界スキャンアセットは簡単に検索、プレビューし、シーンにドロップできるため、レンダリングに比類のないリアリティをもたらします。
Chaos Cosmosは、ハイポリゴンアセット 30,000 種類以上、ローポリゴンアセット 14,000 種類以上に拡大予定で、AI マテリアルジェネレーターも近々追加される予定です。

超リアルなマテリアルを瞬時に
OpenPBRによる最新パイプラインサポート
OpenPBRのサポートにより、ツールとレンダラーの切り替えがこれまで以上にスムーズになりました。V-Rayマテリアルの新しいOpenPBRモードは、互換性のあるアプリケーション(Maya,Houdini,3dsMax,Blenderなど)間で一貫したシェーディングを保証し、面倒な手動調整を回避し、最初から最後までビジュアルの忠実度を維持します。
Blender 4.5 LTS に対応
V-Ray for Blender は Blender 4.5 をサポートしました。これにより、レンダリングワークフローを滞りなく、最新の長期サポートリリース(LTS)を活用できます。
このアップデートの重要性
V-Ray 7 for Blender, Update 1 では、V-Ray for Blender が既存の作業スタイルにさらに深く統合されます。Cyclesマテリアルの読み込み、複雑なジオメトリノードのレンダリング、USDでのOpenPBRマテリアルの設定など、このリリースで追加された機能は全て、プロダクションのワークフローにスムーズにV-Rayを導入頂ける様に設計されています。