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3dsMax用プラグイン”RailClone 4″がリリース

3dsMax用プラグイン"RailClone 4"がリリース

IToo Software社は、3dsMax用のパラメトリックモデリングプラグインの新バージョン “RailClone 4” を提供開始致しました。

RailClone 4 では強力な新機能が追加され、さらに使いやすくなりました。3dsMax用の最も高機能なパラメトリックモデリングツールで、新しいワークフローを確立できます!新機能の概要については、以下のビデオをご覧ください!

RailClone 4 では強力な新機能が追加され、さらに使いやすくなりました。3dsMax用の最も高機能なパラメトリックモデリングツールで、新しいワークフローを確立できます!新機能の概要については、以下のビデオをご覧ください!

このリリースでは、RailCloneをシーンレイアウト用のよりシンプルで強力なツールにすることに焦点を当てました。例えば、ソースジオメトリに適用されたマテリアルを自動的に使用する機能により、RailCloneを使って、複雑なマルチサブオブジェクトマテリアルを持つライブラリーモデルをこれまで以上に簡単に配置・複製できます。新しいRailClone スプラインモディファイヤを使用すると、マーカーをパス上に追加して、簡単に配置をコントロールする為にに使用できます。マーカーはY分岐するスプラインでも使用でき、2次元配列の垂直軸に任意の間隔で分割を追加できます。特に建築モデリングに最適な機能です!

RailClone 4では、1つのジェネレーターの出力を別のジェネレーターに接続(入れ子)する事が可能になりました。これは、1つのパラメトリックモデルを作成し、それを別のパラメトリックモデルのパーツとして使用できることを意味します。何よりも重要な事は、最小のリソースで巨大なシーンを生成するために完全なインスタンスを保持しながらこれを行う点にあります。この革新により、RailCloneで可能なことは根本的に変わり、まったく新しい方法でスタイルの作成に取り組むことができます。

一般的に複雑なオブジェクトは、ビューポートにそのまま表示すると非常にビュー操作が遅くなります。そのためRailClone4では”クイックメッシュ”と呼ばれる4番目の表示モードを追加しました。このモードでは、ジオメトリがビューポートでインスタンス化されるため、RailCloneをレイアウトツールとして使用した場合に見られるような、巨大なハイポリアセットを作成する場合、大量のポリカウントをプレビューできるだけでなく、インタラクティブ性を保ったままビューポート表示が可能です。

また、日常的に使用するオペレーターと機能をより直感的で使いやすい物にするための改善点があります。特に注目すべき点はクリッピング機能の変更です。新しくクリッピング面をキャップ(蓋)し、断面にUVマップできます。

2013年の大規模な書き直し以来、おそらくRailClone 4は最大規模のアップデートです。多くの新機能と改善が追加されていますが、以下にRailClone 4 を代表する10の新機能をリストします:

“セグメント”(ソースオブジェクト)のマテリアルを自動で継承できるようになりました

RailClone 4には、ソースジオメトリに適用されたマテリアルを直接使用する新しいオプションがあります。もはや複雑なマルチ/サブオブジェクトマテリアルを手動で作成してRailCloneに割当てする必要はありません。RailCloneを配置ツールとして使用する場合、またはライブラリーモデルで作業する場合に最適です。

入れ子で生成

あるジェネレーターを別のジェネレーターのセグメントとして入れ子接続(ネスト)する事により、ノードを劇的に簡素化すると同時に、無制限な新しい可能性を切り開きます!


ビューポート・インスタンスを使用して巨大で複雑なオブジェクトを高速プレビュー

RailCloneは、すでに比類のないレンダリング時のインスタンス化機能を備えていますが、RailClone4ではビューポート・インスタンス化が利用可能となり、3ds Maxビューポートでも数億のポリゴンを直接プレビューできるようになりました。


新しいRailClone Splineモディファイヤを使用してマーカーを配置

新しく追加された RailCloneSplineモディファイヤ を使用して、パス上にマーカーを配置して欲しいジオメトリ(セグメント)を正確に配置できます。各マーカーには、グラフの多くのパラメータを制御するために使用できる最大10個のデータチャネルがあります。


Clipによる穴に自動的に蓋をします

Clip機能で切り取られたオブジェクトを自動的にキャップし、穴の無いシームレスなオブジェクトの作成をこれまで以上に簡単にします。キャップされた面は、リアルワールドマッピング(UV)が作成される為、新しいジオメトリにテクスチャを簡単に適用できます。


新しいグループモード

RailCloneで複数のパーツを1つに纏めるComposeオペレータで作成したオブジェクトが3ds Maxの”グループ”のように振る舞って欲しいと感じた事があるのではないでしょうか。RailClone4ではこれを実現しました。Composeオペレーターの出力は、サイズ全体を囲むバウンディングボックスを持つ単一のオブジェクトとして計算されるようになりました。


さらに高速で最適化されています

RailClone 4では、シーン内のすべてのRailCloneオブジェクトのグローバルキャッシュを含めることにより、共通するセグメントまたはリンクスタイルを使用する際のインスタンス化の効率が大幅に向上しています。


高度な統計情報

新しいStatistics[統計情報]ウィンドウにより、パフォーマンスのベンチマークが容易になり、ボトルネック部分を特定できます。


変換[Transform]ノードがより論理的に

RailCloneの以前のバージョンでは、Transformノードの順序が考慮されていませんでしたが、RailClone 4では、これをより直感的にしたため、回転、移動、スケール操作を適用するときにTransformノードの順序が考慮されます。


他にもユーザビリティの改善がたくさんあります

スタイルエディタで配線上にノードを挿入する機能、削除時の自動再配線、グリッドビューとグリッドへのスナップ、未使用ノードの選択と削除など、多くの新しい使いやすさの改善があります。


さらに多くの変更点があります!

さらに加えて、2つのスケールパディングオプション、Coronaおよびその他のレンダラーのマテリアルノードとのインスタンスを保持する機能、セレクターオペレーターの変更、X軸オフセット、新しいランダム・ジェネレーターモード、エクスプレッションの改善など、多くの小さな改良によりRailCloneの操作がさらに使いやすくなりました。

メンテンス期間中の方は今すぐRailClone 4を利用できます!ユーザーパネルにアクセスし、[My Products]セクションを選択してください。メンテナンスの有効期限が切れた場合、更新を購入する事でペナルティ無しに最新のRailClone 4を利用できます!

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