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V-Ray Rhino 3.60.03 アップデートがリリース。

ChaosGroupは V-Ray Rhino の最新アップデート “3.60.03” をリリース致しました。
既存のV-Ray 3 Rhino ユーザー様は無償アップデートいただけます。今すぐChaosGroupのアカウントよりダウンロード。

V-Ray 3.50.03 Rhinoの変更点:

改良された機能

  • バッチレンダリングツールで .vrscene ファイルを読み込んで処理できるようになりました。また Vrscene シーケンスを単一のバッチジョブアイテムとして管理する事もできます。
  • Rhino標準マテリアルのサポートを改善。Rhino 6の標準マテリアルで利用可能な「フレネル反射率」「ポリッシュ」「透明清澄度」などの新しい素材オプションだけでなく、プリセットのマテリアルタイプ(ガラス、金属、塗料など)も、V-Rayマテリアルに変換する必要なしに正しくレンダリングされます。
  • “Rhinoマテリアルを変換”ユーティリティの機能を改善。もはや直接レンダリングと変換後のマテリアルに違いがでません。
  • V-Ray for Rhinoのプラグイン情報が更新されました。 Rhino 6でのV-Rayプラグインエントリには、V-Rayロゴアイコンが使用されています
  • Rhino 6.4の新しいアニメーションAPIをV-Rayアニメーション設定に利用する事ができます。アニメーションを録画を確認するウィンドウはRhino 6では表示されなくなります。カメラと太陽のアニメーションは、Rhino側のセットアップが完了したらレンダリング時に自動的に使用可能になります
  • マテリアルの競合を知らるウィンドウに、競合するマテリアルとそのオリジナルファイルに関する情報が表示されるようになりました。デフォルトの競合アクションおよびトグルオプションはプロジェクト毎に保存されるので、セッション間で保持されます。
  • V-RayFur ビューポートプレビューの毛の長さは、レンダリング時と同じ長さを表現するために、lengthパラメータに基づいて表示されます。
  • Furウィジェットのアプリケーションダイアログボックスを実装
  • V-Rayプロキシの読み込みファイルを変更すると、マルチマテリアルシェーダのサブマテリアルスロットの数が自動的に変更されるようになりました
  • “選択オブジェクトをエクスポート”で作成された3dmファイルには、選択オブジェクトに関連するV-Ray素材のみが含まれます

V-Ray for Grasshopper

  • V-RayProxyコンポーネントを実装しました。任意の.vrmeshファイルをロードしGrasshopperの中で使用する事ができます。平面配列をプロキシコンポーネントに接続すると、同じProxyジオメトリの複数のインスタンスが生成されます。これによりGrasshopperをV-Rayプロキシのスキャッタリングツールとして使用することが可能になりました
  • V-Ray PresetとSimpleマテリアルに色のリストを接続すると、複数のインスタンスを持つマテリアルが出力され、入力した色がそれらの間に分散されます
  • Grasshopper Mesh/Vertex Color データが指定されている場合、UVメッシュチャンネルとして渡されます。頂点カラー情報をサンプリングし、シェーディング目的で使用できるようになりました
  • “V-Ray Render in Project”コンポーネントは、Grasshopperで作成されたLight Rigに接続されたライトをRhinoシーンに自動的に送信します
  • V-Rayカメラからのビューポートプレビューを実装
  • V-Ray Rectangle および Sphere ライトのビューポートプレビューに対応
  • V-Ray Instancerコンポーネントによってシーンが変更されると、インタラクティブレンダリング中に即座に更新されるようになりました
  • V-Ray multi-itemコンポーネントは “オブジェクト数”のメッセージを表示するようになりました

その他の改良点、不具合の修正

  • 同梱の V-Ray AppSDK を version 1.24.02 に更新
  • 同梱の Chaos License Server を version 5.1.1 に更新
  • Rhonoの2点透視図(Two Point Perspective)カメラタイプに関する様々な問題を修正
  • 「Enter/Return」キーを使用して、Rhinoのライトプロパティパネルでのパラメータの変更を確認/適用することができます
  • Rhino日本語版で BatchRenderが正しく動作しない問題を修正
  • Rhino 5にて空のサブマテリアルがあるとクラッシュする問題を修正
  • インタラクティブレンダリング中にProxyのサブマテリアルサブスロットが空になる問題を修正しました。
  • Pack Projectを使用する場合、リンクされたブロックとその関連アセットが含まれるようになりました
  • インタラクティブレンダリング中にオーバーライドマテリアルの設定変更が正しく反映されるようになりました
  • 新しいRhinoプロジェクトを読み込んで閉じても、[変更を保存]プロンプトウィンドウが表示されなくなりました
  • 名前付きビューやアニメーションを含むジョブのバッチレンダリングで使用される不適切な投影モードの問題を修正
  • インタラクティブ・レンダリング中にライトを選択または選択解除で更新されなくなりました
  • V-Ray Asset Editorでマテリアルの操作時しながらの、Rhinoビューポートレンダリングのパフォーマンスが向上しました

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