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8.62025
Chaos V-Ray 7 for 3ds Max、Update 2 リリース
Chaos社は、autodesk社 3ds Max用のプラグインの最新バージョン「V-Ray 7, Update 2」の提供を開始致しました。新しいAIツール、強化されたGPUおよびクラウドレンダリング機能、そしてよりスマートなワークフローを活用できます。
サブスクリプション契約ユーザー様、および V-Ray 7 for 3dsMax 永続ユーザー様は、Chaosのダウンロードページよりインストーラーをダウンロードしてアップデート頂けます。
AIを活用した新機能
AI エハンサー (ベータ版)
Chaos AI エハンサーを使えば、レンダリングの仕上げにかかる時間を節約できます。建築物などの重要な要素に影響を与えることなく、人物や植物の見栄えを向上できます。そして何より嬉しいのは、改良に再レンダリングが不要という事です。Chaos AI エハンサーは Chaos Cloud Collaboration に直接統合されているため、クリックするだけで驚くほど美しい仕上がりを実現できます。
Chaos Cloud の AI エハンサーの詳細はこちらへ

AI エハンサー (ベータ版)
AI マテリアル生成 (ベータ)
実際の写真を、すぐに使えるPBRマテリアルに変換できます。詳細なアートディレクションを必要としない背景マテリアルに最適なAIマテリアルジェネレーターを使えば、リアリティを損なうことなく、環境やインテリアを素早く仕上げることができます。

AI マテリアル生成 (ベータ)
夜空の生成
新しい「夜空」機能を使えば、星や月の満ち欠けといった夜の空を正確に再現し、没入感あふれる幻想的な夜景を演出できます。全ての要素を特定の日付、時間、場所に基づいて正確にシミュレートする事も、個々の要素を自由にチューニングして究極の芸術的な夜空を実現することも可能です。

夜空の生成
Chaos Cloud の新機能
3D ストリーミング (ベータ)
Chaos Cloudコラボレーションで3Dシーンを共有すると、クライアントや同僚が、リアルタイムレイトレーシングされたシーンをタブレットやスマートフォンなどのあらゆるデバイスで、表示、操作、フィードバックを提供できるようになります。
3Dストリーミングの解説はこちらへ
Chaos Cloudレンダリングが、より高速で低コストに
主要なバッグラウンド・インフラストラクチャのアップグレードにより、Chaos Cloud GPUレンダリングはレンダリング時間の短縮とコスト削減を実現し、さらに大規模シーン向けに 24GB のGPUメモリをサポートするようになりました。

Chaos Cloudレンダリングが、より高速で低コストに
より繊細なアーティスティック・コントロール
ガウシアンスプラットの切り抜きをサポート
3ds Max でガウシアンスプラットを簡単に切り抜いて、既存のシーンとシームレスに結合できます。
Chaos Scatter のクラスタリングサポート
スキャッターオブジェクトをグループ化(クラスタリング)し、より自然な見た目でスキャッターできます。ペイントチューニングも可能です。

Chaos Scatter のクラスタリングサポート
LightMixのライト上限を拡張
LightMixで最大 256 個の固有のライト選択を管理し、複雑なシーンを究極的に制御できます。

LightMixのライト上限を拡張
ワークフローの強化
- Chaos Cosmosから一度に複数のアイテムをインポート可能になりました
- VFBの露出レイヤーに、光と影のバランスを調整するための新しいコントローラーを追加
- マッピングソースの確率コントロールを備えたV-Ray MultisubTexの改良
- 遅延のあるVRayProxyオブジェクトを含む大規模シーンのビューポート読み込み速度を向上
- VRayMtlのOpenPBRモードにより、異なるアプリケーション間で一貫したシェーディングを実現
その他にも
このアップデートでは、次世代のディストリビュートレンダリング(DR2) 、強化されたV-Ray GPU機能、改善されたデノイザーワークフロー、2side テクスチャ、VRayLightの拡張オプションも導入されています。
※DR2対応は互換性から、こちらの別インストーラーとして提供されています。