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6.132025
Chaos Corona 13 for 3ds Max / Cinema 4D リリース
Chaos社は Chaos Corona 13 を 3ds Max と Cinema 4D の両方でリリース致しました。
Corona 13では、機能に再び焦点を当てることができて嬉しく思います!以下は、今回のリリースの主な機能の概要です。
Chaos Corona 13 for 3ds Max (Hotfix 1) [2025年8月22日] ダウンロードはChaosのダウンロードページより
このリリースでは、次の改善とバグ修正が行われています。
改善
- Chaos Cosmos AI マテリアルジェネレーターのベータ版のサポートを追加しました。Cosmosからアクセスできます。
不具合修正
- ラフネスまたはIORスロットにテクスチャが挿入されたマテリアルがVantageに正しくエクスポートされない問題を修正
- FireflyフィルターがNaNピクセルを生成する問題を修正
- 物理サイズが0以外のカメラを使用した際に、アウトラインが正しくレンダリングされない問題を修正
- インストーラーのアンインストール処理が遅い問題を修正
Chaos Corona 13 for Cinema 4D (Hotfix 1) [2025年8月22日] ダウンロードはChaosのダウンロードページより
このリリースでは、次の改善とバグ修正が行われています。
改善
- Chaos Cosmos AI マテリアルジェネレーターのベータ版のサポートを追加しました。Cosmosからアクセスできます。
- .vrsceneインポートとシーンコンバーターの改善
- V-Ray Environmentオブジェクトは、全てのサブシェーダーが同じ場合 Corona Skyに変換されるようになりました。
- V-Ray Color、Combine Color、Mixシェーダーのサポートを追加しました
- シーン変換ダイアログのパフォーマンスを改善
- ULAサービスをバージョン2025.4.30.100に更新
不具合修正
- LayeredマテリアルをOutlineマテリアルに接続した際にクラッシュする問題を修正
- Corona Mixtureシェーダーのトップレイヤーとベースレイヤーのレベルパラメータが機能しない問題を修正
- カメラの物理サイズがアウトライン(アウトラインマテリアル)に影響を与える問題を修正
- C4D 2025でレガシーカラーマネジメントを使用している場合に、ビューポートレンダリングの出力が正しくない問題を修正
- C4D 2023で OCIO を使用している際にビューポートレンダリングでビュー変換が正しく適用されない問題を修正
- ライブリンク経由で接続した際に、重要なマテリアルで使用される非カラーテクスチャ(例:ラフネスや IOR)が Vantageで正しくレンダリングされない問題を修正
- アンインストールが遅い問題を修正
- 「プロジェクトをアセット付きで保存」がアセットブラウザからのアセットを正しく処理しない問題を修正
- チームレンダリングを使用している際にレンダリング中にアセットが見つからないケースを修正
- macOSでNaNピクセルエラーが発生するケースをいくつか修正
今後の開発ビルドの命名について
歴史的経緯により、Coronaの開発バージョンは「Daily Builds」という名前でリリースされてきました。しかしながら、これらのリリースは通常数週間間隔で行われるため、この名称は長年あまり意味をなさないものでした。これからは、これらのビルドは「Daily Builds」ではなく「Previews」と呼ぶようになります。これにより、リリースサイクルは次のようになります(最終リリースには Hotfix が 1 つだけ存在するものと想定します)。
Corona X リリースバージョン
Corona X+1 プレビュー, (以下必要なだけ繰り返し)
Corona X (Hotfix 1) リリースバージョン
Corona X+1 プレビュー, (以下必要なだけ繰り返し)
Corona X+1 リリース候補, (以下必要なだけ繰り返し)
Corona X+1 リリースバージョン
Chaosのダウンロードページでは、プレビュービルドとリリース候補ビルドの両方が「プレビュー」カテゴリに表示されます。これは、完全なQAを受けているという点で同じであり、RCは機能が完全に完了し、機能凍結後にリリースされるプレビューであるためです。名前以外の変更はありません。
Chaos Corona 13 (リリースバージョン[2025年6月13日])の新機能:
- 新しい「トゥーン」マテリアルと「アウトライン」マテリアルを追加。Chaos Coronaのアウトラインシェーダーは多くの要望があったClipper機能の組み合わせで問題なく動作し、プロジェクトの初期段階で特定のマテリアルに縛られることなく、また最終的なアーティスティックなレンダリングにも役立ちます
- Vantageへのライブリンクによるアニメーションをサポート。3ds MaxまたはCinema 4Dのアニメーションを、リアルタイムに近い速度でレイトレーシングレンダリングできます
- AIイメージエンハンサー。現段階ではシーン内の人物や植物の見た目を改善します。メインの建物には影響を与えません
- Chaos Scatterにクラスター機能を追加。ノイズ、カラーマップ、またはレイヤーペイントを使用して、Scatter内のオブジェクトをグループ化します(レイヤーペイントは現時点では3ds Maxのみで、Cinema 4Dでも後日対応予定です)
- FireFly除去機能を追加。特にアニメーションで、車のクロムメッキやガラス、芝生などによく見られる厄介なFireFly(白いドットアーティファクト)を軽減または除去します。
- CoronaフィジカルマテリアルにThin(薄膜)レイヤーを追加。シャボン玉や油水などの効果を表現できます。
- Enscapeで保存した.vrsceneファイルのインポートをサポート。 CAD用のEnscapeでシーンを保存し、Coronaでレンダリングするワークフローを確立できます。(この機能を使うにはV-Rayのライセンスは不要ですが、V-Rayプログラムをインストールする必要があります)
- Cosmos バリエーションの初期サポート。ダウンロード時に、木の季節や人物の服装のバリエーションを選択できます。
その他にもたくさんの機能があります!
詳細ブログは後日!