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12.312022
Agisoft Metashape 2.0 正式リリース 無償アップデート
Agisoft社は、Metashape 2.0 を正式リリース致しました。
Metashape Professional 2.0 での主な新機能は、レーザースキャンデータとフォトグラメトリの完全統合と、航空および地上LIDAR データのサポートです。(フォトグラメトリ機能に関しては若干の更新になります。)
Metashape 1.x から Metashape 2.x.x への更新は完全に無料であり、既存ユーザーは追加で料金を支払う必要はありません。
通常ライセンス(ノードロック版)に関して
Metashape Professional 2.0 には、新しいライセンスアクティベーションシステムが導入されています。Metashape 2.0 では新しくライセンスを再認証する必要があります。シリアルナンバーは1.xと共通です。
Metashape Professional 2.0 で新規にライセンス認証すると、Metashape Professional 1.x バージョンと互換性のない新しいライセンス形式が使用されます。従って そのマシンでは Metashape 1.x は動作しなくなります。
フローティングライセンスに関して
Metashape 2.0 では フローティングライセンスも刷新され、1.x のフローティングライセンスシステム(RLM)は利用できなくなります。Agisoft社では Metashape 2.0 用の新しいフローティングライセンスシステムを開発中で、2月末~3月に公開を予定しています。
それまでは、FLライセンスユーザー様は 1.8.x をご利用ください。
Version 2.0 の更新点詳細ページはこちらへ
Version 2.0.0 build 15597 (31 December 2022)
スタンダードおよびプロフェッショナル共通
- テクスチャー構築ダイアログにディスプレイスメントマップの生成機能を追加しました
- 写真ビューの残差表示にカラーパレットを追加しました
- ワークスペースペインにて、ポイントクラウドのコンテキストメニューに「プロセス」および「フィルター」コマンドが追加されました
- ワークスペースペインにて”イメージ”(写真のルート)のコンテキストメニューに [グループ….] コマンドが追加されました。
プロフェッショナル版のみ
- ドローンの「軌道のインポート」コマンドが追加されました
- ポイントクラウドのコンテキストメニューに「軌道をセット」コマンドを追加しました
- より堅牢な結果を生成するために、電線検出アルゴリズムを再構築しました
- 基準点の配置ツールが写真ビューに追加されました
- カメラキャリブレーションダイアログに基準マーク付きカメラの変換タイプオプションを追加しました
- バッチ処理ダイアログに「マーカーのインポート」コマンドが追加されました。
- 座標データペインにカメラの基準マークカウントと基準マークエラーの列が追加されました
- マルチスペクトルカメラのフォトビューにスレーブカメラのリスト表示を追加しました
- 基準マークのコンテキストメニューに [情報表示…] コマンドを追加しました。
- 地上ポイントのクラス分けダイアログに「既存の地上ポイントを保持」オプションを追加しました
- 「基準マーカーの検出」ダイアログに「選択したイメージのみを処理」オプションを追加しました。
- EPSG をバージョン 10.077 に更新しました
Metashape 2.0 プレリリースの更新内容も参照ください