V-Ray for 3dsMax

V-Ray Next, 「OptiXデノイザー」機能の検証

ChaosGroupのBlogにて V-Ray Next.(V-Ray次期バージョン)に搭載予定の「OptiXデノイザー」機能の検証が公開されています。

以下が制限とまとめです

 現時点での制限:(おそらく将来的には解決されるでしょう)

  • OptiXデノイザーの出力画像はあくまで近似値に過ぎません。
  • OptiXデノイザーの出力画像はダイナミックレンジがクランプされます。(出力画像はハイダイナミックレンジを持ちません)
  • OptiXデノイザーはV-Rayプログレッシブレンダラーで使う場合、更新パス毎に適用されます。V-Rayのプログレッシブレンダリングは一定のパスで更新されます。シンプルなシーンではパスの更新に数ミリ秒かかり、複雑なシーンではパス更新に数分かかることがあります。 OptiX denoiserを使用すると各パスの後にノイズ除去結果が表示されます。
  • OptiXデノイザーは、より多くのノイズが存在するレンダリングの初期段階で非常に優れています。ノイズの少ない後の段階では、OptiXのノイズ除去はあまり効果的ではありません。
  • 現在OptiXデノイザーをアニメーションレンダリングに適用する事ができません。アニメーション用途では、クロスフレームでのノイズ除去機能を備えたV-Rayのネイティブ・デノイサーを使用することをお勧めします。
  • OptiXではBeautyパス(RGBパス)のみデノイズできます。V-Ray NextのV-Rayネイティブデノイザー機能は個々のレンダーエレメントをデノイズできます。
  • V-RayのCPUレンダラを使用する場合、OptiXデノイザーが動作させるにはアンチエイリアスフィルタをオフにする必要があります。
  • V-Rayのレンダリングはどのハードウェアでも可能ですが、OptiXデノイサーを動作させるにはNVIDIA GPUが必要です。
OptiXデノイザーの長所は 「非常に高速」 「ノイズが多い段階で非常に高い効果を見せる」 点にあります。 V-Rayのインタラクティブモードはシーンのプレビューを行うのに便利ですが、プログレッシブパストレースの性質上、初期段階では常にノイジーです。NVIDIAの新しいOptiXデノイザーとインタラクティブレンダリングを併用することで、リアルタイムでスマートなノイズ除去を行うことができ、レンダリングの初期段階ノイズのない滑らかなレンダリングでシーンの変化をより正確に把握できます。 最終レンダリングデータのデノイズは V_Ray ネイティブデノイザーを使用する事が推奨されます。