ニュースカテゴリを選択 

ブログ

Ornatrix Maya V2 リリース。新Moovダイナミクス、Alembicワークフロー、新V-Rayプリミティブなど大幅に機能強化!

Ephere社は 最新のヘア、ファー、羽毛などの生成、スタイリング、アニメーションを行う Maya用のプラグイン「Ornatrix Maya V2」をリリース致しました。

2年もの開発期間を掛けたこのバージョンは、アーティストの意見が大きく取り入れられ、大幅に改善された内容となっています。Ephere社は非常にアクティブに更新を行っており、Ornatrix Maya v2はこれからも頻繁に新機能が追加されるでしょう。

Ornatrix Maya v2 新機能

  • Moov Physicsオペレータが追加。NVIDIAのFlexに依存せずあらゆるOS・GPUでヘアシミュレーションが可能になりました。Alembicデータでアニメーションのキャシングができます。
  • Harmonic Oscillatorオペレータは簡単にすばやくリアルタイムなヘアーダイナミクスが可能です。
  • Normalizeオペレータが追加。ヘアー同士のめり込みを解消できます。
  • Clumpingオペレータが追加。ヘアーのまとまりをガイドを使ってコントロールできます。
  • Braidsオブジェクトが追加。Clumpオペレータと組み合わせて三つ編みが簡単に作成できます。
  • Push Away From Surfaceオペレータが追加。オブジェクトとヘアーの貫通を簡単・正確に解消できます。
  • Resolve Collisionsオペレータが追加。完全な物理シミュレーションを行わずにヘアーとオブジェクトが衝突している結果が得られるようになりました。
  • Alembic形式でのヘアーのインポート/エクスポートに対応。
  • Adopt External Guidesオペレータが追加。ヘアーを任意のガイドに追従させることでシミュレーション負荷を軽減できます。
  • Weaver機能でカーブをタイリングし、バスケットや布などの繊維状のオブジェクトを作成できるようになりました。
  • Scatterオペレータが追加。他のヘアーをインスタンスとしてコピーして利用できます。
  • V-Ray Primitive でV-Rayと連携し分割数の粗いヘアーを滑らかにレンダリングできるようになりました。

Ornatrix Maya V2 は、Windowsでは Maya 2014 以降、Macでは Maya 2015 以降、Linuxでは Maya 2016以降に対応しています。(1ライセンスマルチプラットホーム)

レンダラとしてRenderMan、V-Ray 3.6、REDSHIFT、ARNOLD、MAXWELL RENDERをサポートしています。
Ornatrix生成データのレンダリングは無制限に行えます。(レンダラー側のライセンスに依存)

2017年11月01日以降にOrnatrix Mayaを購入された方はV2へ無償アップグレードとなります。(Ephere社アカウントにログインすると自動アップグレードされます)

2018年7月12日まではアップグレード料金が新機能購入価格の 50%OFF、7月13日以降は 25%OFF となります。

関連記事

ページ上部へ戻る