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7.102020
Project Lavina beta 4 がリリース
Chaos Groupは Project Lavina beta v0.4.0 をリリース致しました。
ベータ版は V-Ray Next/5 レンダーノードライセンスをお持ちの方であれば、どなたでも直ぐにテストいただけます。ダウンロードはこちらから
この更新により、新しい機能が追加され、ユーザーエクスペリエンスが向上しています。主な変更点は以下です:
- フィジカルカメラを追加
- metalnessパラメーターをサポート (BRDFVrayMtl)
- カメラロール機能を追加
- ツールバーにピボットポイント選択ボタンを追加
- ツールバーにマウス感度のトグルボタンを追加
- デノイザーの改良:
・小さなオブジェクトと影のディテールがぼやけにくくなりました
・オブジェクト輪郭に生じるハロー/ブルーム効果を低減 - アニメーションエディタを含め、ユーザーインターフェースを改善
※現在、NVIDIA Driver 446.14 もしくは 443.18 をご利用くださ。最新の”451.48″にはドライバー側に不具合がありProject LavinaでD3Dエラーが表示されます。Chaos GroupはNVDIA社に修正を依頼しています。
Chaos GroupにBrick Visual社に非常に複座なシーンでProject Lavinaをテストしていただいた結果のレポートが掲載されております。 [英語]
注目の抜粋:
私たちの目標は、日常業務における作業をProject Lavinaで行う事でした。Project Lavinaの設定をあまり深く掘り下げることなく、許容可能な結果を可能な限り短い時間で効率的に作成できるのか知りたかった為です。なので私たちはワークフローをてきる限りシンプルにしました:
・3ds Maxでの「最適化やリアルタイム用の前準備をせずに」シーンファイルをエクスポートしました。
・3dsMaxでレンダリングしてポスト処理された最終画像を、Project Lavinaのライト/トーンセットアップの参考として使用しました。
・最後に、ノイズレベルに応じて100〜1000サンプルで4Kでシーケンスをレンダリングし、レンダリング時間をフレーム/5分未満になるようにしました。
最初で最も重要な発見は、Project Lavinaが技術的にほぼ完全に私達のワークフローに投入できる事でした。特に前準備する事なく3dsMaxで作成したシーンをドラッグ&ドロップして直感的な方法で開始できます。
テストの段階で、Project Lavinaの品質は非常に優れているため、場合によっては最終出力として使用できることがわかりました。現在Project Lavinaは最終的なレンダラーではありませんが、これまでの経験に基づいてさらに調査する場合があります。
Chaos Groupは Project Lavina で VR視点ができる機能を準備中(最初は静的な6DOF)