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12.152016
[CINEMA 4D] V-Ray for C4D 3.40.01 リリース!! 新サイト公開、新販売体制に移行
LAUBLabは V-Ray 3.4 for CIENMA 4D (製品版)をリリース致しました。V-RayforC4D 3.4 は複雑な3Dシーンで作業する場合でもアーティストが高品位の画像やアニメーションを素早く完成できる様にCPUとGPUの両方の環境にシームレスに統合・最適化されています。V-RayforC4D 3.4は、ビジュアルエフェクト業界、建築設計業界で20年の歴史を持ち業界基準となっている ChaosGroup V-Ray 3.4 と同じコアを使用しています。
新しい V-Ray C4D オフィシャルサイトが公開されています
http://vrayforc4d.net
なお、2016年12月より販売元が ChaosGroup社となり LAUBLab は開発のみを担当します。販売関係は全てChaosGroupが担当となっています。
ChaosGroupに V-Ray C4Dのサイトが追加されています。
https://www.chaosgroup.com/vray/cinema-4d
V-Ray 3.4 for CIENMA 4D のダウンロードは EarlyBirdアクセスと同じです。(将来的には vrayforc4d.net より) 弊社VRayC4Dサポートサイト内のダウンロード案内をご参照ください。
General Intro to the new V-RayforC4D 3.4 from Stefan Laub >>VRAYforC4D on Vimeo.
その他 3.4 チュートリアルビデオはこちらから参照できます。
V-RayforC4D 3.4 新機能リスト:
- あらゆる場所で高速になったレイトレースパフォーマンス
- プログレッシブ型のイメージサンプラーを追加。荒いながらもフレーム全体像が素早く確認できるので、試行錯誤に大変便利です。
- 新しい変動(Variance)に基づいた適応性のあるサンプリング [VBAS]イメージサンプリングアルゴリズムを搭載し、イメージの明るい場所暗い場所でノイズ量が均一化され、より高品位なイメージを出力します。
- 動的に細分化するバケットサンプラー。多コアCPUを無駄なく使用します。
- 自動的にノイズを除去する新しいV-Ray Denoiser (デノイザー)機能が追加されました。この機能を使う事である程度ノイズのある状態でレンダリングを完了する事が可能で、ノイズが消えるまでサンプルする時間を考慮するとこれまでの50%以上高速にレンダリングを完了させる事ができます。スタンドアロン型のデノイザープログラムを同梱しており、アニメーション(シーケンスファイル)のフレームをブレンドさせたデノイズ処理もサポートしています。
- ライト、マテリアルの自動サンプル。もはやマテリアルやライトローカルのサンプリング数(Sdiv)を調整する必要はありません。V-Rayが自動的にサンプルを調整します
- デフォルト設定が最適化された事により、ユーザーはGIを有効にしてレンダリングボタンを押すだけで高品位なレンダリングを得る事ができます
- エディタおよびピクチャービューワー上での V-Ray RT cpu, cuda, openCL(Windowsのみ) レンダリングをサポート
- RTにてLightcacheキャッシュのサポートおよび新しいライトキャッシュのプリマルチプライモード
- Lightcacheをサンプリングの最適化に使用する事でレンダリングがより高速化されます
- Lightcache のディストリビュートレンダリングをサポート
- Lightcacheのアニメーションサポート(フリッカーを軽減するモード)
- V-Ray RT v3.4 coreを使用するインタラクティブなIPR ウィンドウ
- より物理的に正確なBRDFを計算するMulti faceted GTR BRDFを実装
- Min shading rateパラメーターによるシンプルなサンプリング比コントロール (シェーディングサンプル対ボヤけたRayサンプル)
- 高輝度なRayトレースを切り取る clip max ray intensity 設定 (イメージサンプリングの高速化に貢献します)
- ヘアー、ファーProxyのレンダリング高速化
- 確率的なライトサンプルにより、大量光源のサンプリングを高速化
- Embree 2.3 アクセラレーションのサポート (ディスプレイスメント、Proxy、モーションブラー等もEmbreeによる高速化に対応)
- レンダーマスクのサポート (textures, objects, object ids)
- V-Ray Clipper のサポート(レンダータイムブーリアン機能)
- 反射/屈折リスト (除外/含むリスト)
- V-RayFast SSS2 マテリアルに新しくオブジェクトスペースで補完サンプルを行い高速にサブサーフイルミネーションを近似するオプションを追加
- リクエストが多かったシェーダー(テクスチャーマッピング)毎のUV選択をサポート!3.4のVRayShaderにはUVチャンネル選択パラメーターが追加されています。CINEMA 4Dでは出来なかったシェーダー毎にUVを切り替える事を実現します。新しい UVW マネージャータグを使用して簡単にシェーダ単位にUVを指定する事ができます。
- Adv BRDF内に新しくBRDFプリセットを追加
- 複雑なフレネルIORカーブを設定できるように、モノクロもしくはRGB別のカーブを設定できます。
- 新マテリアル V-Ray Skin Material, V-Ray Volume Material, V-Ray Switch Material, V-Ray OSL Material (現在Windowsのみ), Stochastic Flakes Material,, AL_Surface BSDF Material を追加
- メモリに全てを格納して処理を早くする “Static displacement” オプション。VRayDisplacementMatにてOpen-Subdivをサポート
- UDIM テクスチャーサポート(制限あり)
- 8bit, 32bit, マルチパス出力に応じてカラーマッピングを適用する “Auto”モード
- ライト別に照明を取り出すV-Ray light selectレンダーエレメントを追加
- シーンからの様々な情報をサンプルしてシェーディングに利用できる Sampler-Info-Tex シェーダー
- OSL Shaderを追加 (現在OSLライブラリーの関係上Windows版のみ提供) 複雑な金属フレネルを出力するOSLシェーダーを同梱
- WIndows版にて V-Ray VFB が利用できます。V-Ray VFBのレンズエフェクトや様々なカラー調整機能が利用できます。なお Mac OSX 版の VFBサポートは次のサービスパックで提供予定
- Windows版にてV-Ray VFBによるHDRベースのレンズエフェクト(グレア、グロー)機能
- アニメーションメッシュ、ヘアー、パーティクルの VRMESH 出力サポート
- VRay Shaderを追加: vray curvature, vray ray switch, vray user data color, vray user skalar, bercon noise, Phoenix Ocean shader
- ボリュームレンダリングの高速化
- さらに現実的な空をシミュレーションするアルゴリズム “Hosek sky”モデルのサポート。VRaySkyに地表カラーの追加。空気遠近をシミュレーションする V-Ray Aerial perspective
- VRay2sideマテリアルの透過効果をより現実的なトランスルーセントに改善
- ディストリビュートレンダリングの新オプション(ローカルを使わない、IPR DR、ホスト名サポート)
- V-Rayクイックセットアップツールの提供
- 3段階のユーザーインターフェースの表示切り替えに対応 (シンプル、普通、アドバンスド)
- 新しいスタンドアロンの layer_max シェダー (より高速)
- 新しい Multi シェーダー (新オプション)
- V-Ray Instancing シェーダー
- IDでランダム、シェル(連続メッシュ単位)でランダムを適用
- 新しくレイトレースに基づいたラウンドコーナー(疑似フィレット)。オブジェクト対オブジェクトをサポート。Nvidia社特許の許可を得て実装
- V-Ray VR stereo cameras のサポート。VR デバイスに最適な 6×1 cubic および spherical 360度のレンダリングを出力
- C4D検索パスのサブフォルダ検索をサポート。また .lib ファイルに格納されたテクスチャーをサポート
- V-Rayフィジカルカメラにて ビットマップによる口径形状の指定、光学ビネットをサポート
- V-RayDomeLightにて地面を平坦にする グラウンドプロジェクションをサポート
- ステレオレンダリングにて ShadeMapをサポート(視差のみレンダリングする事でレンダリング速度が向上)
- ビットマップのOpenGL表示用の解像度設定サポート
- V-Rayプリセット、V-Rayツールバーを追加
- 新しい V-Ray Bridge メニュー
- 同じと考えられるオブジェクトを vrscene 内で自動的にインスタンスとして記述します。(メモリ消費削減)
- ディストリビュートレンダリングにて CINEMA 4D ネイティブのビットマップ、mograph shader、頂点マップをサポート (VRay DATAシェダー経由)
- DR開始速度が高速化 (vrscne出力速度が10倍高速化)
- MAXON Team Renderの1フレームレンダリングをサポート。加えてアニメーションのフレーム単位の分配レンダリングもサポート。C4Dネイティブシェーダーを使ったシーンで、V-Ray DRの代替として利用する事ができます
- 新しく同期しないマテリアルプレビューモードを追加。同期しない代わりに非常に高速に設定できます
次のサービスアップデートで提供予定の機能 (3.5)
- IPR プレビューウィンドウの更新
- Mac OSX での VFBサポート
- Glossy Fresnel (ぼやけた反射面の正確なフレネル計算)
- Adaptive lighting (大量に光源がある環境でのサンプリング速度の著しい向上)
- VRayVolumeGrid (OpenVDB, Field 3dのレンダリングサポート)
- レジュームレンダリング
- HTC HIVE および OCCULUS へのV-Ray RT 結果直接出力
- Deepデータの出力
- ノードベースのマテリアルエディタ(可能であればSPにて搭載したい)
3.5以降に提供を予定している機能
- V-Ray プロダクションレンダラーを使った IPR
- Nvidia MDL マテリアルのサポート (gpu & cpu)
- Hybrid CPU と GPU ハイブリッドレンダリング
- VFB の再デザイン
- DR SerberのLinuxサポート
- Google cloud のサポート (Zync経由)*
- Presenz のサポート (V-Ray output plugin)*
- VRScanマテリアルのサポート