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7.122023
Chaos Phoenix 5.2 アップデートがリリース
Chaos社は autodesk Maya、3ds Max用 の流体・剛体シミュレーションプラグイン Chaos Phoenixの Version 5.2 アップデートをリリース致しました。
このアップデートでは3ds Max 2024 および Maya 2024 を公式サポートした他、炎/煙のシミュレーションをGPUを使ってアクセラレート、ソースの速度ベクトルを自由に調整できる機能等多くの新機能が追加されています。
既存の、V-Ray Premium/Enterprize サブスクリプション契約ユーザー様、Chaos Phoenix サブスクリプション契約ユーザー様は無償でご利用いただけます。
Chaosのアカウントよりダウンロードください: 3ds Max 版、Maya 版
自由にソースの速度ベクトルをコントロールできる様になったPhoenix 5.2 のデモチュートリアル:
Chaos Phoenix 5.20 の主な新機能:
- 3ds Max 2024 および Maya 2024 を公式サポート
- [3ds Max のみ] フローティング GUI が 3ds Max 版に追加されました。これで、シミュレータのロールアウトをドッキングできる新しい Phoenix メインウィンドウを作成できます。このウィンドウのレイアウトは .MAX ファイルに保存されるため、プロジェクト中、好みのGUIレイアウトで作業を続けることができます。
- ソースに新しいオプションを追加し、指定した方向に速度(velocities)を作成したり、軸を指定するテクスチャマップに基づいて自在に速度(velocities)の方向をコントロールする事ができます。
- シミュレーション速度は全体的に Phoenix 5.10 よりも約 10 ~ 20% 高速になりました。また、新しい「Use GPU to Aid Simulation」(GPUの助けを借りてシミュレーション)オプションを追加しました。これは、CPU ではなく GPU で炎/煙の PCG Fluidity メソッドを実行するため、シミュレーションを最大 20% 高速化できます。シミュレータには、各シミュレーション フェーズにかかる時間を示し、シミュレーションをさらに高速化する方法のヒントを示す新しい “Simulation Speed” ロールアウトも追加されました。
- 剛体シミュレーションでアクティブボディの回転をロックするための新しい「軸ロック」オプションを追加
- スタンドアロンシミュレーターでジオメトリを除外できるようにしました
- シミュレーションの Deadlineへの送信により多くのオプションが追加され、より使いやすくなりました
- 液体シミュレーションには多くの改善が追加
- 海洋シミュレーションでアダプティブ グリッドを垂直方向に拡張する事が可能になりました
- [Maya のみ] シミュレータとパーティクルシェーダの V-Ray IPR レンダリングに多くの修正を加えました
- そして最後に、いつものようにPhoenix がこれまでに使用した中で最も安定したフルイドシミュレーション・ソフトウェアになるように、多くの不具合を修正しました。