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Implementation of GTR BRDF in V-Ray 3.10

ChaosGroupが「Implementation of GTR BRDF in V-Ray 3.10」を公開しました。V-Ray 3.10 における GTR BRDF の実装についてのノートです。
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このページは論文「ディズニーの物理学的に基づかせたシェーディング」に記述される一般化されたTrowbridge-Reitz(Generalized-Trowbridge-Reitz(GTR)) BRDFのV-Ray 3.10 インプリメンテーションをデモしています。

GTRはGGXを拡張した物でハイライトに形状をコントロールするパラメーターを持っています。以下のイメージは Glossiness(光沢度) と GTR Tail Falloffの関係を表しています。
低いGlossiness(光沢度)と高いTail Falloffで、ベルベットのようなマテリアルになる点に注目してください。逆に大きなGlossiness(光沢度)と低いTail Falloffは奇妙な結果を生成する点に注意が必要です。オリジナルの GGX BRDF は Tail Falloff 2.0 とイコールです。

クリックすると高解像度版を参照できます。

ggx_render

ジオメトリモデルは http://lincoln3dscans.co.uk/mercury/ より使用しました。シーンセットアップは Emanuele Lecchi氏によります。
弊社制作の GTX 参考画像はこちら

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