Fume FX

[3ds Max] Fume FX 5.0 リリース

2018年3月20日 Sitni Sati社は、Autodesk 3dsMax用 フルイドダイナミクス(ガスシミュレーション)ソフトウェアの新バージョンである FumeFX 5.0 をリリース致しました。既存ユーザー様には有償アップグレードとなります。

過去12年間に渡ってFumeFXは世界中のメジャースタジオ制作パイプラインに不可欠なソフトウェアとして選択されています。 "ドクター・ストレンジ"、"マイティ・ソー"、ローランド・エメリッヒ監督の"2012"、"ヒューゴの不思議な発明"、"ゴーストライダー2"、"プリースト(2011)"、"スカイライン-征服"、"エンジェル ウォーズ"、"スパイダーマン3"、"ウルヴァリン:X-MEN ZERO"、"スーパーマンリターンズ"、"アイアンマン" などの数多くのブロックバスター映画で特殊効果を作り出すために使用されています。 5回目となる今回のアップグレードでは、ワークフローの改善、再設計されたシミュレーションコアの再構築、旧バージョンでは不可能だった完全に新しいエフェクトをアーティストが作成できるユニークな機能を提供しています。

※2018年3月中にFumeFX 4.0 を購入(アップグレード含む)いただいたユーザー様は FumeFX 5.0 に無償アップグレードいただけます。

FumeFX 5.0 新機能デモ

新しいワークフロー

  • 3ds Maxビューポート内に統合された FumeFX GPU アクセラレーションディスプレイを提供。3dsMaxのビューポート上で直接リアルタイムにボリュームシェーディングの表示、適切なジオメトリオクルージョン、インスタントシェーダのフィードバックを得る事ができます。(※FumeFX GPUビューポートは3ds Max 2016 以降のみサポートされます)
  • データプレビューが変更され、ユーザーはボクセルの表示サイズを選択できます。
  • 新しいFumeFXツールバーを提供。FumeFXグリッドやソースの作成、シミュレーション制御へのクイックなアクセスを提供します。

FumeFX 5.0 for 3ds Max GPUビューポート表示

シミュレーション

  • 新しい移流(advection)タイプにより、FumeFXでは900フレームを超えるアニメーションでも数値の損失を最小限に抑える流体フローを簡単に作成できます。
  • シミュレーションコアの再設計により、プロキシを使用する必要無しで ソルバを壊さず、不安定さも引き起こさず複雑なジオメトリを衝突オブジェクトに使用できます。
  • シミュレーションのサブステップやリタイミングスケールファクタに関係なく、スムーズなリタイミングが可能です。
  • シーンの設定にも依存しますが、FumeFXの最新バージョンはシミュレーションを最大20%高速化しています。
  • ウェーブレットタージュランスパス中にリタイムシミュレーションを実行する事ができます
  • Vorticity IIの最適化により、計算の高速化とメモリ必要量の低減が行われています。
  • シミュレーションのスケーリングを改良。異なるスペーシングのグリッドでも同様のシミュレーションが行われます。またFumeFX 5では、シミュレーションで使用されるCPUコアのスケーリングを改善しました。

FumeFX 5.0 900フレームも消失の無い advection

データ入出力

  • 新しい「不可逆」の.fxd圧縮をサポート。損失前提で大幅な圧縮比を達成できます。(fumefxのギガバイトクラスのキャッシュを大きく圧縮できます)またチャネルごとの圧縮品質設定と、同じキャッシュファイル内で可逆[ロスレス]チャネルと不可逆チャネルの混合が可能になりました。
  • 超高速なキャッシュの読み書きを実現する、最先端のマルチスレッド.fxd I/O を実装。
  • ユーザー定義の解像度でキャッシュを使用する事が可能となり、軽快なビューポートの操作やレンダリングの設定がより柔軟になりました。
  • キャッシュの保存中にグリッドを最小化する事ができます。これによりファイルのサイズが小さくなり、保存速度が速くなり、レンダリングが高速になります。
  • FumeFX 5では、Arnold、Redshift、Houdiniで読み込みが容易な形式でOpenVDBキャッシュを出力します。FumeFXを中心としてOpenVDBワークフローがより簡単になります。
  • その他細かな OpenVDB キャッシュの最適化と修正を含みます

レンダリング

  • グリッドレスの過流(Gridless Advection)では、キャッシュに出力された速度(Velocity)情報や3Dテクスチャを使用してディテールを作成できます。
  • Coronaレンダラーでのダイレクトレンダリングをサポート

ライセンシング

  • より購入しやすい "ワークステーション" ライセンス を新設 (これまで同梱されていたシミュレーションノードx2 が別売)
  • 新しくレンタルライセンスを新設。プロジェクトに応じて90日(3ヶ月)もしくは1年間の期間限定ライセンスを購入いただけます。より低価格で導入いただけます。