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3.132019
V-Ray Next for Rhino 販売開始
Chaos Groupは、2019年3月13日よりRhinoceros 用のV-Ray最新バージョン「V-Ray Next for Rhino」の提供を開始致しました。V-Ray Nextではより一層 Rhinot と Grasshopper への統合を強化し、レンダリング設定の一部自動化(シーンインテリジェンス)の導入と、シーンアセットを一元管理する新しいアウトライナ(V-Rayアセットマネージャー)により、次世代のビジュアリゼーション・ワークフローを提供します。
V-Ray Next for Rhinoは既存ユーザー様に有償アップグレードとして提供されます。V-Ray 3 for Rhinoユーザー様はアップグレードをご検討ください。
アップグレードに関する注意点:
- V-Ray Next for Rhinoは「オンラインライセンス」でのみ提供されます。ドングルライセンスの提供はございません。従いましてドングルユーザー様が V-Ray Nextにアップグレードされる場合、こちらの手順で予めオンラインライセンスに移行してから、V-Ray Nextへのアップグレードをご注文ください。
- V-Ray Next では V-Ray 3 のライセンスも動作致します。ただし、3.0とNextは同じRhinoに共存インストールはできません。
- 2018年12月1日以降に V-Ray 3 for Rhinoを新規に購入いただいた方は、V-Ray Next へ無償アップグレード対象となります。なお自動アップグレードではなく弊社まで無償アップグレードのリクエストをいただく必要がございます。(購入時から住所等が変更になった場合はその旨ご連絡ください。)無償アップグレードの受付は2019年4月12日までです。
- V-Ray for Rhinoのレンタルライセンスユーザー様は、今すぐにV-Ray Nextをインストールしてご利用いただけます。アップグレード費用は必要ありません。
V-Ray Next for Rhinoの主な特徴
強力なアセット管理
新しいアセット管理システムの導入により、V-Rayシーンのすべてのアセットをアセットエディタから管理でき、ライブプレビュー機能を使ってライト、テクスチャ、マテリアルの外観を微調整できます。また、ライト、V-Rayオブジェクト、作成したマテリアルをプリセットとして保存し、プロジェクト間で共有する事ができます。
より強化されあGrasshopperのサポート
V-Ray for Rhinoでは、現在利用可能なRhino用レンダラーの中で最も強力なGrasshopperサポートツールセットを提供しており、パラメトリックデザインツールに新しい可能性をもたらします。ライブインタラクティブ機能により、デザイナーはRhinoにエクスポートやベイク処理せずに、Grasshopperから直接V-Rayを使用してGrasshppperコンテンツをインタラクティブにレンダリングできます。また、太陽光、カメラ、グラスホッパー定義等をV-Rayタイムラインからアニメートすることもできます。レンダリングプロセスを通じてGrasshopperのデータはパラメトリックなままです。
強化されたGPUレンダリング
GPUレンダリングにてバケットレンダリングをサポート。またボリューメトリック効果、VRScansをレンダリング可能となりました。
ビューポートプレビューとのマッチング
Rhinoビューポートとのマッチングが強化され、反射・屈折、バンプマップ等が正確に反映されるようになりました。
V-Ray Batchの強化
V-Ray Swarm と組み合わせて、簡単にプロジェクトのバリエーションやスナップショット、複数のRhinoファイルを纏めてレンダリングできます。
照明解析ツール
新しい照明解析レンダーエレメントを使用して、レンダリングイメージ上の照明値(Lux)を計測したり、明るさの分布を可視化する事ができます。
スクリプトサポート
Rhinoスクリプト、Pythonスクリプトを使用して、V-Rayの作業を自動化したり、UI上で操作できない項目にアクセスする事ができます。
オンラインライセンスのみ提供
chaosgroupでは現在、ドングル廃止に向けた取り組みを行っております。V-Ray Next for Rhinoよりオンラインライセンスのみ提供とさせていただきます。予めご了承の程よろしくお願い申し上げます。