Chaos Enscape 4.13 がリリース

Chaos Enscape 4.13 がリリースされました！最新バージョンでは、構想段階からよりスマートでサステナブルな空間設計を支援するアップデートが盛り込まれています。Enscape Impact の温熱快適性分析機能とエクスポート可能なパフォーマンスレポートにより、空間の見た目だけでなく、その感触も理解できるようになります。

Enscape 4.13 に今すぐアップグレード！

このリリースには、SketchUp と Envision のワークフローに関する重要な改善、AI による画像のアップスケーリング、そして最新バージョンの SketchUp、Archicad、Vectorworks との互換性も含まれています。

Enscape の今後の新機能についても、少しだけご紹介します。

Enscape 4.13 の最新アップデート

Enscape Impact の温熱快適性分析

設計の初期段階から居住者にとって快適なデザインを実現できるようになりました。Enscape Impact は、温熱快適性をモデル内で直接視覚化することで、情報に基づいた意思決定、持続可能な空間の創出、そして複雑な分析ツールを使わずにコストのかかる変更を回避するのに役立ちます。

この機能はデータサイエンティストではなく建築家向けに開発されており、視覚的、インタラクティブ、そして直感的な温熱分析を実現します。

Enscape Impact の温熱快適性分析

Enscape Impactからパフォーマンスレポートをエクスポート

Enscape Impactから直接パフォーマンスレポートをエクスポートできます。この新機能により、クライアントやチームメンバーと調査結果を共有したり、設計オプションを比較したり、データを手動でコピーすることなく、持続可能性に関する意思決定の明確な記録を簡単に保持できます。

Enscape Impactからパフォーマンスレポートをエクスポート

再導入：Enscape（SketchUp）用の外部モデルとして保存

SketchUpユーザーは、複雑で重いコンポーネントを軽量な外部モデルとして保存できるようになりました。これらのモデルはSketchUpでは単純なプレースホルダーとして表示されますが、Enscapeでは詳細な情報が表示されるため、大規模なプロジェクトを迅速かつ整理された状態に保ちながら、高品質のレンダリングを実現できます。

再導入：Enscape（SketchUp）用の外部モデルとして保存

Enscape と Envision の相互運用性をさらに向上

アップデートにより、エクスポートされたシーンに Cosmosアセットの参照と永続的なマテリアル IDが保持される為、Enscape から Envisionへのスムーズな移行が可能になります。アセットは自動的に認識され、マテリアルの一貫性も維持されるため、リアルタイムデザインからハイエンドビジュアルへの移行が迅速かつ容易になり、手作業の手間も削減できます。

AI アップスケーリングによるビジュアル精度の向上

Chaos Cloudの AI アップスケーラーは、レンダリング時間を長くすることなく、高解像度のビジュアルを実現します。Chaos Cloud からワンクリックでレンダリング出力を2倍または4倍高速化できます。テクスチャをシャープにし、解像度を瞬時に向上させるため、シーンを再レンダリングすることなく、洗練されたクライアントプレゼンテーションやマーケティングビジュアルに最適です。

Chaos Cloud AIアップスケールに関するブログはこちら

AI アップスケーリングによるビジュアル精度の向上

SketchUp 2026、Archicad 29、Vectorworks 2026 のサポート

Enscape は最新バージョンの SketchUp、Archicad、Vectorworks をサポートするようになりました。これにより、設計ツールを常に最新の状態に保ち、ビジュアライゼーションワークフローをスムーズに実行できます。

今後の予定を少しだけご紹介します

次のリリースでは、これまでで最もご要望の多かった機能をいくつか搭載する予定です。近日公開予定の機能をご紹介します。

* AI生成マテリアルでアイデア出しを加速
* 新しいライト管理ブラウザでライティング調整を高速化
* アセットブラシ配置ツールで、アセットをより細かく制御してランダム配置

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