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10.262018
ChaosGroup V-Ray Next for Maya を発売開始
Chaos Groupは2018年10月26日より V-Ray for Maya の新バージョン V-Ray Next for Maya を発売開始致しました。刷新されたIPR(インタラクティブレンダリング)と、より高速になったGPUレンダラーでアーティストに快適なルックデベロップ環境を提供します。V-Ray GPU はボリュームレンダリングやバケットレンダリングにも対応。ファイナルレンダリングにGPUレンダリングを活用いただけます。
V-Ray GPU Next for Maya – GPUを活用した高速ルックデベロップ
このビデオでは、V-Ray GPU Next for Mayaがどのようにワークフローをスピードアップできるかをデモします。V-Ray Next では GPUレンダーでボリュームレンダリングやデバッグシェーディング対応など、ルック・デベロップメントやプロダクションレンダリングを加速する数多くの新機能を提供しています。
V-Ray Next for Maya 新機能
アダプティブ・ドームライト
もはやポータルライトは不要です。V-Ray Next の新しいアダプティブ・ドームライトは自動的にシーンを分析し、よりノイズの少ない「屋内の」イメージベース・ライティング照明を提供します。
高速IPR
IPR(インタラクティブレンダリング)を再設計し、快適なフィードバックを提供します。
IPR中の高速デノイズ
ビューポートでインタラクティブレンダリング利用中に、ほぼリアルタイムでデノイズを適用できます。(NVIDIA社 AI denoiserを使用)
デバッグシェーディング/選択オブジェクトのみ表示
インタラクティブレンダリング中に、作業中のテクスチャー/マテリアル、オブジェクトのみ表示する事ができます。エラー解析用の表示(AO,法線、UV、ワイヤー)もメニューで切り替えて表示できます。
ビューポートIPRでプレイブラスト
ビューポートIPRを使って、非常に高速にプレビューアニメーションをレンダリングできます。高品位なプレビズアニメーションが短時間で得られます。
刷新された GPU レンダリング・コア
新しいアーキテクチャーに刷新されたV-Ray GPUコアはより強靭になりました。多くの重要なV-Ray機能をGPUでサポートした事で、実際のプロダクション・シーンをGPUでレンダリングする事ができます!
GPU ボリュームレンダリング
V-Ray GPUでフォグ、煙、炎などのボリューメトリック効果のレンダリングに対応。V-RayVolumeGridのサポートする OpenVDB, Field3D, Phoenix FDのキャッシュをGPUで高速レンダリングできます。
GPU バケットレンダリング
GPUレンダリングで「バケット型」のレンダリングをサポート。これにより Cryptomatte エレメントの出力もサポートします。
フィジカル・ヘアーシェーダー
新しいV-Rayフィジカルなを使用して、より良いハイライト、照明の分布でヘアーを表現できます。メラニン色素コントロールを使用すると、ブロンドからブルネット、赤毛まで、あらゆる髪の色を簡単に表現できます。個性的なキャラクターの為にヘアカラーで髪を染める事も簡単!詳しくはこちらへ
METALNESSパラメーター
“Metalness”による反射コントールに対応。リアルタイム系と同じ物理シェーダー用テクスチャーをV-Rayマテリアルでも利用いただけます。
新しいトゥーンシェーダー
簡単にアニメ調のスタイルでレンダリングを行うトゥーンシェーダーと、より高度なライン制御ができるように改良されたVRayToonを搭載
V-Ray Layered Texture
レイヤー毎のブレンドモード、レイヤーマスクに対応した新しいレイヤーテクスチャーを提供
レイヤー化 Alembic に対応
レイヤー構造を持つ Alembic 1.7 フォーマットをサポート – Alembicデータのより迅速かつ効率的な処理と更新を可能にします。
V-Ray Cloud
Maya上から1クリックで直接V-Ray Cloudサーバーにジョブを送信できます。V-Ray CLOUDに関してはこちらをご参照ください。
価格
V-Ray Next for Mayaは本日より購入いただけます。
ワークステーションライセンスの新規購入価格は\121,500 [税別]。ワークステーションライセンスのアップグレード価格は\60,250 [税別]。年間レンタルは\48,750 [税別]で購入できます。1ヶ月単位のレンタルオプションも用意されています。追加のレンダリングノードを含む完全な価格情報については製品ページをご覧ください。
2018年06月13日(V-Ray Next Mata 1stベータアナウンス日)以降にV-Ray 3.0 Workstationを新規に購入いただいたユーザー様はV-Ray Next Maya workstationに無償でアップグレード対象となります。ただし無償アップグレードの受付は2019年06月13日が締切となります。(同時に購入したworkstationに含まれないレンダーノードは無償アップグレードに含まれません。)
V-Ray Next for Maya のライセンスは V-Ray 3 for Maya のライセンスとしても動作致します。従って V-Ray Next にアップグレードしても引き続き V-Ray 3.x for Maya をご利用いたけます。[期間制限なし]