ニュースカテゴリを選択 

ブログ

[3dsMax] V-Ray 3dsMax 3.30.04 アップデートが公開。SP3の不具合を修正

30304

ChaosGroupはautodesk社 3ds Max 用のレイトレース・レンダリングシステム「V-Ray」の最新バージョン “V-Ray 3.30.04” をリリース致しました。
このアップデートは既存3.0ユーザー様には無償で提供されます。今直ぐChaosGroup.comのアカウントからダウンロードいただけます。

先日のV-Ray3dsMax SP3 (3.30.03)リリース後に報告された不具合を修正しています。

Build 3.30.04 (official) (20 January 2016)
==============

新機能:

  • V-Ray RT GPU: VRayTriplanarTexのサポート(初期実装)

改良された機能:

  • V-Ray RT GPU: ビットマップのメモリ管理方法を改善
  • VRayMtl: “Opacity mode” オプションのデフォルトを “Stochastic” に変更
  • VRayVolumeGrid: V-Ray RT にて純粋なボリューメトリックとしてレンダリングが可能になりました。
  • VRayVolumeGrid: 名無しのVDBチャンネルをサポート
  • VRayVolumeGrid: 確率的なボリューム・サンプリングはGIパーティクル・モード・シェーディングを上書きします。
  • setvrlservice: 管理者権限で動作する入力モードを追加

不具合の修正:

  • V-Ray: 高解像度イメージでライトキャッシュプレビュー時のメモリ消費量を縮小
  • V-Ray: MaxScriptコマンド vrayEditDRSettings() で表示されたDR設定ウィンドウを閉じるとVRay Message Log ウィンドウが開く問題
  • V-Ray: アニメーション+ライトキャッシュシーンをDRレンダリングするとクラッシュする問題
  • V-Ray: 非常に小さな テクスチャーメモリ上限の状態で、タイルテクスチャーを使用するとフリーズする問題
  • V-Ray: 空欄のベースマテリアルを持つVRayBlendMtlを持つマルチ/サブオブジェクトマテリアルが、透明なシャドウをキャストしない問題
  • V-Ray: フレーム・スタンプの%osキーワードはWindows 10を認識しませんでした
  • V-Ray: Adaptiveサンプリングで”Sub-pixel mapping”を有効にした場合のノイズを縮小
  • V-Ray: 3ds Max 2016において、max側のメッセージウィンドウに表示されていたVRayのメッセージ出力をVRayメッセージウィンドウに戻しました。
  • VFB: 100%を超える圧縮比で保存された .vrimg が正しく読み込まれない問題
  • VFB: 他ウィンドウのマウスクリックを間違って受信する問題
  • V-Ray RT: 3dsMaxカラー補正マップの “プリンタライト / 停止”モード、”F-ストップ”モードのオプションをサポート
  • V-Ray RT: アニメーションレンダリング時に、ダイナミックジオメトリが最初のフレーム以降のライトキャッシュ計算フェーズから消えてしまう問題
  • V-Ray RT: 環境およびVRayLight(Domeライト)の”Enable color map”がテクスチャーカラーをクリップしていた問題
  • V-Ray RT: ActiveShadeモード中にVRayExtraTexマップを変更するとクラッシュする問題
  • V-Ray RT: レンダリング領域がレンダリング範囲から外れている場合、プログレッシブサンプラーがクラッシュを引き起こす問題
  • V-Ray RT: ActiveShadeモード中にスレートマテリアルエディタでのシェーダーの接続が更新されない問題
  • V-Ray RT CPU: レイヤーで重ねたマテリアルで完全な透過範囲と透明度マップを使用した場合のメモリの使い方を修正
  • V-Ray RT GPU: ジオメトリ・インスタンス・ユーザーアトリビュートのメモリ消費を改善
  • V-Ray RT GPU: ポータルライトが、他のライトからの影をブロックする問題
  • V-Ray RT GPU: カラー補正マップの HSLtoRGB、RGBtoHSL変換方法をプロダクションレンダリングとマッチする様に修正
  • V-Ray RT GPU: マッピングを”ワールド XYZからの平面”にしている場合、リアルワールドスケールのテクスチャーマッピングサイズとオフセットが働かない問題
  • VRayAerialPerspective: “Inscattered light intensity”を1.0未満にすると明るさオーバーのピクセルが発生する問題
  • VRayEdgesTex: Blinn/Ward/GGX BRDF(反射のぼかし) + ラウンドコーナー で輪郭に黒いエッジが出る問題を解決
  • VRayGLSLMtl/VRayGLSLTex: 読み込みファイルが指定されていない場合 VRayRT CPUがクラッシュする問題
  • VRayLensEffects: Bloomモードで “Render element only” オプションを使用するとイメージが暗くなる問題
  • VRayLensEffects: MaxScript経由でのパラメーター変更問題
  • VRayProxy: “Show full mesh”モードでモディファイヤを適用したProxyのアニメーションレンダリング問題
  • VRayScannedMtl: バックグラウンドが透ける問題
  • VRayTriplanarTex: マテリアルエディタプレビューが正しくない問題
  • VRayVolumeGrid: 自己遮蔽(self-shadowing)を出力するとVRay RT レンダリングが遅くなる問題
  • VRayVolumeGrid: アニメーションする .vdb キャッシュで不正な位置変更が発生する問題
  • VRayVolumeGrid: フレーム・スムージングの不正問題
  • VRayVolumeGrid: レンダーカッターと共にレンダリングすると3dsMaxがハングアップする問題
  • VRayVolumeGrid: V-Ray RT もしくは VRay Standalone でレンダリング完了後にマルチスレッドキャッシュファイル読み込みに不具合が発生する問題
  • VRayVolumeGrid: カラーグラデーションで繰り返しポイントを追加削除するとクラッシュする問題
  • VRayVolumeGrid: Fire Opaciy Modeを “Use Own Opaciy”グラフにするとGPUプレビューがクラッシュする問題
  • VRayVolumeGrid: GPUビューポートプレビューとレンダリング時のFireにとても差がある問題
  • VRayVolumeGrid: Houdiniからの .vdb キャッシュでメッシュが判定する問題
  • VRayVolumeGrid: Surface texmapのメッシュモードで、”Object XYZ”テクスチャーマップおよびプレビュー問題
  • VRayVolumeGrid: テクスチャーマップからの Iso-surface に発生するノイズを除去
  • VRayVolumeGrid: .f3d/.vdb キャッシュから Speed チャンネルが正しくレンダリングされない問題
  • VRayVolumeGrid: grid-based self-illumination 使用時にDRするとアーティファクトが発生する問題
  • ply2vrmesh: -mergeVoxels オプション使用時にメッシュの変換情報が無視される問題
  • ply2vrmesh: プレビューに関する問題がある為、alembicファイルを変換する場合Instancingをデフォルトで無効に戻しました。
  • V-Ray scene converter: Strauss BRDFを持つデフォルトマテリアルの変換時にスクリプトエラーが発生する問題
  • .vrmesh exporter: “Show full mesh”でモディファイヤを持つオブジェクトのVRayProxy出力時の問題を修正
  • V-Ray Quick settings: “AA Quality”スライダーが、アンチエイリアス設定の “Color threshold” を変更しない問題

関連記事

ページ上部へ戻る