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8.72015
PhotoScan 1.2.0 のプレビュー版がリリース 航空写真からのデータ生成機能が強化
Agisoft社はPhotoScan 1.2.0 のプレビュー版を公開しました。
(プレビュー版は既存のライセンスで利用できます。)
今回リリースはプレビュー(テスト版)です。ダウンロードはAgisoft社のフォーラム内の該当スレッドより行えます。
(弊社PhotoScanサポートサイト内のリリースノートではリンクしております。)
===== Version 1.2.0 build 2126 (06 August 2015, previewrelease) =====
Standard および Professional 共通の変更点
- バッチ処理内容を保存
- 読み込みする事ができます。
- バッチ処理に “プロジェクトの読み込み”、”カメラの出力”、”穴を塞ぐ”、”範囲をリセット” コマンドを追加
- フォトビューにイメージの明るさ調整とビューのリセットボタンを追加
- モデルにスムージングを加えるコマンドを追加(Smooth mesh)
- イメージが現在のPathで正しく読み込まれているかをチェックするコマンドを追加
- PhotoペーンでPhoto(カメラ)の選択を反転コマンドを追加
- Photoペーンでマスクをリセットするコマンドを追加
- Linux版で保存ダイアログに拡張子メニューを追加
- コンソールペーンにタイムスタンプを追加
- Workspaceペーンに tie points の数、depth filteringのモードを表示します
- e57フォーマットでポイントを出力する際にunicodeファイルパスに正しく出力されない問題を修正
- カラーに基づいた高密度ポイントクラウド選択コマンドを追加
- camera の export/importにて RZML フォーマットを追加
- マスクの読み込みダイアログに”演算(operation)”オプションを追加。マスクを”加算”、”減算”、”差分”、”置き換え”する事ができます。
- モデルビューにグリッドを表示する事ができます。
- パノラマ出力に解像度と出力範囲を指定するパラメーターを追加
- チャンクのコンテキストメニューに”サムネイルを削除”コマンドを追加
- Veroldへのアップロード機能を削除
Professional 版のみの変更点
航空写真ワークフローの改善
- “Build DEM”、”Build Orthomosaic”コマンドを追加。DEMデータの表示および等高線を生成できます。
- “Build Tiled Model”コマンドを追加。生成したタイルモデルを表示し確認も可能です。
- DEMに基づいたオルソフォトを生成できます。
- 高密度ポイントクラウドからのDEM生成をサポート
- 新しいPhotoScanのプロジェクトフォーマット .PSX を追加。この新しいプロジェクトフォーマットではタイル化モデルとDEM、オルソフォトを格納できます。
オルソフォト(オルソモザイク)の繋ぎ目編集
- オルソフォト(オルソモザイク)のシームを表示・編集できるようになりました。
ラスターデータの演算
- NDVIやその他のインデックス計算と出力をサポート
新しい測量機能
- DEMおよびオルソモザイク上で折れ曲がる線、および多角形を描く事ができます。
- DEMに基づいた、区域、ボリューム、プロファイル測定ができます。
- 等高線の生成と出力をサポート
ネットワーク計算の改良
- 詳細レベル分散処理にDEMおよびオルソモザイク生成を追加
- ネットワークモード時のエラーレポートを改良
- ノードプロパティのサポート
- ステータスバーにネットワーク接続の状況を表示します。
レポート作成における改良
- レポートのローカライズをサポート
- タイトルと説明を追記する項目を追加
- 処理パラメーターのレポートページを追加
その他の改良
- 鉛直基準面(vertical datums) サポートを追加
- 円柱状のキャリブレーションをサポート
- 向きの推定で使用されるカメラ補正を改良
- カメラ、マーカー、スケールバーの精度を個々に変更する機能を追加
- オルソモザイクの出力で、Google Map tile、World Wind、MBTilesフォーマットをサポート
- オルソモザイクをMapBoxサービスへの直接アップロードする機能を追加
- オルソモザイクおよびDEM出力でカスタム指定の領域を出力する機能を追加
- オルソモザイク出力で圧縮方式に関する項目を追加
- 現在の写真でマーカー投影を切り替えるホットキーを追加