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8.212020
ZBrush 2021.1 アップデータが公開
Pixologic社は ZBrush 2021.1 アップデータをリリース致しました。この重要なアップデートには、以下の内容が含まれています:
追加機能
環境設定 >> タブレット >> “タブレットドライバーAPI”では、ZBrushがWindows Ink をどのように処理するかを決定し、Windowsでタブレットを使用するときのパフォーマンスに影響を与えます。モデルを操作するときにラグの問題が発生する場合は、これらの他の設定のいずれかを試して解決してください。
この設定には次の3つのオプションがあります:
- WinTab (デフォルトのモード): Windows Inkを処理しません。これは、ZBrush 2019と同じように動作します。
- Stylus: 2020.1.4と同じ方法でWindowsインクを処理します。
- WM_Event: 2021[初リリース版]と同じ方法でWindowsインクを処理します。
拡張と更新
- Transpose Clothブラシとダイナミクスの硬さ[Firmness]を使用したときの安定性が向上しました
- 環境設定 >> ギズモ3D >> “タップしてギズモモードを終了” (Tap to Exit Gizmo Mode)が環境設定の保存(環境設定 >> コンフィグ >> 設定変更内容保存)に記録されるようになりました
- ギズモ3Dの「マスクなしへ移動:メッシュ中央」はローカルシンメトリを尊重するようになりました
- MacOS版でZSphereをアダプティブスキンに変換してもねじれが発生しなくなりました
- “表面にスナップ”(Snap to Surface)はカスタムのZModelerブラシに保存される様になりました
- サブツールパネル機能の安定性を改善 (スクロール, 削除, アペンド時にクラッシュしなくなりました)
- ドラフト分析のレンダリングが更新されました
- ダイナミックサブディビジョンの”SuvDiv後”の表示を改善
- ポリフレームおよびポリペイントでモデルを使用している場合のナビゲーション速度の向上
- テクスチャからポリペイントへの転送方法が改善されました
- スナップショット3Dのポリグループ生成方法を改善
- プラグイン: Mac OS版にてテキスト3D および ベクターシェイプ プラグインをアップデート
- プラグイン: トランスポーズマスターをアップデート
元に戻した更新
- ギズモ3Dの膨張(Inflate)アクションを2020と同じ挙動に戻しました
- TrimRect(四角形トリム)ブラシの挙動を通常に戻しました
- Pinch(ピンチ)ブラシの設定を2020と同じ設定に戻しました
- Blob(ブロッブ)ブラシの設定を2020と同じ設定に戻しました
ZBrush 2021 の主な更新内容は製品案内ページを参照ください。
アップデート手順:
ZBrush 2021から 2021.1 にアップデートするには、2つの方法があります。お好みのものを使用してください。
- ZBrush 2021 をご利用中でパソコンがインターネットに接続できる場合、ZBrush 2021インストールフォルダーに見つかるZUpgraderアプリケーション(updaterアプリケーションでは無い点に注意!)を実行するだけです。後は画面の指示に従ってください。
- もしくは現在のバージョンをアンイストールして、PixologicのMy LicensesページからZBrush 2021.1フルインストーラーをダウンロードできます。
ZBrush 2020 以前のバージョンからアップグレードしたことがない場合は、ZBrush登録時のemailアドレスを持つPixologicアカウントでMy Licensesページにログインしてください(Pixologicアカウントが無い場合は登録emailでアカウントを新規作成してください)ログインしアカウントの登録emailがPixologicデータベースと一致しているとZBrush 2021.1にアップグレードするボタンが表示されます。画面の指示に従ってライセンスをアップグレードしてください。ライセンスをアップグレードしたら、新しいバージョンをダウンロードできます。
フローティングライセンスでご利用の場合、株式会社オークのサポートからemailでZBrush 2020.1アップデータのダウンロードアドレスの通知があります。こちららダウンロードしてインストールしてください。ライセンスのセットアップ方法は前回と同じです。