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ChaosGroup V-Ray 3.0 SP1 for 3dsMax をリリース!新機能が盛り沢山 [無償アップデート]

vraymax30sp1

ChaosGroupは V-Ray for 3ds Max の最新バージョン 「V-Ray 3.10.01 (3.0 SP1)」をリリース致しました!
RT GPUでのHair/Furサポート、Microfacet GTR / GGX BRDF、VRayInstancer、V-Ray VFBの改良、Embree 2.3等非常に多くの新機能および機能改良が提供されます。

既存のV-Ray 3.0 for 3dsMaxユーザー様は無償でアップデートいただけます。ChaosGroupのアカウントより今すぐダウンロード可能です。

※なおアップデートリリース直後には細かな不具合が見つかり短期間で細かくマイナーアップデートされます。クリティカルな仕事をされている方はしばらく様子を見て安定した頃にアップデートされる事を推奨します。

以下はリリースノートです。細かなリリースノートのフォロー、新機能ドキュメントは弊社V-Ray 3.0 サポートページに掲載しておりますのでご参照いただけますと幸いです。

Build 3.10.01 (official) (November 2014)
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新機能:
(*) V-Ray: さらなる細かなチューニングでレンダリング速度を向上
(*) OpenEXRライブラリーを 2.2.0 に更新し、新しい DWA 圧縮をサポート(VRayOptionsRe)
(*) 3ds Max 2015にて 3dsMaxのポイントクラウドデータのレンダリングをサポート
(*) DMCサンプルカリキュレーターを内蔵 (VRayLight, VRayMtl, brute force GI)
(*) 新しくVRayのProxyファイル .vrmesh をビューイングできるスタンドアローンの .vrmesh viewer ツールを同梱
(*) Embree: Embree 2.3 にアップデート
(*) Embree: Proxieおよびインスタンスの Embree 対応
(*) V-Ray: Global switches ロールアウトに”GI filter multiplier”オプションを追加。VRayHDRIのGI Rayに対するテクスチャーフィルタリングをグローバルでコントロールします。
(*) V-Ray: Ornatrix および HairFarm の Embree 対応
(*) V-Ray: Environmentロールアウトに Secondary matte environment スロットを追加。反射/屈折にマットオブジェクトをマットとして写り込ませた場合に、そこに変わりに映り込むマップを指定できます。
(*) V-Ray: “default” という名前のプリセットを作成すると V-Ray は再起動、リセット時にデフォルト設定としてそのプリセットを読み込みます。
(*) V-Ray RT: Carbon Scatter をサポート
(*) V-Ray RT: ActiveShade にて V-Ray VFB をサポート
(*) V-Ray RT CPU: VRayClipper Objectをサポート
(*) V-Ray RT CPU: Ornatrix および HairFarm をサポート
(*) V-Ray RT GPU: RT GPUでも light cache を使ったコンビネーション・レンダリングをサポート (light cacheの計算パートはCPUです)
(*) V-Ray RT GPU: コヒーレント・トレーシングをサポート(レンダリングパフォーマンスが向上)
(*) V-Ray RT GPU CUDA: nVidia Maxwell GPU アーキテクチャをサポート
(*) V-Ray RT GPU CUDA: VRayFastSSS2 マテリアルをサポート
(*) V-Ray RT GPU CUDA: Ornatrix および HairFarm サポート(opacityサポートがまだなので初期実装段階です。)
(*) V-Ray RT GPU CUDA: GPUカーネルはシーンで使用される機能だけをオン・ザ・フライで再コンパイルします。
(*) VFB: ヒストリーおよびカラー補正ウィンドウをVFBメインウィンドウにドッキング機能
(*) VFB: ハイライトのみの焼きこみ(highlight burn)調整機能を追加
(*) VFB: VFBに背景イメージ “background image” の読み込みを追加
(*) VFB: VFB UIからマルチチャンネル.vrimg/OpenEXRを保存
(*) VFB: VRIMG以外にもJPEGやPNG等の様々なイメージフォーマットをVFBに読み込んでVFBのカラー補正を加える事が可能になりました
(*) VRayInstancer: 新しく”VRayInstancer”オブジェクトを追加。ParticleFlowや他のパーティクルシステムを使ってV-Rayネイティブでオブジェクトをインスタンスします。
(*) VRayHDRI: ファイルを開くダイアログにイメージのプレビューを追加
(*) VRayHDRI: UDIM/UVTILE使用時にマテリアルエディタに表示するタイルを指定するオプションを追加
(*) VRayScatterVolumeMtl: 計算方法を大幅に改善。またLightCacheをサポート
(*) VRayScannedMtl: VRayScannedMtlを同梱。現実世界のマテリアルBRDFをスキャンしたデータを使用して複雑なマテリアルをシミュレーションします。[要別ライセンス]
(*) VRayProxy: hair および particle instances をサポート
(*) VRayProxy: AlembicファイルにおいてOpenSubdivを使用したサブディビジョンオブジェクトをサポート
(*) VRayLight: ライトの形状で Disc タイプを追加
(*) VRayLight, VRayIES, VRaySun: diffuseとspecularへの影響度を個別にコントロールするパラメーターを追加
(*) VRayLightSelect render element: 、指定ライトからの full/raw/diffuse/specular 要素を選択して取り出せる”mode”パラメーターを追加
(*) VRayMtl: GGX BRDF モデルを追加
(*) VRayMtl: Options に opacity mode として”Clip”と”Stchastic”モードを追加。樹木の葉等クリップマップを多用するオブジェクトのレンダリングを高速化します。
(*) VRayMultiSubTex: 新しくランダムにテクスチャー/カラーを割り当てるモードを追加
(*) VRayVelocity render element: 含む/除外 機能を追加
(*) ply2vrmesh: アニメーションから指定のフレームを切り出す出力オプションを追加
(*) ply2vrmesh: Alembic にフレームオフセットを加えて出力するオプションを追加
(*) ply2vrmesh: 複数の .vrmesh ファイルを1つに結合する機能を追加
(*) vrimg2exr: 各レンダーエレメントをOpenEXR2フォーマットの”part”として出力する -multiPart オプションを追加

改良された機能:
(*) V-Ray: エラーもしくはワーニング(警告)がある時のみV-Rayメッセージウィンドウを表示するように変更
(*) V-Ray: レンダーマスクのオブジェクト指定方法に “Object ID” を追加
(*) V-Ray: V-Rayオブジェクトプロパティの Reflection/refraction 除外リストにMaxScriptからアクセスする方法を追加
(*) V-Ray: フレームスタンプのキーワードに %numPasses および %numSubdivs を追加 (プログレッシブサンプラーのパスとSubduvsを表示)
(*) V-Ray: “Camera Motion Blur” パラメーターを “Motion Blur” のOn/Off と関係なく設定可能
(*) V-Ray: Embree をデフォルトで有効としました
(*) V-Ray: 何もレンダーエレメントを使用しない場合のレンダリング速度が改善
(*) V-Ray: Light cache の “Use for glossy rays” オプションをデフォルトで有効としました
(*) V-Ray: 基本的なヘアーレンダリングをさらに最適化
(*) V-Ray: ヘアーおよびパーティクルのメモリ消費を削減
(*) V-Ray: DMC sampler ロールアウトの”Time independent”オプションの名称をより解りやすい “Lock noise pattern” に変更
(*) V-Ray: デフォルトの GIエンジンを Brute force/Light cache に変更
(*) V-Ray: デフォルトのイメージサンプラーを Progressive に変更
(*) V-Ray: Image sampler のロールアウトは開かれている状態をデフォルトとしました。
(*) V-Ray: レンダーマスクを有効にしてネットワークレンダリングする場合 VFB を常にクリアするように変更
(*) V-Ray RT: 更新方法を改良
(*) V-Ray RT: UIから “Show Mask” オプションを削除。なおマスク情報 はプログレッシブサンプラーで VRaySampleRate レンダーエレメントに出力されます。
(*) VFB: anaglyph stereoscopic プレビュー時の視野競合を改善
(*) VFB: ヒストリーウィンドウの初期化方法を改善。ヒストリーが大量に存在する場合でも高速に表示されます。

(*) VFB: VFBをコントロールするMaxScript関数(vfbControl)は、状態を持つコマンドに対して値を返すようになりました。
(*) VFB: ヒストリーウィンドウは 3dsMaxのUIカラーを反映します。
(*) .vrscene exporter: フレーム範囲の指定方法に シーンのアニメーション範囲 もしくはカスタム範囲を選択するコンボボックスを追加。後者は Start/End 値を記憶します。
(*) VRay2SidedMtl: 正面側の Diffse カラーをフィルタリング表示する機能を追加
(*) VRayClipper: より強靭でより高速なアルゴリズムに刷新されました。
(*) VRayDirt: “double sided” オプションを追加
(*) VRayDirt: distribution パラメーターにマイナス値をセット可能になりました。
(*) VRayFastSSS2: “Opacity [不透明度]”テクスチャースロットを追加
(*) VRayHairFarmMod and VRayOrnatrixMod: ヘアーのレンダリング速度が向上
(*) VRayHDRI: “coords” パラメーターを MacScriptから制御可能
(*) VRayLight: ライト名をビューポートに表示する機能を追加 (Icon Text)
(*) VRayLight: 長方形タイプのライトサンプルがより高速に改善
(*) VRayMtl: ガラスが多数重なった場合等に見られたノイズを無くしました
(*) VRayOSLMtl/VRayOSLTex: キャッシュのロジックを改善。現在はコンパイルされたシェーダーは全てメモリ上のバッファに格納されます。
(*) VRayOSLMtl/VRayOSLTex: シェーダー名とファイル名の関連付けを取り払い、個別にユニークな名前をセット可能
(*) VRayProxy: プレビューメッシュを指定する場合、プレビューメッシュのUVを出力/格納するようになりました。(テクスチャー付きでプレビューメッシュが表示)
(*) VRayProxy: 同じパスを持つProxyオブジェクトをインスタンスとして自動的に扱います。
(*) VRayProxy: 3dsMaxの頂点カラーマップで チャンネル名のドロップダウンリストにProxyのカラーセット名が表示されるようになりました。
(*) VRayProxy: Proxyオブジェクトに3dsMaxの頂点カラーマップを割り当てた場合、チャンネル名のドロップダウンリストにAlembicファイルからの “extra color channels” 情報を表示します。
(*) VRayProxy: ポイントクラウドでレンダリングする場合に、Material IDチャンネルをサポート
(*) VRayShadow: VRayShadowロールアウトで U,V,W の Area Shadowサイズパラメーターをアニメート可能にしました。

 

V-Ray 3.0 for 3dsMax の製品案内はこちらへ

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