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12.82021
V-Ray 5, Update2 for CINEMA 4D がリリース
Chaos社は V-Ray 5, Update 2 for CINEMA 4Dをリリース致しました。このアップデートでは Apple社 M1 chips をネイティブにサポートし, 新しいUVのランダム化オプション、Chaos Cosmosマテリアル、Chaos Vantage ライブリンクのサポート等、多くの強力な新機能を提供しています。
V-Ray 5 for CINEMA 4Dユーザー様は無償でアップデート可能です。今すぐChaosアカウントからダウンロードしてください。
重要:
V-Ray for Cinema 4D S24 および R25以降から AppleM1チップのサポートが追加されたため、2種類のビルドがあります。
UNUVERSAL:このタイプのインストールには、x86プロセッサアーキテクチャのファイルに加えて、新しいAppleM1チップのARMアーキテクチャのネイティブサポートが含まれています。これは、これらのビルドがM1デバイスとIntelCPUデバイスで使用できることを意味します。
x86_64:これらは以前に使用していた古いタイプのビルドであり、Cinema 4D R21、R22、およびR23バージョンで引き続き使用しています。これらはネイティブのARMデバイスをサポートしておらず、Rosettaを介したエミュレーションでのみM1デバイス上で起動および使用できます。
なおIntel Open ImageデノイザーはM1チップでサポートされていません。対応するまでIntel Open Imageデノイザーを使用したい人はx86_x64ビルドを使用する必要があります。
※V-Ray 5, Update2に対応した日本語リソースは2021年12月9日に提供します。(なお今回よりノードマテリアルの日本語化は省かれます)
バージョン5.20.00 の主な変更点
新機能:
V-Ray:
- Appleシリコン(M1 arm64)をネイティブサポート
- Chaos Vantageと接続するための”Live link”ボタンを追加
- UVWランダマイザーをシェーダーおよびノードとして実装
- Cinema4DのエクスポートメニューからV-Ray Sceneファイルのエクスポートに対応
- V-Ray Sceneファイルを参照オブジェクトとしてインポートする機能を追加
- Chaos Cosmosマテリアルのサポート
- V-Rayライトのインスタンス化のサポート
- V-Ray Light Listerを実装
- レンダーマスクで “Objects” および “Object ID”モードを実装
- ライト毎にボリュームへの影響度を制御するためのオプションを追加
- プログレッシブサンプリングでCryptomatteエレメントの出力に対応
VFB:
- Sharpen/Blurポストエフェクトレイヤーを追加
- レンダリングのログをVFBのLogsタブに出力
- 全てのVFB2メニュー項目へのショートカットを設定するオプションを追加
- vrimgシーケンスファイルに対してVFBのカラーコレクションプリセットを適用するバッチ処理機能を追加
- Backgroundレイヤーにカラー補正を追加する機能を追加
改良
V-Ray:
- V-RayDirtテクスチャを改善
- LightMixの設定をVFBからシーンに転送する事ができます
- 新しいランダムモードをサポートするようにMultiSubTexを更新
V-Ray GPU:
- V-Ray GPUがレンダラーとして使用されている場合、GPUでライトキャッシュを計算します
VFB:
- レンダーエレメントレイヤーをマスクする事ができます
その他不具合の修正