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5.102019
FumeFX 5.0.3 for 3dsMax アップデート
Sitni Sati社は Autodesk 3ds Max 用の FumeFX 5.0.3 アップデートをリリース致しました。バグ修正に加えて、このアップデートには新しいFumeFX 4ソルバーオプション、tyFlowサポート、マルチビューに対応したGPUビューポート、3ds Max 2020サポート等が含まれています。FumeFX 5では、シミュレーションコア全体に多くの変更と改良が加えられており、旧FumeFXバージョンと比較した場合、どうしても全く異なるシミュレーション結果になっていました。新しいFumeFX 4ソルバーを使用するオプションで、ユーザーはFumeFX 4とまったく同様の結果を作成する事が可能です。
FumeFX 5 for 3ds MaxユーザーはSitni Satiのユーザーページより無償でアップデートをダウンロードいただけます。
FumeFX 5.0.3 は 3ds Max 2014~2020 をサポートしています。
また、FumeFX 5.0.3 は 3ds max 2018, 2019, 2020 で Arnold 5.0.2.1 をサポートしています。
新機能と修正点
新機能
- 3ds Max 2020 をサポート
GPU ビューポート
- マルチビュー(Multiview)オプションを追加
- FumeFX GPU ビューポートで Arnoldの照明を近似する機能を追加
- ビューポートでデフォルトのFireとSmokeの表示オプションが変更され、デフォルトで有効になりました。
- Playback From/Topパラメーターを変更してもビューポートが更新されない問題を修正
- キャッシュを変更してもビューポートが更新されない不具合を修正
- ビューポート更新のバグを修正しました。新しく作成したシーンでグリッドを作成してシミュレーションを実行した時、パースペクティブビューのポイント表示は、ビューポートが回転するまで機能しない不具合を修正
- FumeFX LightのピックダイアログからArnold Lightを選択した場合に3ds Maxがクラッシュする不具合を修正
シミュレーション
- FumeFX4のソルバを使用するオプションを追加
- パーティクルソースとしてtyFlowパーティクルを選択できるようにしました
- 補間コントローラとしてtyFlowのfloatおよびvectorパーティクルチャンネルをサポート
- トラックビューに FumeFX Windが表示されない問題を修正
- “conservative advection”と”サブステップ”を持つVDBファイルが正しくリタイミングしなかったバグを修正
- 3ds max 2019より前のバージョンで正常に利用できないMaxSctiptを修正
- Vorticity IIのデフォルト値を変更。Strength = 0.9 および Vortices Scale = 0.01 が新デフォルト値として設定されています。
- MaxScriptのGetPath()を改良し、拡張子も返すようにしました。
レンダリング
- * 2つ以上のFumeFXグリッドがシーンにある場合、Arnoldが不正停止する原因となっていたバグを修正しました。