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10.272015
[3dsMaxプラグイン] FumeFX 4.0がリリース!新ソルバで高速化!
2015年10月26日に、Sitni Satiは autodesk社 3ds max用の「FumeFX 4.0」をリリースしました。FumeFX 4.0では、シミュレーションをより速くより詳細なディテールを達成する多くの新機能を提供します。
新しい FumeFX QCG solverはFumeFX 3.0 solverと比較して高速(およそ2倍)になっています。他のシミュレーション最適化と伴って FumeFX 4.0 はどの旧バージョンより速くシミュレーションを完成させる事ができます。
新しいVorticity[過度]タイプでは、最終的な外観を細くチューニングする事ができる「渦」に対する付加的なコントロールを提供しています。
高度に最適化された Spline Follow force field (スプライン引力)は、スプラインに沿って煙を導く等、旧バージョンでは不可能だったエフェクトを実現します。
ビルトインされた 黒体放射 (Black-body radiation)シェーダーは、炎や煙から物理的に正しい光を放射します。よりリアルで説得力のある炎・爆発アニメーションを達成する為の新しい強力なツールです。
高速なソルバ、高度なvorticity、煙および炎を鋭くする機能、および改善されたキャッシュハンドリングにより、FumeFX 4.0はユーザーがより少ない時間でより多くの詳細なシミュレーションを作成する事を可能にするでしょう。
無償アップグレードについて: 2015年9月1日以降に FumeFX for 3dsMaxを購入されたユーザー様はFumeFX 4.0 for 3dsMaxに無償アップグレードいただけます。弊社から無償アップグレード案内を差し上げます。(届かない場合は弊社セールスまでお問い合わせいただけますと幸いです。)
FumeFX 4.0 は既に新規・アップグレード版を購入いただけます。
FumeFX 4.0 のスプラインフォースとレンダリング時の先鋭化(Sharpening)を使ったテストアニメーション。グリッドサイズは771x429x214.
FumeFX 4.0 新機能:
- 新しい 高速な FumeFX QCG solver [旧3.0と比較しておよそ倍高速化]
- 新しいVorticity[過度]タイプで、渦をコントロールし煙の外観をより細くチューニング
- シミュレーション中に様々なチャンネルを先鋭化(Sharpening)
- 新しい酸素供給型の火炎モデル
- キャッシュの生成を待って Wavelet もしくは Post simulation を実行
- 無制限に入れ子可能になった N-Sim グリッド
- Emailによる通知
- スプライン引力(Spline Follow force)
- オブジェクトおよびソースの高速な適用
- Defectorオブジェクトのボクセル解像度および最小のボクセル化
- OpenVDB サポート
- エフェクターに3Dテクスチャーマップを入力として使用できるオプションを追加
- Field3D および OpenVDB インポーターでチャンネル割当をサポート
- PRT|PDC パーティクルシステム
- ParticleFlow イベントのダイレクト選択をサポート
- ParticleFlow float および vector チャンネルへのアクセスをサポート
- モーションブラーレンダリングをサポート
- 黒体放射(Black-body)シェーダー
- VRayのDeepデータ出力をサポート
- レンダリング時に fire および smoke を先鋭化
- 最近使用したキャッシュをリスト表示
- キャッシュのドラッグ&ドロップをサポート
- 手軽なパス/ファイル名のバージョニング
- キャッシュファイルの削除をサポート
- 環境変数”FUMEFX_INI”を使ってFumeFX.iniの場所を任意にセット可能
- 誤ってキャッシュを上書きしてしまうのを防ぐリードオンリーモード
- CPUプレビューウィンドウでも影を表示
- 3dsMaxビューポートで影を表示します
- プレビューウィンドウサイズを正確にセット可能
- MaxScriptコマンドを追加: CancelSimulation(), StopSimulation(),DeleteCaches(),ResizePreview(width, height).
- FumeFX 4.0 では 64-bit Windows のみサポートされます。