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11.12024
V-Ray 7 for 3ds Max リリース
お待たせしました 3ds Max 用の V-Ray 7 が登場しました! このリリースにより、ビジュアライゼーションのワークフローがより速く、より没入型で非常に直観的になり、品質を損なうことなく厳しい納期に間に合わせるために必要なツールがアーティストに提供されます。 V-Ray 7では、ガウシアンスプラットのレンダリング、VFBのアップグレードされたクリエイティブコントロール、高度なChaosスキャッターオプション、より正確なライティングのサポートが導入されているほか、アセットのバリエーションを含む Chaos Cosmosライブラリが拡張されています。さらに V-Ray GPU の最適化により、コースティクスのサポートが追加され、レンダリングのメモリ効率が向上し、レンダリング開始までの時間が高速化されています。それでは早速、V-Ray 7 が真のゲームチェンジャーとなっている理由を詳しく見ていきましょう。
Build 7.00.04 [リリース日:2024年11月19日]
改良
VFB
* ポリゴン型レンダリング領域のシェイプフォーム・ホットキーを改善
* 日本語メニューを修正
不具合修正
V-Ray
* 太いヘアー/ファーでアーティファクトが発生する問題
* VRayLuminaire でブルートフォース GIとライトキャッシュ GI で違いが発生する問題
* Phoenix がインストールされている場合、Profiler .html ファイルの生成に失敗する問題
* Cosmos をビューポートにドラッグしてインポートした後、照明器具アセットが間違った場所に配置される問題
* Firefly 削除機能を有効にし、ドームライトにロードされた特定の HDRI イメージを使用したレンダリングでNANピクセルが発生する問題
* V-Rayシーンコンバーターは、変換されていないアセットに関する情報をログファイルに保存しません
* メタルネスと反射光沢度が1より低い特定の設定とプログレッシブサンプラーでNANピクセルが発生する問題
GPU:
* コースティクスを有効にしたアニメーションレンダリングで、2フレーム目でクラッシュが発生する問題
* ドームライトで使用される特定の HDRI マップでクラッシュする問題
* V-Ray GPU RTX 使用時のコースティクス問題を修正
* GeomScatterインスタンスの VRayLight を GPU でレンダリングするとNANピクセルが発生する問題
これまでにない環境の構築
リアルな環境を簡単に作成できることに驚かれるでしょう。 V-Ray 7 の革新的なガウシアン・スプラットデータのレンダリングサポートにより、正確な反射と屈折を使用して複雑な 3D環境を簡単にレンダリングできます。ガラス張りの高層ビルを実際の配置する場合でも、詳細な自然の風景を作成する場合でも、直ぐにフォトリアリスティックなレンダリングを実現できます。
それに加えて、デザインを美しく紹介するだけでなく、クライアントの承認を促進する印象的なプレゼンテーションを作成することが重要な役割を果たしていると認識しています。そのため、V-Ray のインターフェイスから直接、仮想ツアーをこれまでより簡単に生成できるようになりました。カメラからホットスポットの自動生成を使用してインタラクティブなパノラマツアーをシームレスに作成したり、フロアプラン、コンテキスト情報、またはカスタマイズ可能なトランジションを使用してカスタマイズしたりできます。面倒な作業は必要ありません。全て V-Ray 環境内で、クライアントをあなたのデザインに没入させ、あなたの仕事を直接体験できるようにすることが、これまでになく簡単になりました。
VFBでのシームレスなクリエイティブコントロール
合理化について言えば、ワークフローを改善するために V-Ray フレームバッファー (VFB) が強化されました。 V-Ray 7 VFB を使用すると、カスタム形状のレンダー領域を定義して、調整が必要な部分だけにフォーカスを当てることができるようになりました。不要な領域を再レンダリングする必要はありません。さらに、VFB内で直接利用できるカラコレプリセットのおかげで、さまざまな外観を試したり、インタラクティブにビネット カメラ エフェクトも適用できます。
次のレベルのスキャッターで見事なディテールを実現
私たちは、3Dアーティストが葉や小石、群衆など沢山のオブジェクトを配置する事にどれだけの時間を費やしているかを知っています。 V-Ray 7 では、高度な Chaos Scatter機能によりさらに簡単になりました。新しいインスタンス・ブラシを使用すると、必要な箇所にブラシで簡単に追加したり、ブラッシング技術を使用して不要なスキャッターオブジェクトを削除したりする事ができます。また、分布マップでは、プリセットのライブラリから選択して密度を柔軟に制御できます。さらに Chaos Cloud または V-Ray レンダーファームにスキャッターの多いシーンをより高速かつ効率的にエクスポートできるようになりました。これらのツールを使用すると、手動調整に余分な時間を費やすことなく、複雑でリアルなシーンを迅速に作成できます。
照明の強化
単に作業を速くするだけではありません。重要なのはそれらの詳細を正確に捉えることです。改良された V-Ray Sun & Sky を使用すると、静止画とアニメーションの両方で、朝や夕方のより自然な光の変化をシミュレートできます。新しいFireFly(白いドット)除去アルゴリズムは、レンダリングサンプルの段階で明るいスポットを除去することでレンダリングを強化し、被写界深度やモーションブラーを含む高品質のレンダリングをより速く実現できるようにします。V-Ray 7の V-Ray Luminaires のサポートにより、リアルな照明アセットのレンダリング速度と精度が格段に向上し、プレゼンテーションがさらに魅力的になります。 Cosmosライブラリには、すぐにレンダリングできるLuminairesライトのライブラリが用意されているため、あなたの側に照明の専門家がいるようなものです。
Chaos Cosmos でクリエイティブなツールボックスを拡張しましょう
V-Ray 7 でも Chaos Cosmos ライブラリが成長し続け、植生の季節の変化から始まるアセットバリエーションを提供するようになり、シーンに最適なものを見つけやすくなりました。また、より正確な結果を実現するための V-Ray Luminiere アセットも提供しています。さらに、何百もの新しいアセットも見つけてください!
レンダリングパフォーマンスの向上
速度に関して言えば、新しい V-Ray Profiler はレンダリングのボトルネックに関する洞察を提供し、これまでにないほどパフォーマンスをチューニングできるようになります。さらに、V-Ray 7 の GPU レンダリングは大幅に高速かつ効率的になったため、心配する必要が1つ減りました。 V-Ray GPU はコースティクスをサポートするようになり、最初のピクセルまでの時間を短縮し、テクスチャをさらに効率的に処理できるように最適化されています。つまり、より多くの実験を行い、より高速に繰り返し、驚くべき結果をさらに迅速に得ることができます。より多くの実験を行うことは、より創造性を高めることを意味します。
V-Ray 7 for 3dsMax は V-Rayサブスクリプションに加入の方は、こちらからダウンロードして今直ぐにご利用頂けます。
既存の永続ライセンスのアップグレードも提供されます。こちらを参照ください。(永続ライセンスの新規販売はありません)
評価版の認証もリセットされております。過去にV-Ray評価版を試したChaosアカウントでも再度V-Rayを30日無制限でお試し頂けます。
V-Ray 7 を含むChaos製品の最新情報を生でお伝えするイベントを開催します!ぜひご参加ください。(終了しました。以下アーカイブを参照ください)
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