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12.112024
Chaos Envision ベータ開始
高速アニメーションとフォトリアリスティックなリアルタイムレンダリングにより、建築ビジュアライゼーションシーンに命を吹き込みます。
建築ビジュアライザーとして、大規模なプロジェクトを準備、レンダリング、アニメーション化する際に、いくつかの課題に直面することがあります。作成ツールがフリーズし、何かが変更されるたびに最初からやり直す必要があったり、データ別にエクスポートを作成する必要があったりします。
フォトリアリスティックなアニメーションを作成し、リアルタイムでレンダリングする為の、より簡単でスムーズでより高速な方法があれば素晴らしいと思いませんか? 今はあります!
ベータ版としてリリースされたばかりの Chaos Envision を使用すると、完全なレイトレーシングによるリアルタイム環境で、印象的なアニメーションビジュアライゼーションを作成できます。
ゲームエンジンとは異なるレベルのレイトレーシングによるフォトリアリズムと、高速なアニメーションを考えてみましょう。リアルに動く人間と簡単な群衆シミュレーションを使用した大規模なシーンの処理を考えてみましょう。 Chaos Envisionは、比類のないリアリズムを備えたストーリーテリングの為の新しい3Dアセンブリおよびアニメーションツールです。
Chaos Envision とは?
Envision は、フォトリアリスティックなリアルタイムレンダリングとアニメーション機能を求める建築ビジュアライザー向けのスタンドアロンの3D ビジュアライゼーションツールです。大規模で複雑なシーンを組み立て、CADプロジェクトから高品質のアニメーションビジュアライゼーションを迅速に作成する事を目的としています。
- デザインツール(CAD)では対応できないシーンの組み立てと探索
- プレゼンを勝ち取るアニメーションを迅速に作成
- デザインのバリエーションを作成し、比較し、提示します
Envision は、非常に大規模なシーン、リアルな群衆、オブジェクト操作、デザイン探索と創造的なアニメーションのための無制限のバリエーションをサポートします。高度なアニメーション機能を使用して、パス誘導された群衆などの映画のようなプレゼンテーションを簡単に作成でき、ストーリーテリングをより簡単に、より現実の生活に近づけることができます。
Envision の最初の一歩として、Windows向けのオープン ベータ版として利用可能になりました。無料で試してみて、ご意見をお聞かせください。
[無償のベータライセンスを入手する]
(Chaosアカウントにジャンプします)
サポートプラットホーム
- Chaos Envision は .vrscene ファイルを読み込む事で動作します。無償のファイルエクスポータ「ChaosBridge」を介して、SketchUp および Rhino (および近々 Revit) から .vrscene を直接エクスポートできます。
- Enscape、V-Ray Next、V-Ray 5、V-Ray 6、V-Ray 7、Corona 12 からエクスポートされた .vrscene ファイルでも動作します。
(究極のエクスペリエンスを実現するには、Enscape、V-Ray 5 以降、またはCorona 12 以降を使用することをお勧めします)
動作システム条件
- Windows 10 および Windows 11
- DXR 互換 NVIDIA社 もしくは AMD社 の GPU (最大2台まで利用可能)
- NVIDIA社GPU = RTX 以降のみサポート。ドライバー ver 515 以降
- AMD社GPU = RX 6000 シリーズ以降
- システム RAM は GPU メモリと同等かそれ以上である必要があります (最小 8GB RAM)
よくある質問と回答
Chaos Envision と Chaos Vantage の違いは?
以下の図をご覧ください、Chaos Envision は CAD向けの建築ビジュアリゼーションツールです。Chaos Vantageは DCC向けのリアルタイムレンダラーです。レンダリングエンジン自体は共通です。
なぜ、Chaosは Envision を作成したのですが?Enscape や Chaos Vantageを拡張する事で良いのでは?
Chaosでは CADプラットホーム用のビジュアライザーとして、Enscape を開発していますが、CADプラットホームユーザーより「より簡単にフォトリアルで高度な建築ビジュアリゼーション用アニメーションを作りたい」というニーズが強くありました。Enscapeの延長として Vantage を接続する方法も考えましたが、Chaos Vantageに高度なアニメーション作成機能を実装する予定はありません。なぜなら Chaos Vantageは DCC(3dsMax、Maya、CINEMA4D、Houdini、Blender)用のリアルタイムレンダリングエンジンとして開発しており、DCCツールは既に強力なアニメーション機能を持っている為です。
そこで、Chaos Vantage とは異なる、CADの為の建築アニメーションに特化したツールを作成する事になりました、それがChaos Envisionです。
Chaos Envisionでは CADから出力した建物と環境の vrscene を複数読み込んで組み合わせ(シーンアセンブリ)、樹木をスキャッタリングし、アニメーションする群衆を配置し、カメラアニメーション、シーンステートアニメーションを作成できます。
Chaos Envisionは vrscene の読み込みベースで動作し、Live Linkは提供されません。
Chaos Envision を使う為に、V-Ray、Enscapeのライセンスが別途必要?
いいえ。.vrscene を出力する無料の Chaos Bridge プラグインを CAD(SketchUp, Rhino, Revit[近日リリース])に提供しています。V-RayやEnscapeのライセンスは必須ではありません。
Chaos Envision ではマテリアル編集も可能?
Chaos Envision にはChaos Cosmos からマテリアルの読み込みと読み込んだマテリアルの編集機能も提供しています。