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ブログ
9.302020
V-Ray 5 for CINEMA 4D,パブリックベータ開始
V-Ray 5 for Cinema4Dは、Chaos Groupがゼロから再開発している全く新しい V-Ray for CINEMA 4Dです。V-Ray 5 for Cinema4Dの構築はほぼ完了し、後はリリース前の不具合の修正段階です。そこで一般のユーザー様に新しいV-Ray 5 for Cinema4Dをテストいただき不具合修正に協力いただけると幸いです。
ベータテストはどなたでも参加いただけます。(V_Rayを持っていなくてもOK。ただしChaos Groupアカウントを予め作成しておく必要があります。Chaos Groupアカウントの作成方法はこちらへ)
こちらのV-Ray CINEMA 4D Betaページの「ベータに参加」ボタンを押してください。ログインしたChaos Groupのアカウントに即座にV-Ray 5 for CINEMA 4D Bataライセンスが追加されます。
インストーラーのダウンロードは https://my.chaosgroup.com/ にログインし、 PRODUCTS >> Active Products >> V-Ray 5 for CINEMA 4D, bata の Download productよりダウンロードページにアクセスいただけます。
注意!
- V-Ray 5 for CINEMA 4Dは完全に作り直されたプログラムな為、旧V-Ray for CINEMA 4Dのデータはをそのまま継承して読み込む事ができません。V-Ray 5 で再構築する必要があります。
- V-Ray 5 for CINEMA 4Dは R20, R21, R23, S22 のWindows, Mac OS をサポートしています。R20以前ののCINEMA 4Dバージョンはサポートしていません。
V-Ray 5 for CINEMA 4Dの新機能
レイヤー合成編集
新しく搭載されたレイヤー機能を使用すると、V-Rayフレームバッファー上で直接レンダーエレメントを合成し微調整して仕上げることができます。他の編集ソフトで開いて編集する手間はありません。
ライトミキサー
新しいVRayLightMixレンダーエレメントを追加することにより、再レンダリングせずにV-Rayのフレームバッファ上でインタラクティブにライトを調整できます。1回のレンダリングから複数の照明シナリオの画像を生成できます。
GPU + CPU レンダリング
パソコンのハードウェアを余す事なく使用します。V-Rayは GPU と CPU の両方を使ってレンダリングします。
GPU レンダリング
V-Ray GPUは最終品質のレンダリングをGPUで行えます。NVIDIA社の RTX 対応GPUではさらにGPUをアクセラレーションします。
高速なインタラクティブレンダリング
レンダリング完了を待つ事なくシーンのルックをインタラクティブに確認できます。ライティングやマテリアルを短時間で調整できます。
自動露出、自動ホワイトバランス
V-Rayフィジカルカメラでは自動露出と自動ホワイトバランスをサポート。スマートフォンで写真を写すくらい簡単に適切な露出とホワイトバランスのレンダリング出力が可能です。
NVIDIA AIデノイズ
NVIDIA社の人工知能(AI)による超高速(ほぼリアルタイム)のデノイザーを搭載しました。ぜひ試してみてください。その速さに驚く事でしょう
コートとシーンレイヤ
V-RayMtlに反射コーティングとSheen(光沢)レイヤーを追加しました。V-Rayブレンドマテリアルよりも最適化されており、レンダリングが高速です
METALNESSパラメーター
“Metalness”による反射コントールに対応。リアルタイム系と同じ物理シェーダー用テクスチャーをV-Rayマテリアルでも利用いただけます。
CAR PAINT 2 マテリアル
メモリを殆ど消費しない高度なフレーク(ラメ)生成アルゴリズムを搭載したカーペイント2マテリアルを搭載。車のラメ入り塗装をより高速かつメモリ消費無しでレンダリングできます。
V-RayDirtの拡張
強化されたV-Ray Dirtにより、溝やコーナーに生じる風化した縞や汚れ表現が簡単になりました。
新しいVRaySkyモデル
新しいSun/Skyモデルで夕焼け時と太陽が沈んだ後の空をよりリアルに再現します。