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12.32020
新製品 Chaos Vantage 発売開始[2022年06月15日まで無料]
ChaosGroupは新製品 Chaos Vantage をリリースしました。完全にレイトレーシングされたリアルタイム環境で3Dシーンを探索できる新しいアプリケーションです。現在一般的なリアルタイム表示エンジンとは異なり、Chaos Vantageでのデータ表示プロセスはとても簡単です。リアルタイム表示に用にジオメトリを最適化したり、UVをアンラップしたり、GIをベイクする必要はありません。ユーザーは、各種3Dアプリケーションから出力したV-Ray Scaneファイルをドラッグアンドドロップするだけで、リアルタイムに表示できます。または、Autodesk 3ds Maxからのライブリンクで表示する事も可能です。
建築家やデザイナーは、可能な限り最もシンプルな方法でデザインをリアルタイム操作できるようになりました。
Project Lavinaとして知られていた Vantage は、大規模なシーン向けに設計されており、詳細を損なったり速度を大幅に低下させたりすることなく数十億のポリゴンを処理できます。 Vantageは、V-Rayの物理ベースのライトとマテリアルを自動的に読み取り、複雑なシーンでも100%レイトレーシングでフォトリアリスティックな結果を生成します。 Vantage は現在、コンシューマーグレードの NVIDIA RTXカード1枚でHD解像度にて平均24〜30fpsで出力できます。なお2つ目のGPUを搭載して速度をさらにブーストする事もできます
Vantageは、3DアプリケーションのV-Rayから出力されたV-Ray Scene ファイルを開くことができ、V-Ray for 3ds Maxとのライブリンクも利用できるため、ユーザーは作成されたすべてのカメラ、モデル、照明をVantageで確認できます。これによりVantageは完全にレイトレーシングされたビューポートとなり、アーティストはこれまで以上に忠実にクリエイティブな決定を下すことができます。
Vantageには、単純なカメラトランジション・ベースの、アニメーションシーケンスを作成、編集、およびレンダリングできるアニメーションエディタも含まれています。 Vantageにマーカーとして設定されたカメラを使用すると、アーティストはさまざまな遷移時間を指定して、カメラからカメラに自由に移動できます。オンボードツールで、このプロセス中にすべての新しいカメラ/ポーズを追跡し、プロジェクト全体でシーンの一貫性を確保します。
価格に関して
Chaos Vantageは既に入手可能です。すべてのV-RayNextおよびV-Ray5と互換性があります。1年間のライセンスは2021年6月2日まで 2022年06月15日まで無料で、それ以降は有償となります。弊社オンラインショップから購入ください。[0円で購入できます]
VantageのライセンスはV-Rayコレクションにも含まれています。これは、ユーザーが15のChaosGroup製品とサービスに\80,000[税別]/1年でフルアクセスできるプランです。
Chaos Vantage 動作条件
Windows 10 (アップデート1809以降)
NVIDIA RTX GPU (最大2台まで利用可能)
NVIDIA ドライバ 419 以降 (version 446.14 推奨)
システムRAMはGPUメモリ以上である必要があります
VantageはDXRレイトレーシング技術を使用しており、Vantageの動作には現在NVIDIA RTXシリーズGPUが必要です。
リリースノート:
Vantage 1.0.0 では、Lavinaの最終ベータリリースから以下の点が更新されています:
・個別の設定で2つの環境フォグレイヤーを追加できる様になりました
・シーン内のオブジェクトを削除できる様になりました
・V-RayMtlのフォグカラーのサポートが追加されました
・.vrsceneをドラッグアンドドロップする場合に「配置」する機能が追加されました
・上部のツールバーに不透明度の切り替えボタンを追加して、アクセスしやすくしました
・ビューポートを.mp4ファイルにリアルタイム録画する機能を追加しました
・アニメーション出力に、.mp4および.mkv タイプを追加しました
・UVWGenRandomizerのサポートが追加されました
・ビューポートキャプチャおよびオフラインレンダリング中のモーションブラーのサポートが追加されました
・相互運用性を容易にするために、3dsMaxにChaosVantageツールバーを追加しました
・高品質のスナップショットまたはシーケンスをレンダリングする際のノイズ除去と、モーションブラーのオプションが追加されました
・V-Ray5から生成されたシーンにおけるBumpサポートの改善
・ChaosVantageとV-Ray間でのバンプ優先度の改善
・3dsMax用のV-Ray5の公式リリースでライブリンクを有効にしました
・さまざまなバグ修正とUIの改善