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ZBrush 2021 提供開始(無償アップグレード)

ZBrush 2021 提供開始(無償アップグレード)

Pixologic社は2020年8月13日にZBrush 2021を提供開始致しました。この新しいバージョンは、デジタルモデリング作業に革命をもたらす多くの強力な新機能を提供します!

ZBrush 2021 製品案内ページ

ZBrush 2021は全てのZBrush登録ユーザー様が無料で利用できます!
(ご注意:ZBrushCore、ZBrushCoreMiniユーザーは該当しません)

アップグレード手順

  • 既にZBrush 2018以降をお持ちの場合は、Pixologicの My Licenses ページにログインし、”Download ZBrush 2021″ボタンをクリックしてZBrush 2021をダウンロードしてください。ダウンロード、インストール、およびアクティベーション中はウイルス対策ソフトウェア(Windows標準のディフェンダーを含む)を無効にすることを強くお勧めします。

    なお、ZBrush 2018/2019/2020を既にご利用のパソコンにZBrush 2021 をインストールする場合、ZBrush 2021は自動的に認証処理されます。また古いZBrushとは別のフォルダにインストールされる為、共存可能です。

    またZBrush 2021 にアップグレードする為に、古いZBrushを予めインストールしておく必要はありません。ZBrush 2021を新規にインストールして認証し利用する事ができます。

  • ZBrush 3.5 ~ ZBrush 4R8 までアップグレードしたことがない場合は、Pixologicの My Licenses にログインし、UPGARADE ボタンをクリックしてアップグレードします。画面の指示に従ってライセンスをアップグレードしてください。ライセンスをアップグレードしたら、ZBrush 2021をダウンロードできます。

  • ZBrush 3.5 以前のバージョンから一切アップグレードしたことがない場合、Pixologicの My Licensesページからアップグレードする事はできません。Pixologicのサポートチケットを送信してアップグレードをリクエストする必要があります。アップグレードするライセンスをPixologicが検証できる様に、購入当時の多くの情報(購入時に使用した名前とメールアドレスなど)を提供する必要があります。株式会社オーク経由のZBrushを購入いただいている場合、詳しくは株式会社オークのサポートまでご連絡ください。

  • フローティングライセンス版のユーザー様はPixologicの My Licensesページからアップグレードする事はできません。現在のフローティングライセンス認証データをPixologicのサポートチケットから送信する事で最新のフローティングライセンス版を入手する事ができます。弊社よりフローティングライセンス版購入ユーザー様にはZBrush 2021版フローティングの入手案内メールをお送り致します。案内が届かず株式会社オーク経由のZBrushフローティングライセンス版を購入いただいている場合、詳しくは株式会社オークのサポートまでご連絡ください。

ZBrushCoreユーザー様は、ZBrush 2021へのアップグレードを割引で購入できます。お見積りください。

ZBrush 2021の新機能

ダイナミクスシステム
ダイナミクスシステムを使って、あらゆるサーフェスを収縮、拡張、膨らませたり、重力でドレープさせたりすることができ、デジタルスカルプティングを強化できます。マスキングを使ってメッシュの一部をピンで固定してしわを作ったり、マスクを使って独自のインタラクションを追加して、サーフェスを自分でロールさせる事ができます。低解像度の平面でもリアルな布の折り目を作成できます。メッシュを配置し、コリジョン(衝突)ボリュームと必要なコントロールを有効にすれば、後はZBrushが他の見えているメッシュの上に布メッシュを自然に衝突せてドレープを作成します。


制御された布のスカルプト
ZBrush 2021にはダイナミクスエンジンを使用した特別なブラシが導入され、布と対話するためのユニークな機能が提供されています。例えば、折り目の位置を選択したり、ジオメトリを掴んでワークスペース内で自由に動かしリアルタイムで折り目を作成したりする事ができます。”クロスツイスター”(ClothTwister)ブラシは、布をねじる事をシミュレートします。”クロスウィンド”(ClothWind)ブラシは、布に方向性のある動きを加える事を可能にします。”クロスピンチトレイル”(ClothPinchTrails)ブラシは、ブラシのストロークがサーフェス上のどこにあっても、布をつまんで縫い目を作る事ができます


ダイナミックサブディビジョンの進化
ダイナミックサブディビジョンでは、ベースとなるポリゴン数を増やすことなくリアルタイムにサブディビジョンレベルのプレビューを提供します。ZBrush 2021では、片面ポリゴンジオメトリに任意の調整可能な厚さを追加できるようになったことで、さらに一歩進んだものとなりました。

またジオメトリの各ポリゴンに完全にインタラクティブなインスタンスを配置する事もできます。プリセットのライブラリから選択して、サーフェスを布目やデニムジーンズのように見せることができます。鎧の一部を選択して、鎖のインスタンスをタイル状に配置し簡単に鎖かたびらを作成することも簡単にできます。


パフォーマンスの強化
ZBrush 2021には、さらに多くのパフォーマンス強化が追加されました。他の多くの人気のある機能とともに、スカルプトブラシの背後にあるシステムを最適化しました。高密度ポリゴンモデルでのレスポンスタイムの高速化、ダイナメッシュの速度向上などあらゆる場所で速度が向上しました。さらに、マルチスレッドをスマートに管理するための新しい最適化オプションは、ZBrushの最高パフォーマンスを実現するために、ご利用中のシステムでZBrushが必要とする適切な量のスレッドを常に維持します。


ZModelerがアップグレード
強力なZModelerシステムに新機能が追加されました。

  • エッジの押し出し
    想像通りの平面を構築したり、既存のスカルプト表面にフィットする全く新しいジオメトリを構築したりするのが、これまでになく簡単になりました。新しい「エッジ押し出し機能」では1つのエッジ、複数のエッジ、完全なエッジループやポリループに対してインタラクティブなエッジスナップ機能を使って新しい面を作成することができます。
    エッジを押し出して隣接する面にスナップする事だけでなく、SnapToSurfaceを有効にして、新しいエッジを下にあるサーフェスにスナップできるようにする事もできます。
  • 等距離インセット
    等距離インセットを使用すると「単一のポリゴン」または「ポリゴンの領域」を等距離でインセットすることができます。新しく作成されたすべてのトポロジーは既存のトポロジーから等距離になります。その結果非常に綺麗な縁取りが出来上がります。

ナノメッシュの改良
ZBrush 2021では、ナノメッシュの強力なインスタンスシステムをさらに拡張し、シーン内でインスタンス元のメッシュを編集できるようになりました。スプリットスクリーンと新しいナノメッシュ編集機能を組み合わせることで、インスタンスメッシュの作成や調整が非常に簡単になります。

iMage 3D GIF と PNG フォーマット
iMage 3Dフォーマットは、作成した作品のイメージと3Dモデルの両方を、1つのGIFまたはPNGファイルにまとめて他の人と共有するユニークな方法を提供します。このファイルはブラウザでは通常の2D画像として表示されますが、画像をZBrushで開くと完全な3Dモデルとして編集することができます。

ZBrushCentralのiMage 3Dコミュニティエキスポでは、多くのコミュニティスカルプトがあなたを待っています。

その他の追加機能:

  • 可変カーソルサイズ
  • ZModelerの頂点移動にサーフェスにスナップオプションを追加
  • Collada (DAE) および Alembic (ABC) の読み込み・書き出しをサポート
  • ZModelerのポリゴンオプションに Set Camera Perpendicular(カメラに垂直) オプションが追加
  • ZModelerにテンポラリポリグループ(白色)のペイント機能を追加
    (ZModelerのポリゴンモードでALTキーを押しながら操作)
  • ご利用システムへのパフォーマンス最適化オプションを追加
  • ギズモ3D精密移動機能を追加
  • GoZの3ds Max 2021 対応
  • いくつかプリセットマクロの追加
  • スポットライトのSnapshot 3DはAlphaのカラーをポリグループとして処理するようになりました


ストロークの追加機能:
アルファをストロークのパスに沿ってバウンスさせるジッター機能
ストロークにサーフェスノイズを適用する不完全さ(Imperfection)機能

Happy ZBrushing! 

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